わ〜!青い空に浮かぶ雲、あのふわふわした見た目からは想像もつかない、驚きの事実があるんですよ!
今日は「空に浮かぶ雲の重量」について、ブログ風に詳しく解説していきますね!
衝撃の事実!雲は「見た目よりずっと重い」
雲って、まるで綿菓子や真綿のように軽そうで、風にゆらゆら揺れてるイメージですよね。
でも実は、雲は想像を絶する重さを持っています!
雲の正体は、空気中に浮かぶ非常に小さな水滴(または氷の粒)が大量に集まったもの。この一つ一つはとても軽いのですが、その数が半端じゃないんです。
身近な「積雲」(綿雲)の重さ
私たちがよく目にする、もくもくと晴れた日に浮かぶ積雲(いわゆる綿雲)を例にとってみましょう。
- 積雲1つの平均的な大きさは、だいたい1辺が1キロメートルくらいの立方体だと考えられています。
- この雲1k$\text{m}^3$あたりに含まれる水の量は、種類にもよりますが約250トン〜500トンにもなると推定されています!
500トンと言ったら、ジャンボジェット機が満載で離陸する重さに匹敵したり、象(ゾウ)約100頭分の重さにもなるんですよ!信じられますか?
巨大な「積乱雲」(入道雲)の重さはケタ違い!
さらにスケールが大きいのが、夏の夕立や雷をもたらす積乱雲(入道雲)です。
積乱雲は底辺が5キロ四方、高さが10キロメートルを超えることもあります。
このような巨大な積乱雲になると、含まれる水の総量は数十万トン、約80万トンにも達することがあるそうです!これはもう、小さなタンカーくらいの重さです。
☁️ なぜ、そんなに重いのに落ちてこないの?
「そんなに重いなら、どうして地上に落ちてこないの?」って疑問に思いますよね。その秘密は「水滴のサイズ」と「上昇気流」にあります。
1. 水滴が小さすぎる!
雲を構成する水滴は、とても小さく、直径は約10マイクロメートル(1メートルの10万分の1)程度しかありません。
この小さな水滴は、空気抵抗を強く受け、ゆっくりとしか落下しません(落下速度は毎秒数センチメートル程度)。この速度では、空気中にほとんど浮かんでいるのと同じ状態なんです。
2. 温かい「上昇気流」に乗って漂う
雲は、地表付近の温められた空気が上昇する「上昇気流」に乗って形成され、維持されています。
上昇気流の力は、小さな水滴が落ちようとするわずかな力を上回るため、水滴は上空にとどまり続けることができるのです。
まとめ
私たちが空を見上げて「ふわふわ」と感じる雲は、実は数百トンから数十万トンという驚異的な重さを持つ水の塊でした。
- 平均的な積雲(綿雲): 約500トン(象100頭分!)
- 巨大な積乱雲(入道雲): 数十万トン
次に空を見上げたときは、あの見えない重さを想像してみると、ちょっとロマンチックで面白いかもしれませんね!
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