しばらく体重計に乗ってないと体重計に乗るのが怖くないですか?
けど体重計に乗るだけで、ダイエットできたらうれしくないですか。
近年、愛知県蒲郡市が行った「体重測定100日チャレンジ 目指せ1万人!」という取り組みが行われ、その結果体重測定することにダイエット効果が認められたんです。
ついつい逃げてしまう体重測定ですが、そのメリットについてのお話です。
毎日体重測定だけでダイエット効果・体重測定のメリット2選
なぜ愛知県蒲郡市は、「体重測定100日チャレンジ 目指せ1万人!」を行ったのか?
それは平成23年の特定検診で、メタボリックシンドローム該当者が同県内で最多となったのが始まりです。
そこで、蒲郡市が肥満防止策として取り組んだのが「体重測定100日チャレンジ 目指せ1万人!」という試みを発案。
方法は、Web上で100日間体重を記録し体重の変化を観察するというものでした。
終了後、参加者の体重の変化を分析したところ痩せ・肥満傾向にある参加者のBMI(肥満度をあらわす指標)が正常に近づいたことが分かりました。
また、参加者の健康への意識も変化し今後も計測を続けたいと考える人が、参加者全体の約90%以上もいたそうです。
毎日の体重測定が、どのようなメリットとして、
1.思い込み、願望のウェイトオーバーを防ぐ
毎日体重を量らないと、体重の変化を感じにくくなります。
太ったかな?
と感じたときには、大幅にウェイトオーバーなんてこともよくある話です。
もう一つ加えたい習慣が、鏡を使ったボディチェック。
全身が映る鏡に裸を映して体型の変化を見つめると、ダイエットへの意識が高まりやすくなるそうです。
これって、ボディービルダーや女優さんたちも日常的にしていることなんです。
試してみませんか?
2.太るNG習慣と痩せるコツが身につく
生理など、バイオリズムの影響も見逃せませんが、前日の行動によって体重が変化することをチェックできるようになるので自分のNG行動が理解できます。
例えば、前日に食べ過ぎたり、遅い時間に夕食を食べたりすると翌日の体重が増えやすくなるとか。
また、お酒を楽しんだ後の締めのラーメンなど、ついやりがちな行動が翌日の体重に影響しやすいことが理解でき避けることができます。
反対に十分に運動をしたり、夕食を少なめにしたりすれば翌日の体重が減りやすくなり、ダイエットへのモチベーションにもつながります。
実は体重測定するということは、きちんと体の健康管理をしてることにもなるんです。
ダイエットにつながる体重測定のポイント2つ
1.毎日同じタイミングで測定
体重の観察に必要なポイントは、毎日同じタイミングで測定をすることが大切です。
当然のことですが体重は食事や水分を摂れば増加し、汗や排泄によって減少するため1日のうちで0.5㎏~2.0kgぐらい変化しているんですよ。
ですから毎日バラバラの時間帯に測定していては、体重の変化が分かりづらくなってしまいます。
出来れば測定時間は、起床してトイレを済ませた後がお勧めです。
朝に測定すると、その日1日の食事のとり方を考える助けにつながります。
2.同じ服装で測定する
夏と冬の場合など、着ている服装で体重が大きく変わってしまいうこともあります。
なので、体重測定の際の服装はなるべく同じにしましょう。
冬場は難しいですが、裸で測定すると一番誤差がありません。
最後に
体重測定で増減の傾向はつかめます。
さらに食事の記録を行うとさらに効果UP。
何となく食事をしていると気づきにくい「食べ過ぎ」や「食事の偏り」が見え、食事のバランスを考えるようになるからです。
最近では、食事の写真を撮るだけでカロリーや栄養素の過不足を判定してくれる機能があるアプリもあるので、忙しい人も続けやすいと思います。
継続は力なり!
一日でも長く続けることが一番大切ですね。
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