ちょっとでも命取り!簡単に飽和脂肪酸の摂りすぎになる「お菓子」の恐怖

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健康に良いと言われている油は、不飽和脂肪酸です。

同じ脂肪酸でも「飽和脂肪酸」か「不飽和脂肪酸」かによって働が違います。

不飽和脂肪酸はコレステロールを増加させない、など総じて健康に良いと言われています。

一方、飽和脂肪酸はコレステロール値を高めたり、動脈硬化のリスクになったりと、健康への影響が知られています。

日常生活でついつい食べてしまう菓子類には、飽和脂肪酸を摂りすぎやすいものが多くあります。

わかっていながら止められないそんな方には反対に、控えたいときに役立つので知っておくことは必要だと思います。

そこで今回は、飽和脂肪酸の摂りすぎにつながりやすい「菓子類」を紹介します。

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飽和脂肪酸を摂りすぎやすい「菓子類」

飽和脂肪酸は、生クリームやバターなどの乳類などに含まれるため、これらを材料とする洋菓子や洋生菓子は飽和脂肪酸の量が多くなってしまいます。

具体的な量、他の菓子類の量を挙げてみました。

飽和脂肪酸を摂りすぎやすい「菓子類」1・洋菓子

洋菓子の中でももっとも飽和脂肪酸の量が多いのがミルクチョコレートとなっています。

チョコレートは脂質の量が多いことも理由のひとつです。

最近ではチョコレートは健康に良いと言われていますが、それはあくまでもカカオ成分が多く甘味料が少ないものを指します。

ほかにもソフトビスケット(クッキー)やリーフパイなど、バターを使う洋菓子は飽和脂肪酸の量が多めの製品が多いです。

ドーナッツは油で揚げるにも関わらず、意外にも少なめなんです。

ドーナッツは材料に乳類が使われないことが多いからでしょうが、トランス脂肪酸の問題があるので体に良いとは言い切れないのが難点です。

飽和脂肪酸を摂りすぎやすい「菓子類」2・洋生菓子

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意外と洋生菓子の中でも乳類であるチーズを使うレアチーズケーキは、飽和脂肪酸の量が多くなっています。

ほかにも、タルトやシュークリーム、ババロアなど乳類が入るものも同様な結果になってます。

ミルクゼリーやカスタードプリンは意外にも飽和脂肪酸の量が控えられています。

これは、水分量が多いことが理由として考えられます。

飽和脂肪酸を摂りすぎやすい「菓子類」3・和菓子

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和菓子は洋菓子に比べると、飽和脂肪酸の量がかなり抑えられていることがわかります。

油で揚げる芋かりんとう、揚げせんべいがトップですが、それでもほとんどの洋菓子より少ない量です。

飽和脂肪酸の量が気になるときに、和菓子はおすすめできるといえます。

飽和脂肪酸を摂りすぎやすい「菓子類」4・スナック菓子・米菓

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スナック菓子の中でも断トツに多いのは、やはり油で揚げて作るポテトチップスです。

ほかにも、サクサクとした食感が特徴のコーンスナック、小麦あられも油で揚げて作られる場合がほとんどです。

植物油にも飽和脂肪酸が含まれるため、これらのスナック菓子は飽和脂肪酸が増えやすくなります。

それに比べ、せんべいやあられなど、焼いて作られるものは飽和脂肪酸の量がかなり控えめです。

塩気のあるものの中から飽和脂肪酸が少ないものを選ぶときは、せんべい系がお勧めです。

飽和脂肪酸を摂りすぎやすい「菓子類」5・菓子パン

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パンがお菓子?

そう感じられる方も多いかと思いますが、文字通り「菓子」のパンなんです。

その菓子パンの中でも、チョコレートが使われるチョコパンとチョココロネ、またカレーの油脂が入るカレーパンは飽和脂肪酸が多くなっています。

この中で意外にも少ないのが揚げパンです。

揚げパンも油で揚げて作られますが、チョコレートやカレーなどの油脂に比べ、揚げ油の方が飽和脂肪酸の量が少ないことが理由として考えられます。

最後に

飽和脂肪酸を控えたいときは、以下のポイントをチェックして菓子類を選んでみてはいかがでしょうか。

・材料に乳類が使われていない
・油で揚げていない
・水分が多い

乳類の有無や揚げているかどうかわからないときは、パッケージに書かれている脂質の量を確認してみて、脂質の量がなるべく少ないものを選んでください。

または和菓子やゼリーなどを選ぶように心がけるのも良いかも知れません。

気をつけたいのは、すべての食べ物に言える事なのですが飽和脂肪酸の量が少ないからといって食べすぎてしまうことはNGです。

菓子類は糖質やカロリーも摂りすぎてしまいますいため、どれもほどほどに楽しむのが健康づくりやダイエットの鉄則です。

「菓子類を楽しみたい」けどけど、どうしても飽和脂肪酸を減らしたい!という方は、ぜひ参考にしてください。

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