お茶と聞くと最近では、健康に良い、いろいろな種類のお茶の健康パワーも紹介されいます。
しかし、今回は癌のリスクを高めてしまうかもしれない、危険なお茶をテーマにお話をしていきたいと思います 。
皆さんお茶は好きですか?
お茶には様々な種類があり、それぞれのお茶によって飲み方も様々です。
しかもどのお茶も優れた健康的効能を持ち合わせているので、毎日健康のために飲んでいるという人も多いと思います。
実際にお茶というのは、健康に良いことがほとんどです。
お茶は基本的には抗酸化作用が強いので、積極的に飲むことは健康にとってはいいはずなんです。
ちなみに以前に出した多くのブログでは、様々なお茶の健康効果について取り上げていますので、良ければ是非このブログについてもチェックしてみて下さい。
健康効果の高いお茶で癌?危ないお茶の飲み方があつた
日頃よく飲むことが多い健康に良いお茶にですが、知らないうちに飲み続けることで癌になるリスクが上がるかもしれないそのような研究がされているんです。
そこで今回のブログでは、飲み続けると癌のリスクが上がってしまうかもしれない、皆さんがよく飲むことが多いお茶について内科医の先生から聞いたことをご紹介してきたいと思います。
健康効果の高いお茶で癌?危ないお茶の飲み方・熱いお茶
飲むと癌のリスクを上げてしまう危険なお茶それは、ズバリこちら熱いお茶です。
意外に思うかもしれませんが実は熱いお茶というのは、食道がんのリスクを高めてしまうという結果が出ているんです。
今回引用した論文というのはイラン北東部で行われた5万人を対象とした観察研究になります。
イランのゴレスタン州というところでは、普段から熱いお茶が好んで飲まれていたそうです。
そのような普段から熱いお茶を飲む習慣がある地区において、約5万人の男女を10年間にわたって追跡調査してお茶の飲み方と癌になる可能性について調べた研究が今回紹介する研究になります。
具体的には、普段どのくらいの温度のお茶を飲んでいるのかということをこの研究でを調べています。
そしてこの研究では、どのくらいの温度になると良くないのかというところについても調べているんです。
60度以下が安全なお茶の温度
そこで気になる結果についてですが、まずは60°c未満のお茶であった場合には食道がんのリスクは上昇しないので問題ないという結果でした。
一方でお茶の温度が60°cから64°cになるとそうでない人に比べて、食道がんのリスクが1.44倍になっていたことが確認されているんです。
そして更にお茶の温度が64°よりも上の温度になるとそうでない人に比べて、食道がんのリスクが1.36倍になっていたという結果でした。
つまりこの研究の結果からは、熱いお茶は基本的には避けた方が良いということが分かるかと思います。
しかし現実には熱いお茶は、避けておいたほうがいいという結果が出ていても実際には、お店に行ったりすると熱いお茶が出てくることが多いと思います。
熱いお茶は5分間冷ます
そこで心がけて欲しいのが熱いお茶は、5分以上冷ましてから飲むということなんです。
熱いお茶の場合でも基本的には、5分以上冷ましておくことで飲みやすい60°c未満の音に下がることがほとんどだと思います。
なので、お茶は5分以上冷ましてから飲むということ出来たらして欲しいという事です。
ちなみにこれはお茶に限った話ではなくて、コーヒーやスープそして鍋などの汁物についても同様のことが言えると思います。
熱い食べ物の場合には、口の中でモグモグさせることで本当自然に下げてから飲み込むことが多いと思いますが、飲み込むものが液体の場合にはそのまま勢いに任せて一気に飲み込んでしまうことも実際には多いと思います。
このように熱い液体というのは、一気に飲み込んでしまうことも多いので注意が必要なんです。
まだはっきりとは証明されていないのですがおそらくは、熱い飲み物が食道の粘膜を損傷させてその修復作業の過程で、細胞分裂が繰り返されて癌細胞が偶発的に産生されているのではないかということが推測されています。
喫煙者、飲酒の多い方は特に注意
また中国で行われた46万人を対象とした別の研究によると、喫煙者や飲酒の量が普段から多い人が熱い飲み物を飲むと相乗効果によって、さらに食道がんのリスクが上昇したということも示されているんです。
なので普段からタバコやお酒をよく嗜む人は、特に熱いお茶について気をつけてもらった方がいいと思います。
最後に
今回は食道がんのリスクを高める恐れのあるお茶として、60°以上の熱いお茶を紹介しました。
熱いお茶をたまに飲む程度なら問題ないと思いますが、普段から頻繁に熱いお茶を好んで飲む人は要注意だと思います。
特に喫煙者やお酒をよく飲む方は相乗効果で、リスクを高めてしまいますので気をつけてもらえたらと思います。
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