今、健康に気を使って、あなたが食べたり飲んだりしているその健康食品。
実は健康になるどころか全然意味ないものにお金を払っているかもしれませんよ。
今回は、騙されないで、実は無意味な健康食品5選を取り上げてみました。
健康食品って何?
そもそも健康食品って、実はその作った人が健康になるよって言ってるだけのものあり、特に根拠がなくても健康食品として売られていることが多いんです。
意味のない健康食品とは
では、意味がない健康食品を取り上げていきます。
意味のない健康食品.1野菜サプリ
野菜サプリのうたい文句に、なんとこの1粒飲めば、これやあれやそれまでもといっぱいの野菜を取れますよっていうようなサプリありますよね。
この野菜サプリは、健康食品のランキングを見ると常に上位に入ってるんです。
確かに野菜類は健康に良い食品です。
ですから野菜が足りないな、もっと食べなきゃなって思う人を誘導して、そのサプリを飲ませているんですね。
そもそも野菜を食べるメリットって何?って考えてみて下さい。
確かにサプリなら手軽に安く摂取できますし、野菜食べた時と同じ健康効果が期待出来るなら最高ですよね。
でもね、野菜のメリットっていうのは、まずは食物繊維です。
それからビタミンCとカリウム。
この3つを摂取できるのが大きなメリットだと思います。
だとしたら、野菜サプリの粒に食物繊維何グラム?と考えて下さい。
裏の成分表見たことあるなら分かるかも知れませんがとあるサプリの場合、食物繊維一粒中0.07gって書いてありました。
食物繊維は、一日に20~25gくらいの摂取が推奨されています。
心筋梗塞とか生活習慣病を予防できる効果が証明されています。
これって、サプリで足ります?
それと見逃しがちですが、野菜のほとんどは水分でできています。
野菜の中の水分を体に取り入れることによって、腸から少しづつと吸収されるので体の中の水分が保たれやすいんですね。
ですから脱水などを起こしにくくなります。
野菜の大きな特徴は、その多くの成分が水分と食物繊維なんです。
そう考えると野菜をサプリにしてしまっては、野菜と同じ効果は期待できませんよね。
もしも、野菜の健康効果としてビタミンやカリウムの効果を得たいのであれば、その専門のサプリを買った方がいいと思います。
手軽に野菜の健康効果を期待して野菜サプリを摂取するのは、無意味かもしれませんね。
面倒ですが野菜の健康効果を得るには普通に食べるのが一番おススメですね。
意味のない健康食品2・コレステロールの吸収を抑える健康食品
日頃、コレステロール値が気になる方やコレステロールが気なって食事制限してる方には、神食品に思える、コレステロールが多い食事をしてもこれを飲んだら大丈夫っていうような健康食品ありますよね。
目にしたくないかもしれませんが、コレステロールを下げる成分の色々あるんですけどもそのほとんどがイオン交換樹脂のような成分でできています。
樹脂って聞いてプラスチックの成分とかを思い浮かべるかもいませんか?
そもそもコレステロールを下げるために樹脂を飲む必要があるんでしょう?
コレステロールを健康診断などで指摘されるとどうしても体に悪い物と思いがちですが実は、コレステロールというのは体にとっても必要な成分の一つでもあるんです。
細胞の膜を作ったり女性ホルモンとか男性ホルモンの材料になっていたりビタミンを吸収するために必要な成分でもあるんです。
その大切なコレステロールを樹脂を飲んでまでブロックしてまで、体に悪いような成分を取る必要ないかなと思いませんか。
そもそもコレステロールが多すぎるとどうなるか?
悪玉コレステロールとか言われるものがたくさん増えると血管の中が狭くなって脳梗塞や心筋梗塞の原因になるって言われてます。
これは事実です。
ではその悪いコレステロールがなぜ増えるか?
