キッチン用ハイターと洗濯用ハイターの違い

こんにちは！突然ですが、「ハイター」って聞くと、どんなハイターを思い浮かべますか？

名前が似ているから「同じものでしょ？」

と思われがちですが、実はこの2つ、似て非なるものなんです。

今回は、そんなキッチン用ハイターと洗濯用ハイターの違いを、ブログ風に詳しく解説していきますね！

まず、ハイターには大きく分けて2種類あります。

「キッチンハイター」は主に塩素系、「ワイドハイター」などの洗濯用ハイターは酸素系が多いのですが、実は衣類用の「ハイター」も塩素系なんです。

ややこしいですよね。でも、それぞれの特徴を理解すれば、もう迷うことはありません！

キッチンハイターは、その名の通りキッチン周りで使うことを想定して作られています。

キッチンハイターの主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」という塩素系の漂白成分です。

これは衣類用ハイターと同じなのですが、キッチンハイターにはさらに**「界面活性剤」という洗浄成分**がプラスされています。

これにより、漂白・除菌・消臭はもちろん、油汚れやぬめりといった軽い汚れも一緒に落とせるようになっているんです。

キッチンハイターは塩素のニオイが強く、色柄物の衣類に使うと色落ちしてしまうので、基本的にはキッチン用品や白無地のふきんなどに使いましょう。

また、酸性の洗剤と混ぜると有毒なガスが発生するので、「まぜるな危険」の表示を必ず確認してくださいね。

洗濯用ハイターは、大きく「塩素系」と「酸素系」に分けられます。

白いTシャツの黄ばみや黒ずみを真っ白にしたい！という時に頼りになるのが、塩素系の「ハイター」です。

キッチンハイターと主成分は同じ「次亜塩素酸ナトリウム」ですが、洗浄成分は入っていません。そのため、衣類に付いた汚れを落とすというよりも、色を抜いて白くしたり、菌を除菌したりする役割が強いです。

色柄物には使えないので注意が必要です。

最近の主流とも言えるのが、この酸素系ハイターです。「ワイドハイター」という商品名で知られていますね。

酸素系は塩素系に比べて漂白力が穏やかで、衣類の色柄を傷めにくいのが特徴です。

主成分は「過酸化水素（液体）」や「過炭酸ナトリウム（粉末）」で、塩素のツンとしたニオイもありません。

ただし、漂白力は塩素系に劣るため、ひどい黄ばみや黒ずみには効果が薄い場合もあります。

その場合は、ぬるま湯でつけ置きしたり、洗剤と一緒に使ったりすることで効果が高まります。