今回は実は隠れて頭痛を引き起こしてるかもしれない、意外な食べ物をテーマにお話をしていきたいと思います。
皆さんの中には、日頃から頭痛を感じたりしてませんか?
なんと頭痛持ちという人は近年増加傾向にあり、最近の調査によると一般成人の2人に1人は頭痛は慢性的に持っていると自覚しているそうなんです。
驚きの結果です。
そんなに頭痛で苦しんでいる方が多いだなんて。
そして頭痛で悩んでいる人が近年増加している原因としては、ライフスタイルの変化であったりスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の使用、そして近年起こることが多い異常気象などが影響していると言われていますです。
が、ここからが本題です。
食べ物で頭痛? 頭痛を引き起こす食べ物
実はこれ以外にも隠れて頭痛の原因になっている可能性のものもあるんです。
隠れて頭痛の原因になっている一つとして考えられているのが、普段何気なく食べている食事になります。
もし普段食べている食事が原因で頭痛が起こっているのであれば、頭痛の原因となる食材を控えることで自然と頭痛が改善全され良くなることも実際にあるんです。
そこで今回のブログでは、普段の食事の中に潜んでいる頭痛を引き起こす意外な食べ物についてご紹介していきたいと思います。
そして次回のブログでは、頭痛を和らげる効果が期待できる食べ物についてご紹介していきたいと思いますので、頭痛に悩んでいる方はぜひ今回と次回のブログを合わせてみていただければ、改善の手掛かりになるかもしれませんよ。
頭痛を引き起こす食べ物
頭痛を引き起こす可能のある食べ物1・カフェイン飲料
頭痛を引き起こす意外な食べ物その1は、こちらカフェインを含む飲み物です。
コーヒーなどの健康パワーは過去にブログにしましたが、カフェイン飲料は人によっては頭痛を引き起こす可能性があるんです。
カフェインには血管を収縮させる作用があります。
首や肩の筋肉の緊張からくる筋緊張性頭痛と呼ばれる頭痛の場合には、このカフェインによる血管収縮によって血流が悪くなることで、頭痛の悪化につながる場合があるので注意が必要なんです。
一方でこめかみ、前頭部などがズキズキと痛む偏頭痛の場合には、カフェインの血管収縮作用によって偏頭痛の痛みを和らげる方向に働く場合があるのですが、定期的にカフェインを飲むことが習慣化されている人は急に飲むのはやめてしまうとそのリバウンドで、血管が逆に拡張して脳への血流が急に増えるためその結果、逆に偏頭痛に繋がってしまう可能性もありますなので偏頭痛持ちの方で、カフェインを定期的に摂取している人は急に飲むのやめてしまってはいけません。
もしカフェインを控えていきたいのであれば、少しづつ減らしていくことが大事なんです。
つまりカフェインは人によって頭痛の緩和につながる場合もありますが、頭痛の悪化につながる場合もあるんです。
なので慢性的に頭痛に悩んでいるという方は、カフェインを飲むことで頭痛が良くなるのか悪くなるのかしっかりと見極めていくことが大事となってきます。
頭痛を引き起こす可能のある食べ物2・アルコール飲料
頭痛を引き起こす意外な食べ物その2は、こちらアルコールです。
アルコール好きな頭痛持ちの方は知りたくないかもせれませんが、アルコールには一時的に血管を拡張させる作用があるので、片頭痛のきっかけになったり偏頭痛の原因につながったりします。
なのでお酒を飲むと毎回頭痛が起こるという方は、お酒を控えめにする必要があるかと思います。
頭痛を引き起こす可能のある食べ物3・チラミンを多く含む食品
頭痛を引き起こす意外な食べ物その3は、こちらチラミンを多く含む食品です。
チラミンって、あまり聞かない成分ですが頭痛で悩んでいるという方は、チラミンという成分には注意が必要です。
このチラミンは赤ワインやチーズ、チョコレートやココアなどに豊富に含まれています。
このチラミンは一旦血管を収縮させるのですが、その効果が切れた後はその反応で血管が拡張してしまうんです。
この反応で起こる血管の拡張によって、頭痛が起こってしまうんです。
このチラミンにを含む食品は意外と知られていませんが、実は頭痛を引き起こす成分としては有名なものになりますので、頭痛で悩んでいるという方はチラミンを多く含む食材を普段から多くとっていないかどうか一度見直してみてもらうと良いと思います。
※チラミンを多く含む食品として、
- チーズ
- ニシン
- たらこ
- サラミ
- ソーセージ
- ビール
- ワイン
などがあげられます。
頭痛を引き起こす可能のある食べ物4・グルタミン酸ナトリウムを多く含む食品
頭痛を引き起こす意外な食べ物その4は、こちらグルタミン酸ナトリウムを多く含む食品です。
そもそもグルタミン酸ナトリウムは、うまみ調理料として使われていることが多い成分になります。
ちなみにこのグルタミン酸ナトリウムはMSGと表示されていることもあります。
このグルタミン酸ナトリウムは、カップ麺やインスタント食品そしてスナック菓子などに多く含まれているんです。
このグルタミン酸ナトリウムという添加物には、血管を拡張させる作用があるので頭痛の原因になってしまうんです。
またこれらの食品は塩分を多く含むものが多いので、塩分の過剰摂取によって血圧が上昇することによっても頭痛が起こってしまいますなので、出来ればこれらの食材は控えめにしてもらった方が良いと思います。
頭痛を引き起こす可能のある食べ物5・亜硝酸ナトリウムを多く含む食品
頭痛を引き起こす意外な食べ物その5は、こちら亜硝酸ナトリウムを含む食品です。
亜硝酸ナトリウムは、主に防腐剤として使われている食品添加物の一種になります。
この亜硝酸ナトリウムに関しても血管拡張作用があるので、この作用が強く出てしまう人は頭痛を感じてしまうんです。
この亜硝酸ナトリウム多く含む食品としては、
- ハム・ソーセージなどの加工肉
- たらこや明太子・いくら
などに含まれています。
特に海外から輸入される加工肉には量の規制がされてないものも多いので、海外旅行に行ったり海外からの輸入加工肉は食べた時だけ症状が出ることもあるんです。
またこの亜硝酸ナトリウムを食べる事で起こる頭痛は、ホットドッグを食べる人に多く起こることから通称ホットドッグ頭痛と呼ばれていたりもします。
この亜硝酸ナトリウムに関しては、頭痛以外にも癌やアレルギーのリスクなども指摘されています。
最後に
今回は頭痛を引き起こす意外な食べ物として、
- 頭痛を引き起こす可能のある食べ物1・カフェイン飲料
- 頭痛を引き起こす可能のある食べ物2・アルコール飲料
- 頭痛を引き起こす可能のある食べ物3・チラミンを多く含む食品
- 頭痛を引き起こす可能のある食べ物4・グルタミン酸ナトリウムを多く含む食品
- 頭痛を引き起こす可能のある食べ物5・亜硝酸ナトリウムを多く含む食品
を紹介しました。
今回紹介した食べ物では頭痛の原因になっている場合には、原因となる食材を避けることで症状が良くなる可能性がありますなので、日頃から頭痛で悩んでいる方は普段の食事が頭痛と関係しているかどうか一度疑ってみてはいかがでしょうか。
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