もはや添加物の味!本来の味でなくなった出汁(だし) | 人は食べた物で創られる

もはや添加物の味!本来の味でなくなった出汁(だし)

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「だし」という言葉は、日本人なら誰でも知っている言葉ですが、あらためて「だしって何?」と聞かれたら、どう答えますか?

知らない人に分かりやすく答えるのって、結構むずかしいと思いませんでしたか?

『出汁の意味』を調べてみると、

だしとは、煮出し汁(にだしじる)の略で、だし汁とも呼ぶ。

動植物食品のうま味成分を水に溶出させたもので、塩、みそ、しょうゆ、酢、みりん、砂糖などの調味料と合わせ用いて、料理の味を向上させる役割をもつ。

また、すでに調味料を加えたそばのつけ汁やなべ料理の割下(わりした)をこの名で呼ぶこともある。

と書かれていました。

ようするに、食材のうま味が溶けたお湯を「だし」と呼ぶわけです。

しかし残念な事に市販されている多くのだしの素には、食材のうま味ではなく、添加物で創られたうま味なんです。

それだけでなく、長く摂取を続けることによって健康が侵される心配も指摘されています。

そこで市販のだしの避けたい原材料、添加物とその理由についてとおすすめの無添加だしとその魅力、無添加だしの販売店をご紹介します。

だしの素に含まれている避けたい添加物

それではまず市販のだしの避けたい添加物、原材料とその理由についてです。

スーパーなどの市販で販売されているだしには、

  • 調味料(アミノ酸等)
  • たん白加水分解物
  • 酵母エキスなどの人工的な旨味成分
  • 食塩
  • 砂糖

などの調味料が使われているものも多くあります。 

これらの添加物原材料を避けたい理由は、こちらの以下の通りです。

調味料(アミノ酸等)、たん白加水分解物、酵母エキスはうまみ成分として使用されていますが、味覚や神経への影響があり、アルツハイマー病などの神経系の疾患や高血圧やがんなどの生活習慣病のリスクを高める可能性があると言われています。

また、たん白加水分解物と酵母エキスは製造時に塩酸を使用することが多く、その点も指摘されています。

ちなみにこのたん白加水分解物と酵母エキスは添加物ではなく、食品に分類されているため使用されていても無添加として販売されていることが多いので注意が必要です。

また 食塩や砂糖などの調味料については、そもそものだしの役割は塩分などをできるだけ抑えつつ料理の旨味を引き出すことだと個人的には考えています。

そのためできるだけこれらの添加物、原材料が使用されていない無添加のだしが望ましいと思いませんか。

安心して使えるだしの素

そこで今回は原材料への配慮が非常に素晴らしいおすすめの無添加だしとして、大田記念病院が考えただしパックをご紹介いたします。

大田記念病院が考えただしパック

こちらの製品は、原材料にとても配慮がされています。

それでは大田記念病院が考えただしパックの三つの魅力をご紹介します。

一つ目は、完全無添加という点です。

食品表示錠の添加物である調味料(アミノ酸等)を使用していないのはもちろんのこと、旨味成分であるたん白加水分解物と酵母エキスも使用していません。

また食塩や砂糖なども使用していないため完全無添加の出汁といえます。

二つ目は、すべて国産原料という点です。

国産外国産の表示がない、また国産だとしても具体的な産地の表示がないという製品も多くある中で、全ての原材料の産地をしっかりと表示しています。

原材料へのこだわりを強く感じられるとともに、透明性の高さから安心して使用することができます。 

ちなみに大田記念病院が考えた出汁パックを提供しているメーカーであるカネソ22は、創業から105年と非常に歴史のある会社なので、原材料へのこだわりが強いのかなと個人的ですが感じています。 

ぜひこれからも伝統的な素材本来の旨みを生かした製品を提供してほしいなと期待しています。

三つ目は、塩分を控えることができるという点です。

原材料の鰹節やイワシの煮干し昆布などのだしの旨味がしっかりと効いているため、塩や醤油の使用量を抑えることができます。

また減塩に取り組んでいる大田記念病院の管理栄養士が配合比率を導き出しており、健康志向の人はもちろんのことを病気療養中の人でも安心して使うことができます。

以上の三つがおすすめの無添加だし大田記念病院が考えただしパックの魅力です。

なんと、だしを活用したレシピも公開されています。

このレシピは同じく大田記念病院の管理栄養士が考案しており、美味しい&ヘルシーをコンセプトにしているものです。

気になった方はホームページぜひ覗いてみてください。

ちなみに味についてですが、優しい味の中にも旨味がしっかりとありとても美味しいと思います。

まただしの旨味が効いているので、塩や醤油などの調味料の使用量を抑えられるのも大きな魅力です。

それでは販売店をご紹介します。

スーパーなどの市販ではライフ、コープ、オオゼキなどで販売しています。

是非ライフやコープが近くにある方は、大田記念病院が考えただしパックを探してみてはいかがでしょうか。

ちなみに通販では Amazon や楽天市場などで購入することができます。

近場のお店で買える無添加だし

続いて市販で買える無添加だしを簡単にご紹介します。

比較的購入しやすい以下の製品です。

1・イオントップバリュの天然だしパック

2・カネ七の天然だしの素パック

3・無印良品の国産素材で作っただしパック

4・千代の一番の無添加合わせだし

以上の四つです。

これらは大田記念病院が考えただしパックと同じで、市販で買える無添加だしなので思い出したら探してみて下さい。

最後に

だしは、料理の味を決めるだけでなく健康にも影響を与える可能性があります。

美味しく、安心できるものをご家庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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