大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち

健康維持

今回は前回のブログの続きとして、アメリカのミシガン大学が発表した健康寿命を縮める食材をテーマにお話をしてきたいと思います。

現在日本人の平均寿命は女性は87歳、男性は81歳くらいになっておりとても長生きできる時代になってきています。

その一方で日本人の健康寿命に関しては女性は75歳、男性は72歳ぐらいで止まっており長生きできる傾向がある割には、健康に過ごせる時間はそこまで伸びていないんです。

日本人の平均寿命と健康寿命との間には、大体10年ほどの差が出てしまっていることが分かっています。

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大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち

そして健康寿命に悪影響を及ぼす要因の一つに、不健康な食事があります。

最近では食生活の多様性によって、健康志向の高い人とそうでない人の健康寿命の差が激しくなってきていると指摘されていたりもするんです。

前回のブログでは、ミシガン大学が算出した健康寿命を延ばす食事について紹介をしました。

前回と今回にわたって取り上げているミシガン大学発表の論文では、それぞれの食材や料理などが健康寿命にとってプラスになるかマイナスになるかを一食あたりの分単位で分かりやすくしています。

そこで今回のブログでは前回の続きとして、健康寿命を縮めると算出されている食事について紹介していきたいと思います。

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち1・ホットドッグ

健康寿命を縮める食事その1は、こちらホットドックです。

このホットドッグは一食あたり健康寿命を36.11分を縮めるということが算出されています。

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち2・ソーセージ

そして健康寿命を縮める食事その2は、こちらソーセージです。

ソーセージ一食あたり22.15分健康寿命を縮めてしまう算出になります。

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち3・ハム

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち4・ベーコン

健康寿命を縮める食事その3は、こちらハムで一食あたり28.52分そして健康寿命を縮める食事その4は、こちらベーコンで一食あたり6.44分というように算出されています。

以上の位置から4つの共通する点は、お分かりの方も多いと思いますがそれは加工肉という点なんです。

なんで加工肉が悪いかと言われている理由として、問題点は食品添加物が多く含まれていることと、塩分や脂質が余分で添加されていることにあります。

加工肉の場合、肉を加工する過程で多くの食品添加物が使用されています。

中でも特に怖い食品添加物は、亜硝酸ナトリウムです。

この亜硝酸ナトリウムは、動物の肉に含まれているアミンと結びつくことで、ニトロソアミンという発がん物質に変化します。

このニトロソアミンは摂取し続けることで、少しずつ癌のリスクが上がっていくので注意が必要なんです。

手軽に食べられて美味しく保存も効く加工肉ですが、実際に加工肉をよく食べる人は、大腸がんのリスクが高くなるということが指摘されていますので、加工肉は控えめにしてもらった方が良いかもしれません。 

また加工肉の場合、加工されていない肉と比べて塩分や脂肪分が多く追加添付されています。

この点に関しても高脂血症や高血圧そして、動脈硬化のリスクになってしまいますので加工肉には注意が必要なんです。

確かに、加工肉を食べたからと言って、すぐに癌になったり体を壊したりする訳ではないのですが今回の論文のように少しづつ健康寿命を削ってしまっているです。

食べるなではなく、必要以上に食べない工夫が必要なんだと思います。

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち5・コーラ

寿命を縮める食事その5は、こちらコーラです。

このコーラは1本あたり健康寿命を12.48分縮めるということが算出されています。

コーラをはじめとした炭酸飲料には、砂糖や人工甘味料が多量に含まれるので肥満や心臓疾患の原因になることが指摘されています。

実は炭酸飲料を日常的に飲んでいる人は、なんと喫煙者と同じくらい老化が進んでしまうということも報告されているんです。

もしかしたらドリンクが好きな方の中には、少し健康を意識してゼロカロリーのコーラなどをあえて選んで飲んでいるかもしれませんが、ゼロだからいいというわけではありませんので注意が必要です。

