日々のストレスで心が疲れてしまったら、まず休息・睡眠をとることが大切です。
さらに、食事からビタミンB群・ビタミンC・カルシウムなどの栄養素を上手にとれば、体の中からストレスに立ち向かうサポートをしてくれます。
そこで、今回はストレス対策に有効と言われる料理をご紹介します。
手軽に出来る料理なので、心が疲れた時などに召し上がってみて下さい。
ストレス対策におすすめの料理
ストレス対策におすすめの料理1.豚肉の冷しゃぶサラダ
豚肉に豊富に含まれるビタミンB1には、神経のはたらきを正常にする効果があります。
サラダに加える野菜は、ビタミンCたっぷりのブロッコリーやキャベツがおすすめです。
ビタミンCは、抗ストレスホルモンの材料となり、ストレスへの耐性を高めてくれると言われています。
ストレス対策におすすめの料理2.マグロと納豆のとろろ和え
ストレスにさらされると、抗ストレスホルモンの分泌量が増えます。
すると、体内のタンパク質の分解が促進されてしまうので、良質のタンパク質を補う必要があるんです。
中でもマグロ・納豆はタンパク源として優秀な食品で、トリプトファンという必須アミノ酸が豊富な食品。
このトリプトファンは、神経伝達物質「セロトニン」の生成に欠かせない存在で、心を穏やかにするはたらきがあるんですよ。
ストレス対策におすすめの料理3.小魚とひじきの煮物
小魚や干しエビなどには、神経の興奮を抑える作用があるカルシウムがたっぷり含まれています。
だからといって、カルシウムをたくさん摂取しても、イライラ抑制効果が得られるというわけではありません。
残念ながら。
実は、体内のカルシウムは、不足時には骨に蓄えた分から補ったり、十分なときは骨に貯蔵したりと調整されています。
つまり、常に丁度よいバランスになるようコントロールされているんです。
しかし、慢性的にカルシウムが不足すると、蓄えも尽きてしまいますので、カルシウムの貯金が無くならないよう、普段からしっかりカルシウムをとるのが大切なんです。
小魚とマグネシウムが豊富なひじきを組み合わせることで、カルシウムの吸収率がアップさせますのでお勧めなんです。
ストレス対策におすすめの料理4.緑黄色野菜のチーズグリル
かぼちゃ・パプリカ・にんじんなどの緑黄色野菜に、オリーブオイル・チーズをかけてグリルするメニューです。
ストレスにさらされると、通常より多く発生してしまうのが活性酸素。
活性酸素は、体に対していろいろと悪さをします。
この活性酸素を除去するためには、ビタミンA(β‐カロテン)・ビタミンC・ビタミンEなどの「抗酸化ビタミン」を積極的にとることが必要なんです。
そこでビタミンA(β‐カロテン)やビタミンCなどが豊富な緑黄色野菜と、ビタミンEを多く含むオリーブオイルを組み合わせれば「抗酸化ビタミン」をしっかり補給できますよ。
さらに、チーズからは、興奮や不快感を鎮めるトリプトファンも補えちゃうんです。
ストレス対策におすすめの料理5.フルーツボウル
いちご・キウイなどのビタミンCが豊富な果物・ナッツ類・アサイー・ヨーグルトを合わせ、メープルシロップをかけたデザートもお勧め。
フルーツからは、ストレス時に消耗しがちなビタミンC、ナッツ類からは、自律神経を調整するビタミンE、アサイーからは、ビタミンB群・ビタミンE・カルシウム・マグネシウムなどストレス対策に有効な栄養素をとることができます。
またヨーグルトのような発酵食品には、腸内環境を整える効果があり、ストレスによる腹痛や下痢を防ぐ助けになります。
さらに、メープルシロップは、カロリー低めでミネラルがたっぷりなのでイライラして、無性に甘いものが食べたいときに使うのもいいかも。
最後に
ストレスがたまると、体の中の栄養素が消費されて体調を崩しがちです。
適度なストレスは、必要とも言われてもいますが溜め過ぎはNGです。
ストレスが多い現代社会、適度に休息も設けるようにして、がんばり過ぎに注意してくださいね。
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