「ゲイ」と「バイ」のお話

こんにちは！いきなりですがゲイとバイセクシュアルについて、分かりやすくお話ししますね。

世の中には、たくさんの個性や多様な人がいますよね。

性別や恋愛についても、人それぞれにいろんな形があります。

今回は、LGBTQ+の中でも、特に「ゲイ」と「バイセクシュアル」という2つの呼び名について、少し掘り下げてみたいと思います。

「なんか聞いたことはあるけど、どう違うの？」って思っている人もいるかもしれません？

一緒に見ていきましょう。

「ゲイ」は、男性として、男性に恋愛感情や性的関心を抱く人を指す言葉です。

「男性が男性を好きになること」 と考えると、一番分かりやすいかもしれません。
LGBTQ+の「G」にあたります。
もともと「ゲイ」という言葉には、「陽気な」「快活な」といった意味がありましたが、1960年代頃から、同性愛者の男性が自分たちのアイデンティティを表現するために使われるようになり、今ではこの意味で広く使われています。
よく混同されがちな「ホモ」という言葉もありますが、これは差別的なニュアンスを含むことがあるため、最近ではあまり使われず、当事者の間でも「ゲイ」という言葉が一般的に使われています。

「バイセクシュアル」は、男性と女性の両方に恋愛感情や性的関心を抱く人を指す言葉です。

「両性愛者」 とも訳されます。
LGBTQ+の「B」にあたります。
「バイ」は「2つ」を意味する接頭語で、その言葉の通り、2つの性別に惹かれることを示しています。
ただ、必ずしも男性と女性に同じ割合で惹かれるわけではありません。ある時期は男性に惹かれることが多かったり、また別の時期は女性に惹かれることが多かったり、そのバランスは人それぞれ、揺れ動くこともあります。

一番大きな違いは、**「恋愛対象が同性だけか、それとも両性か」**という点です。

この違いを理解することが、それぞれのセクシュアリティを尊重する上でとても大切です。

その人のアイデンティティを尊重しよう
「バイセクシュアルって、どっちか決められないってこと？」なんていう誤解や偏見を持つ人がいるかもしれません。でも、それは違います。どちらにも惹かれることが、その人の自然なあり方なんです。
「パンセクシュアル」という言葉も

最近では、「バイセクシュアル」と似た言葉で、「パンセクシュアル（Pansexual）」という言葉もよく聞くようになりました。
「パン」は「すべて」を意味します。これは、性別を問わず、すべての人に恋愛感情や性的関心を抱く人を指します。「男性」「女性」という枠組みにとらわれず、相手の内面や個性そのものに惹かれるというニュアンスが強い言葉です。

いかがでしたか？

「ゲイ」や「バイセクシュアル」という言葉は、その人がどんな人を好きになるかを表す大切な呼び名です。

これらの言葉を知ることで、多様な人々の存在を理解し、お互いを尊重するきっかけになれば嬉しいです。

ゲイとバイセクシュアルについてお話ししましたが、女性版は？

レズビアンについて、同じようにブログ風に解説しますね。

性別やセクシュアリティには、本当にさまざまな形があります。

前回は男性のセクシュアリティについて触れましたが、「女性が女性を好きになる」というセクシュアリティ、レズビアンについて掘り下げてみましょう。

「ゲイとどう違うの？」と思う方もいるかもしれませんね。レズビアンもLGBTQ+の大切な一部です。

レズビアンは、女性として、女性に恋愛感情や性的関心を抱く人を指す言葉です。

簡単に言うと、「女性が女性を好きになること」です。
LGBTQ+の「L」にあたります。
この言葉の語源は、古代ギリシャの詩人サッフォーが住んでいた「レスボス島」に由来しています。サッフォーは女性への愛を歌った詩を多く残しており、そこから同性愛者の女性を指す言葉として広まりました。

ゲイが男性の同性愛者であるのに対し、レズビアンは女性の同性愛者です。

どちらも「同性を好きになる」という点は共通していますが、性別が異なります。
一般的に、男性の同性愛を指す場合は「ゲイ」、女性の同性愛を指す場合は「レズビアン」と使い分けられています。ただし、最近では同性愛者全体を指す言葉として「ゲイ」が使われることもありますが、特に女性に限定して話す場合は「レズビアン」が一般的です。