2023年に日本で起きた主な出来事は、政治、社会、経済など多岐にわたります。
2023年日本で起きた大きな出来事
政治・社会
- G7広島サミットの開催: 5月に主要7カ国(G7)首脳会議が広島で開催され、世界的な注目を集めました。ウクライナのゼレンスキー大統領が対面で参加し、大きな話題となりました。
- 新型コロナウイルスの5類移行: 5月に新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行し、社会経済活動が正常化に向かいました。
- 旧統一教会への解散命令請求: 文部科学省が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し、宗教法人法に基づく解散命令を東京地方裁判所に請求しました。
- ジャニーズ事務所の性加害問題: 故ジャニー喜多川氏による性加害問題が表面化し、同事務所は社名を「SMILE-UP.」に変更し、被害者への補償を開始すると発表しました。
- 自民党の裏金問題: 自民党の複数の派閥で、政治資金パーティーの収入の一部を裏金として議員側に還流させていた問題が発覚し、政治不信が高まりました。
- 闇バイト強盗事件: フィリピンを拠点とする「ルフィ」と名乗る人物らがSNSを通じて実行役を募集し、全国で連続強盗事件を引き起こしました。
経済
- 歴史的な円安と物価高: 2023年も円安が進行し、輸入物価の上昇が続き、国民生活に大きな影響を与えました。
- インバウンド需要の本格回復: 円安も相まって、外国人観光客が急増し、観光業が活気を取り戻しました。
- 記録的な猛暑: 全国的に記録的な猛暑となり、熱中症による搬送者が過去最多を記録するなど、社会問題となりました。
スポーツ・文化
- WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での優勝: 3月に開催されたWBCで、野球日本代表が14年ぶりに世界一に輝き、日本中が熱狂しました。
- 阪神タイガースの38年ぶり日本一: プロ野球で、阪神タイガースが38年ぶりに日本シリーズを制覇し、大きな話題となりました。
- 大谷翔平選手のドジャース移籍: MLBで活躍する大谷翔平選手が、史上最高額となる10年7億ドルでロサンゼルス・ドジャースへ移籍することを発表しました。
2023年 世界で起きた大きな出来事
2023年に世界で起きた主な出来事は、政治、紛争、環境、科学技術など多岐にわたります。
紛争・安全保障
- イスラエルとハマスの衝突: 10月7日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルへの大規模な攻撃を開始。これに対し、イスラエルは報復攻撃を行い、ガザ地区への地上侵攻も含む大規模な軍事作戦に発展しました。これにより、双方で多数の死傷者が出て、人道危機が深刻化しました。
- ロシアのウクライナ侵攻の長期化: 2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻は2023年も続き、激しい戦闘が繰り広げられました。停戦交渉の兆候は見られず、国際社会の分断が浮き彫りになりました。
自然災害
- トルコ・シリア大地震: 2月にトルコ南部とシリア北部を襲ったマグニチュード7.8の大地震により、5万人以上の死者が出る甚大な被害が発生しました。
- 記録的な猛暑と異常気象: 世界各地で記録的な猛暑や干ばつ、洪水などの異常気象が相次ぎました。欧州、アジア、北米などで熱波が発生し、山火事や健康被害が多発しました。
政治・経済
- G20サミットの開催: 9月にインドでG20サミットが開催され、アフリカ連合(AU)の正式加盟が認められました。
- AI(人工知能)技術の急速な発展: 「ChatGPT」のような生成AIが普及し、社会や産業に大きな影響を与え始めました。倫理的な問題や規制の必要性が議論されるようになりました。
- チャールズ国王の戴冠式: 5月にイギリスでチャールズ3世の国王戴冠式が行われ、70年ぶりの歴史的な行事として世界的な注目を集めました。
科学・宇宙
- インドの月面着陸成功: 8月、インドの無人探査機「チャンドラヤーン3号」が月の南極に着陸に成功。これにより、インドは旧ソ連、アメリカ、中国に次いで世界で4番目の月面着陸国となりました。
これらの出来事は、世界が直面する複雑な課題を反映しており、今後もその影響が続くと考えられます。
さいごに
2023年に起きた大きな出来事を、国内外に分けて簡単にまとめます。
国内
- 新型コロナの5類移行と社会活動の再開: 5月に新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられ、行動制限が緩和されました。これにより、多くのイベントや観光が再開し、社会経済が活気を取り戻しました。
- WBC優勝と阪神の日本一: スポーツ界では、野球日本代表がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶりの世界一に輝き、日本中が熱狂しました。また、プロ野球では阪神タイガースが38年ぶりの日本一に輝きました。
- ジャニーズ事務所の性加害問題: 故ジャニー喜多川氏による性加害問題が大きく報じられ、事務所の名称変更や被害者への補償など、社会的に大きな波紋を広げました。
- 記録的な猛暑: 全国的に記録的な猛暑となり、熱中症による救急搬送者が過去最多を記録するなど、気候変動の影響を強く感じさせる年でした。
海外
- イスラエルとハマスの衝突: 10月、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスがイスラエルを攻撃し、イスラエルの報復攻撃により大規模な軍事衝突に発展しました。
- ロシアのウクライナ侵攻の長期化: 2022年から続くロシアによるウクライナ侵攻は2023年も続き、国際社会の分断と人道危機が深刻化しました。
- AI技術の急速な発展: 「ChatGPT」のような生成AIが一般に普及し、社会や産業に大きな変化をもたらし始めました。
- トルコ・シリア大地震: 2月にトルコ南部とシリア北部を襲った大地震により、5万人以上の死者が出る甚大な被害が発生しました。
- インドの月面着陸成功: インドが月の南極に無人探査機を着陸させ、アメリカ、旧ソ連、中国に次ぐ4番目の月面着陸国となりました。
これらの出来事は、政治、社会、経済、自然環境など多岐にわたり、人々の生活や世界の情勢に大きな影響を与えた年でした。
コメント