戦後日本に存在した政党は非常に多岐にわたります。
ここでは主要な政党や、歴史的に重要な役割を果たした政党、現在活動している主な政党を挙げてみました。
戦後日本に存在した政党

主要政党
(歴史的に重要な役割を果たしたもの、現在も主要なもの)
- 自由民主党 (自民党)
- 1955年の保守合同により成立。戦後日本の政治を長らく主導してきた政党です。
- 日本社会党(社会民主党)
- 戦後直後に結成された社会主義政党。一時は最大の野党として存在感を示しましたが、分裂や支持層の変化により勢力を縮小し、現在は社会民主党として活動しています。
- 日本共産党
- 戦前から存在する政党で、戦後も一貫して活動を続けています。
- 公明党
- 創価学会を支持母体として結成され、現在は自民党との連立政権を組んでいます。
- 民主党(民進党、立憲民主党、国民民主党など)
- 1990年代後半に複数の政党が合流して結成され、一時は政権を担いました。その後、分裂・再編を繰り返し、現在は主に立憲民主党と国民民主党が主要な流れを汲んでいます。
- 日本維新の会
- 2012年に結成された地域政党「大阪維新の会」を前身とする政党で、国政で一定の勢力を持っています。
過去に存在した主な政党
- 日本自由党
- 戦後初期の保守政党。後の自由党につながります。
- 日本進歩党
- 戦後初期の保守政党。後の民主党(保守系)につながります。
- 民主自由党
- 自由党の流れを汲む保守政党。
- 民主党(保守系)
- 進歩党の流れを汲む保守政党。1955年の保守合同で自由党と合流し、自由民主党となります。
- 民主社会党(民社党)
- 日本社会党から分裂して結成された中道左派政党。
- 新自由クラブ
- 自民党から分裂して結成された保守政党。
- 日本新党
- 1992年に結成され、非自民・非共産連立政権の一角を担いました。
- 新生党
- 自民党を離党した勢力により結成された政党で、非自民連立政権に貢献しました。
- 新党さきがけ
- 自民党を離党した勢力により結成された中道政党。
- 新進党
- 非自民勢力が結集して結成された一大野党。
- 自由党(小沢一郎氏が率いたもの)
- 新進党の解体後に小沢一郎氏らが結成。
現在活動しているその他の政党

- れいわ新選組
- 参政党
- 社会民主党 (上記日本社会党の流れを汲む)
- 日本保守党
- みんなでつくる党 (旧・政治家女子48党)
さいごに
上記はあくまで主要なもの、あるいは特に言及されることの多い政党の例です。
戦後日本には、その時々の政治状況に応じて、様々な目的やイデオロギーを持つ多数の小政党が誕生し、消滅していきました。
詳細なリストは、国立国会図書館や各政党の公式サイト、政治学関連の文献などで確認することができます。
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