お酒は古くから「百薬の長」と言われ、適量の飲酒は気分をリラックスさせたり、血行を良くするなど、健康に役立つ効果があると言われています。
ですが、過度の飲酒が続くと、肝機能障害を起こしたり、自分で飲酒量をコントロールできずアルコール依存症に陥ってしまう場合も多いのも事実としてあります。
アルコール依存症は、一度発症してしまうとアルコール断ちしない限り症状を抑える事はできません。
しかも食べ物や飲み物などにアルコール分が少しでもあると、いかに長期間断酒していても再度発症してしまう怖い病気です。
そうなる前に禁酒したいと思う人もたくさんいるのではないでしょうか?
禁酒をするには、まずお酒を飲む原因を知ることが大切です。
アルコール依存症? 禁酒できない三大原因
日常生活で「楽しい!」とか「気持ちいい!」と感じたとき、脳内にドーパミンという物質が分泌されます。
これはアルコールによっても分泌が促進されるので、お酒を飲むことで良い気分になるのです。
ストレス社会と言われる現代、嫌なことがあったり、イライラしていても、お酒を飲めば楽しくなる、辛さから開放される。
こんな欲求からついついお酒を口にしてしまうことが多いようです。
なかには、お酒の味が本当に好きな方も多いですね。
禁酒できない三大原因1・ストレスによる原因
普段我慢したり、抑制される気持ちが多いほど、お酒を飲んで開放されたい、という気持ちが強くなり我慢できないというパターン。
禁酒できない三大原因2・食欲誘発による原因
美味しいおつまみがあるとお酒が進み、お酒が進むとおつまみを食べたくなり、気がついたときには大量に飲み食いしていたなんてことを飲むと繰り返してしまう。
普段ダイエットを意識し、食べる量を抑えている方が陥りがちなパターンです。
禁酒できない三大原因3・習慣化している
もともとお酒が弱い人でも、飲み続けると酔いにくくなる方もいます。
酔いが回るまでに大量のお酒が必要となり、次第にアルコール度の高いお酒を飲むようになってしまうパターン。
アルコール依存症? 禁酒を成功させる方法
アルコール依存症? 禁酒を成功させる方法1・ストレスの根源を解消する
お酒ではストレスの根源は解決できないため、その都度、飲酒で紛らわすようになってしまいます。
難しい問題も多いと思います。
個人では解決が出来ないストレスもあると思います。
ですがストレスの原因と向かい合って、前向きに解決する方法を探してみる。
お酒以外のストレス発散、軽減方法を探してみては。
アルコール依存症? 禁酒を成功させる方法2・体を動かす
適度にカラダを動かすと、爽快な気持ちになり、ストレスの解消につながります。
また夜に寝付けないから飲んでしまう。
という方も、運動で体を疲労させることで、お酒に頼らなくても安眠できるようになりますよ。
アルコール依存症? 禁酒を成功させる方法3・禁酒より節酒をこころがける
無理にやめようとすると、反動で飲みすぎてしまうこともあります。
肝臓を休める意味でも、週2日の「休肝日」を設けましょう。
また1日おきに飲む、というのも続けやすい方法です。
明日飲める、と思えばストレスも軽減できるのでは?
最後に
その他、読書や映画鑑賞など他の趣味を見つける、飲みたくなったらお茶やコーヒーで紛らわすなどの方法があります。
試してみてはいかがでしょうか。
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