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水道水 vs. 井戸水!あなたの生活に合うのはどっち?【水源の違いを徹底解説】
私たちが普段何気なく使っている水道水。
実はその水がどこから来て、どんな処理を経て蛇口に届いているかご存知ですか?
今回は、日本の多くの地域で使われている「浄水場を経由する水道水」と、個人や一部の施設で使われる「井戸水を水源とする水道水(または井戸水)」の違いについて、詳しく掘り下げてみましょう!
1. 🏞️ 水源と処理方法の大きな違い
まず、二つの水の**「生まれ」と「育ち」**が大きく異なります。
1-1. 浄水場を経由する水道水 (表流水・地下水など)
日本の水道の主流です。
- 水源: 主に河川、湖、ダムに貯められた雨水(表流水)。一部、深い位置の地下水も水源となります。
- 処理:
- 河川水などが取水された後、浄水場に送られます。
- 特徴:
- 安全性: 水道法に基づき、厳しい水質基準と管理体制のもと、確実に安全性が保証されています。
- 供給: 安定した供給システムが構築されており、蛇口をひねればいつでも使えます。
- 風味: 消毒のために加えられる塩素(カルキ)の匂いが気になることがあります。
1-2. 井戸水を水源とする水道水 (地下水)
主に地下水をくみ上げて利用するケースです。
個人の井戸(自家用水道)とは異なり、自治体が水源として地下水を使い、水道として供給している場合を指します。
- 水源: 地下深くにある地下水(井戸水)。
- 処理:
- 地下水は、地中の砂や岩盤の層を長い年月をかけて通るため、自然の力で既にろ過されていることが多いです。
- このため、浄水場を経由する表流水に比べると、大掛かりな沈殿・ろ過の工程は不要な場合が多く、多くは消毒のための塩素処理のみで供給されます。(ただし、水質によっては特別な処理が追加されることもあります)。
- 特徴:
- 安全性: こちらも水道法に基づき、厳しく水質が管理されています。
- 風味: 地下水は地表の影響を受けにくく、水温が年間を通じて安定しています(夏は冷たく、冬は温かいと感じやすい)。また、自然ろ過されているため、比較的ミネラル分が豊富で、カルキ臭も表流水より少ない傾向があり、「おいしい水」として知られることが多いです。
2. 💡 メリット・デメリット比較表
| 特徴 | 浄水場を経由する水道水 (表流水主) | 井戸水を水源とする水道水 (地下水主) |
| 主な水源 | 河川、湖、ダム水、一部地下水 | 地下水 (井戸水) |
| 水の処理 | 沈殿、ろ過、塩素消毒など大掛かり | 塩素消毒が主(自然ろ過されているため) |
| 水温 | 季節や外気の影響を受け変化しやすい | 年間を通じて比較的安定している |
| 安全性 | 厳しい水道法で徹底管理されている | 厳しい水道法で徹底管理されている |
| 風味 | 塩素臭(カルキ臭)が出やすい | カルキ臭が少なく、おいしいと感じやすい |
| 災害時 | 断水リスクがある(水道管の破損など) | 断水リスクが低いとされる(地震に強い) |
3. ⚖️ まとめ:あなたの地域の水は?
どちらの水道水も、自治体によって安全が保証された飲用水であることに変わりはありません。
- 浄水場を経由する水道水は、安定供給と確実な衛生管理が最大のメリットです。
- 井戸水を水源とする水道水は、その風味の良さや水温の安定性、そして災害時の強さが魅力です。
あなたが住んでいる地域の水道水の水源がどちらなのか調べてみるのも面白いかもしれませんね!
水源を知ることで、毎日の水のありがたみをより深く感じられるかも知れませんね。


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