過去のブログでも紹介しましたが健康を意識しているつもりが、むしろゼロカロリーであったりダイエット飲料だったりするほど人工甘味料が多く含まれているので、余計に肥満や糖尿病に繋がりやすくなってしまうケースが多いので、コーラをはじめとしたドリンク特に炭酸飲料については控えめにしてもらった方がいいと思います。

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち6・ピザ

健康寿命を縮める食事その6は、こちらピザです。

ピザは一食あたり健康寿命を、7.81分縮めるということが算出されています。

一概に全てのピザが悪いというわけではないですが、この論文においてはピザはマイナス食材というように算出されています。

ピザが健康に悪いとするのであれば、その原因はピザにトッピングされているサラミやベーコンなどの加工肉であったり、小麦粉の摂りすぎによるものかと思われます。

毎日のようにピザを食べる人は、多くないと思いますがピザの食べ過ぎは気をつけておいた方が良いと思われます。

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち7・ハンバーグ

健康寿命を縮める食事その7は、こちらハンバーグです。

このハンバーグは一食あたり、健康寿命を7.79分縮めるということが算出されています。

ハンバーグに使用されているひき肉には、脂が多く含まれています。

ちなみにスーパーで安く売られているひき肉の場合には、かさを増すために後から油を添加されていることもあるので注意が必要なんです。

この添加されている油は飽和脂肪酸なので、摂りすぎることで高脂血症や動脈硬化につながりやすいのでとりすぎないように気をつける必要があるかと思います。

大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち8・チーズバーガー

健康寿命を縮める食事その8は、こちらチーズバーガーです。

このチーズバーガーは、一食あたり健康寿命を6.26分縮めるということが算出されています。

チーズバーガーがあまり健康に良くない理由は、脂肪分が多すぎる点にあります。

ただでさえ使われているひき肉には脂肪分が多いのですが、チーズバーガーの場合それに加えてチーズにも実は多くの脂肪分が使われているので、脂肪の摂りすぎになってしまうんです。

ただのバーガーよりもチーズが入っている方が健康的にいいイメージがありますが、かえって脂肪の摂りすぎになってしまうんです。

健康寿命を縮めるその他の食事については、チャーハンやラーメンも入っていました。

最後に

今回紹介した健康寿命を縮める食事については、普段から食べている食事も多いのでショックを受けた方も多いのではないでしょうか?

ですが今回の指標というのは、あくまでも何を食べるのかを選択する際に情報の一つとして役立ててもらえばいいだけの話なので、これらの食事を絶対に避けなければいけないとまでは、考え込む必要はないかと思います。

むしろ今回のデータは、普段の食事の選択の際に実行可能な範囲で改善するだけでも健康寿命を延ばせるということを逆に示しているわけでもあります。

例えば1日の食事の10%を加工肉から健康的な食べ物に変えるだけでも、なんと48分も健康寿命を伸ばすということも示されていたりするんです。

なのでこれらの食事を絶対に避けるところまでは必要ないので、いくつかの選択肢があった時に悪い食事を控えめにするという意識だけでも十分だと思います。

今回はミシガン大学は発表した健康寿命を縮める食事として、

  1. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち1・ホットドッグ
  2. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち2・ソーセージ
  3. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち3・ハム
  4. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち4・ベーコン
  5. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち5・コーラ
  6. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち6・ピザ
  7. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち7・ハンバーグ
  8. 大切な健康寿命を奪う悪魔的食べ物たち8・チーズバーガー

こちらの8品目を紹介しました。

今回紹介した食事を控えめにすることは大事ですが、食べたいものを極端に制限することもストレスになって良くないと思います。

なので今回紹介した食材については可能な範囲で控えめにして、もし食べたいと思った時には前回紹介した健康寿命をプラスにする食材を合わせて食べることで、帳消しにしてもうなんて言う考え方もありかも知れませんね。

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