ここ最近、車のドアが解除されなかったり、キーの入ったバッグを後部座席に置いたときにキーが見つかりませんなんて表示がでました。
車は、新車で購入してから2年ほどたっています。その間、当然キーの電池交換などしていません。
みなさんもスマートキーやリモコンキーと呼ばれる電子キーの反応が、以前よりも悪くなったと感じることはありませんか?
もしかしたら電池が切れ?出かけている最中に電池切れを起こしてしまわないよう、早めに電池交換をすることにしました。
が、電池交換って自分で出来るの?そんな疑問が頭に浮かびました。
車屋にしても、こんな小さな電池交換からでも利益をだそうと考えて電池交換も面倒くさい造りにしてるんじゃないかって不安がよぎりました。
案の定、キーを見てみるとコインやドライバーを差して簡単に開くような窪みが見つかりません。
マジで?電池交換の為だけに車屋に行くのも面倒だし、料金も電池代だけにしたい。
そこで、今回自分で電池交換してみました。
そして、自分で行う電池交換の方法や、外出先で電池が切れてしまった場合の対処法をも調べましたのでブログにしてみました。
スマートキーの電池交換
スマートキーは、車の施錠・解錠からエンジンの起動まで、鍵を触ることなく操作できるキーのことです。
車に近づき、ドアノブに触れることで鍵を開閉し、エンジンはブレーキペダルを踏みながらプッシュボタンを押して起動します。
はじめは便利なものだと思ってましたが、いざ電池がなくなるとこの上なく不便な品物でもありました。
と言うことで、今回自分でやったスマートキーの電池交換に必要なアイテムと手順を紹介します。
準備するもの
- スマートキー
- 同じ型番の電池のみ
ボタン型のリチウム電池は、Amazonやコンビニでも入手することができますです。
トヨタシエンタはCR2032でどこでも簡単に手に入りました。
【STEP1】スマートキーからメカニカルキーを取り出す
まずはスマートキーの側面に付いているレバーを押し、内蔵されている鍵(メカニカルキー)を取り出します。
※プッシュボタンを押しながら引き出す
【STEP2】鍵本体のふたを開ける
抜いた鍵を本体の合わせ目にあてて入れ込むようにしてふたを開けます。左右どちらかにひねると簡単に外れました。
【STEP3】中に入っているボタン電池を交換する
スマートキー本体が2つに分かれましたが電池は見当たりません。
もうひと分解必要です。キーを隙間に軽く差し込んで少しひねると簡単に分解できます。
やっとボタン電池が出てきたのでボタン電池を外し、同じ型番の新しい電池と交換します。
このとき、ボタン電池の+極と-極どちらが表裏になるか分かりづらいので、確認してから電池を外しましょう。スマホなどで写真を撮って置くと簡単に確認できます。
【STEP4】ふたとメカニカルキーを逆の手順で取り付ける
外したスマートキー本体のケースを戻してふたを閉め、メカニカルキーを差し込みます。
これで交換が完了です。
わざわざ車屋に行く必要もなく簡単に出来ました。これなら毎年定期的に自分で交換してもいいと感じました。
ただ、不安や後々の心配が残る方は、きちんとしたところに電池交換を依頼した方がいいですよ。
電池交換の料金と依頼場所
前述の通り、電子キーの電池は自分でも簡単に交換できます。
自分で交換してしまえばかかる費用も電池代だけで済むため、出来る方ならお勧めです。
しかし「自力で交換するのが難しい・・・」「車のメンテナンスのついでにプロにお願いしてしまいたい」という人もいるかもしれません。
そんなときに電池交換をお願いできる場所は、カー用品店、ガソリンスタンド、ディーラーが挙げられます。
車の鍵の電池の料金と依頼場所
カー用品店
オートバックス、イエローハットといったカー用品店では、鍵の電池交換も受け付けています。
車の各種メンテナンスや、カー用品の購入のついでに依頼すれば楽でしょう。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでも頼めば電池を交換してもらうことができます。
車のガソリンは定期的に必ず入れるものですので、わざわざ電池交換のためにどこかへ出向く必要もありません。
ガソリンスタンドは各所にあるため、もし遠出した先で車の鍵の電池切れが起きた場合でも、近くのガソリンスタンドを探して対処することができます。
ディーラー
ディーラーでも電池交換に対応してもらうことが可能です。
鍵の反応が悪い原因として、電池切れ以外に故障が疑われる場合は、ディーラーに持っていくと安心でしょう。
電池の寿命は1~2年 定期的交換を
車の鍵は定期的に電池を交換する必要があるということを意識していない人も多いかもしれません。
しかし、電池で動いている以上は必ず電池切れになるタイミングがあります。
出かけている最中に電池が切れて困ってしまわないよう、前もって鍵の電池交換をすることがおすすめです。
出先で車の鍵が電池切れになったときの対処法
スマートキーは普段の利便性が高いと言われていますが、電池がなければドアの開閉やエンジンの起動ができなくなってしまう不便な一面もあります。
そんな場面に備えて、電池が切れた場合にドアを開けてエンジンをかける別の方法が用意されていますので、緊急時のために対応法を調べてみたのでブログにまとめてみました。。
ドアはメカニカルキーを使って開ける
電池が切れてしまった場合、通常の方法ではドアを開けることができません。
そんなときは、スマートキーに内蔵されたメカニカルキー(内蔵キー)を使って解錠しましょう。
スマートキーに内蔵されているメカニカルキーを取り出す メカニカルキーを車のドアの鍵穴に差して回す |
鍵穴は、ドアノブの表面に見えている場合もあれば、近年のデザイン性が重視された車種では一見気づかない場所に隠れている可能性もあります。
ドアノブを引き出したところについていることが多いようなので一度調べてみてください。。
メーカーや車種によって微妙に異なる可能性があるので、トラブルが起きる前に説明書を確認しておくと安心です。
エンジンのかけ方
電池が切れてしまっても、スマートキー本体をプッシュスタートボタンに接触させるとエンジンをかけることができます。
ここではトヨタ車を例に説明します。
車種によって対処法に細かな違いはありますが、一般的な方法として覚えておくと良いでしょう。
1・シフトポジションが「P」になっていることを確認し、ブレーキペダルを踏むキーの メーカーマークがついている面をパワースイッチ(エンジンスタートボタン)に接触させ、 ブザーが鳴るまで待つ 2・ブザーが鳴ってから10秒以内にブレーキペダルを踏みながらパワースイッチを押す |
以上が緊急時のエンジンの始動方法です。
最後に
電池の寿命が1~2年であるとはいえ、普段車に乗っている分にはあまり意識しない人がほとんどでしょう。
ついうっかり電池が切れるまで交換を忘れていた、前回交換した時期がいつだったか思い出せない・・・ということもありえます。
そこで個人的におすすめなのが、以下のような定期的に発生する車関連のイベントに紐づけて、同じタイミングで電池交換をすることです。
- 自動車税の支払い時:1年に1回
- 車検:2年に1回 車検と同時に電池交換もお願いしてもいいかもしれません。
- スタッドレスタイヤへの交換:1年に1回など
電池交換のタイミングを決めて必ず行うようにすれば、思わぬタイミングで電池が切れることもなく安心だと思います。
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