筋トレを継続できない人は多いですが、その理由はさまざまです。
ここでは、多くの人が挫折してしまう主な理由と、それに対する対策を紹介します。
筋トレが長く続かない人が多い理由
1. 目標設定が曖昧
「痩せたい」「筋肉をつけたい」といった漠然とした目標では、モチベーションを保つのが難しいです。
- 対策: 具体的で達成可能な目標を立てましょう。たとえば、「1ヶ月で体重を1kg減らす」「週2回ジムに通う」のように、数字や頻度を明確にすると良いでしょう。小さな目標をクリアしていくことで、達成感を得やすくなります。
2. 効果をすぐに求めすぎる
筋トレの効果はすぐには現れません。数週間から数ヶ月かかるのが一般的です。
にもかかわらず、すぐに結果が出ないと「意味がない」と感じてやめてしまう人がいます。
- 対策: 長期的な視点を持ちましょう。週ごとの体重や体脂肪率の変化だけでなく、以前より重いダンベルが持ち上がった、疲れにくくなった、といった小さな変化にも注目してみてください。
3. 完璧主義に陥る
「毎日やらなければ意味がない」「決められたメニューをすべてこなせないとダメだ」など、完璧を求めすぎると、少しでも計画が崩れたときにやる気を失いがちです。
- 対策: 完璧を目指さず、**「できなくてもOK」という気持ちで取り組みましょう。たとえば、「週3回」と決めても、用事があって1回しか行けなかった週があっても大丈夫です。重要なのは、「やめること」ではなく、「続けること」**です。
4. 無理なトレーニングをしてしまう
自分のレベルを超えたハードなトレーニングは、怪我のリスクを高めるだけでなく、肉体的・精神的な疲労につながります。
- 対策: 初心者の方は、まずは正しいフォームを身につけることから始めましょう。無理のない重さや回数で、少しずつ負荷を上げていくことが大切です。パーソナルトレーナーに相談するのも良い方法です。
5. 習慣化できていない
筋トレを「特別なこと」と考えてしまうと、続けるのが難しくなります。
- 対策: 歯磨きや入浴のように、筋トレを日常生活の一部に組み込みましょう。「仕事から帰ったらすぐに着替えてジムに行く」「朝起きたらスクワットを10回する」など、決まった時間やタイミングで行うようにすると、習慣化しやすくなります。
筋トレは、すぐに結果が出るものではありませんが、継続することで必ず体は変わります。
今回ご紹介したポイントを参考に、無理のない範囲で、少しずつ取り組んでみてください。
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