もともとはそんなに悪くなかった体にあったコレステロールを私たちがあまり良くない生活習慣を
することによって、悪いコレステロールに変わっていっちゃうっていうだけなんです。
なので入ってくるコレステロールをブロックするのではなくて体の中にあるコレステロールを悪いコレステロールに変えないような生活習慣をすることが大切なんです。
気を付ける点として
- 喫煙
- 食べ過ぎ
- お酒の飲み過ぎ
- 睡眠不足
- 運動不足
そういったことが当てはまります。
そういう生活習慣を自分ができる範囲で改めていけば、お金もかからないし健康食品をお金で買ったりするよりもはるかに安上がりですし効果も絶大です。
安易に健康食品に頼らずに始めてみませんか。
と言ってますが、なかなか出来ないから健康食品に頼ってしまうんですけどね。
意味のない健康食品3・グルコサミンやコンドロイチン
関節にいいようなイメージがありますよね。
宣伝のCMなんかも多く膝関節に効果あるそうって感じますよね。
これを飲んで元気に歩けるようになりましたとか痛みがとれた、元気に活動できるようになったってね。
でもグルコサミンやコンドロイチンはあんまり意味ないってことは、もうすでに有名な話なのでご存知な方も多いんじゃないかなと思います。
これには、2006年に発表されたニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンという論文があるんです。
1500人ぐらいの人にコンドロイチンとグルコサミンを飲んでもらってまたはその2つを飲んでもらうグループとプラシーボ(偽薬)を飲んだグループの人、そしてセレコキシブという痛み止めを飲んだグループの人も加えて半年間経過を観察したものです。
この結果、グルコサミンやコンドロイチンを飲んだグループの人は、ほとんど改善していませんでした。
それどころか面白いことに一番改善していたのはプラシーボ(偽薬)を飲んだグループの人だったんです。
余談ですけども一番効かなかった、逆に悪くなっちゃったというグループは痛み止めのセレッコキシブを飲んだ人たちだったそうです。
この実験以外でも、他にもいろんな研究がされていてグルコサミンやコンドロイチンは、ほとんど意味がないっていう医療関係の間では一定してるそうです。
高いお金支払って、飲み続ける必要性ありませんよね。
ただし、心からこのサプリは効き目があり凄いと思われるのならプラシーボ(偽薬)効果がでて改善されているのかも知れませんね。
効果あれば、続ける価値があるかも知れませんがないと思われている方は、飲み続けるのは考えた方がいいいかもですね。
意味のない健康食品3・老眼対策になる健康食品
老眼に効きそうな健康食品。
遠回りの言い方してますけれども中高年の目の健康にとかそういったうたい文句でCMも。
それにドラッグストアに行ったらたくさんの種類売ってますよね。
関心のある方ならどれを選んで飲めばいいのか悩んでしまいますよね。
目に良い健康食品の裏の表示とかを見るとだいたい入ってる成分はルテインです。
それからアスタキサンチンとかゼアキサンチンなども入っています。
この3つの成分は確かに抗酸化作用があったり、目に良いっていう研究報告はあるらしいです。
けれども実際にそのサプリを飲んで効果検証をして、どのぐらい目の調節力が高まったとか見やすくなったかっていう研究結果を見てみるとほとんど有意差はないということがわかってるんです。
目の健康は保てても調節機能まで改善してくれるものはないんです。
ただこの健康効果もほとんど優位性はないようです。
それでも少しでも目の健康に気を付けたいならルテインを取るには、ほうれん草からでも取れます。
そうした緑黄色野菜とかしっかりとっていくことで取ることをお勧めします。
意味のない健康食品4・コラーゲン
コラーゲンを口から飲んでも、残念ながら実は全く意味がありません。
コラーゲンは腸の中に入ると分解されてアミノ酸として吸収されます。
だったらアミノ酸を飲んだらいいじゃないですか?って思いませんか。
でも入ってきたアミノ酸は肌のコラーゲンになるのか?
これも残念ながら肌に行くとも限りませんよね。
誤解されている方も多いようですがコラーゲンというのは全身にあるんです。
筋肉、髪の毛いろんなところにコラーゲンがあるのでコラーゲンを飲んだからといって、それがそのまま吸収されてお肌がプルプルになるって事はないんです。
そこで疑問です。
なぜみんなこれを飲んだらプルプルになったって言うんでしょうか?
みんなと言うより一部の人は、事実そういう効果を実感されています。
おそらくそういう方々は、普段のタンパク質の摂取が少ないからと考えられます。
普段からタンパク質とかバランスを良い食事をされている方は、ちゃんとごコラーゲンを作ることができているので、その上からコラーゲンのサプリとかリンクを飲んでもそんなに変わらないはずなんです。
ならどうすればいいのか?
肌のコラーゲンを増やすいい方法は!
コラーゲンを増やす方法
きちんと寝ることです。
必要な睡眠時間は人によって違いはありますが、目安として7時間ぐらい寝ると成長ホルモンが増えます。
成長ホルモンは肌の保水力UP、細胞が活性化して肌のプルプルを保ってくれます。
寝る以外にも
紫外線を浴びすぎない
タバコを吸わない
甘いものを食べ過ぎない
そんな方法も役に立ちますよ。
最後に
今回取り上げたサプリ、健康食品などに皆さんも無意味な健康食品に振り回されて、お金を使い込まないように少しでもお役に立てれば幸いです。
同じお金をかけて健康に気を使うのであれば、きちんと効果の実証されたものに使いましょう。
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