ビタミンの宝庫 にらの健康効果 | 人は食べた物で創られる

ビタミンの宝庫 にらの健康効果

個別食材の栄養素

ニラ(韮)はネギ科ネギ属の野菜です。

ニラは日本でも「古事記」や「万葉集」にも出てくるほど古くから知られていた野菜です。 

そんなニラは、β-カロテンがとても豊富な緑黄色野菜であるとともに、ビタミンの宝庫と言われる優秀な野菜です。

独特な香りが特徴ですが、この香り成分もカラダによい働きをしてくれるんです。

ニラの栄養成分と効果

アリシン

ニラ特有の臭みは、にんにく・玉ねぎなどにも含まれている硫化アリルの一種。

ビタミンB1の働きを高め、糖質を効率よくエネルギーに変えるため、疲労回復・強壮作用・新陳代謝の促進が期待できます。

また強力な殺菌作用もあり、ウイルスや細菌からカラダを守り風邪予防にも効果的。細かく刻んで調理することでよりアリシンの効果が高まります。

β-カロテン

β-カロテンは強い抗酸化作用を持っているので老化防止に役立ちます。

その他、皮膚や粘膜を健康に保つことで外部からのウィルスの侵入を防ぎ、免疫力を働きがあります。

油を使っての調理や、肉・魚などの動物性タンパク質と一緒に食べると吸収率がよりアップします。

ビタミンC

ビタミンCは白血球の働きを活発にして免疫力上げたり、コラーゲンの生成や保持により美肌効果や風邪予防効果、そしてストレス予防効果も期待できます

ビタミンE

ビタミンEは血液をサラサラにして毛細血管の血流を良くし、血栓や肌荒れの予防に効果的。

さらに強力な抗酸化作用により、細胞膜や血中脂質が活性酸素により酸化されるのを防ぐ働きもあります。

ニラのおいしい食べ方

通年で回っているニラは、寒暖に強く全国的に栽培されています。

ニラは7~9月頃に30~40センチの花茎(かけい)を伸ばし、先端に白い花を咲かせます。

この花芽も「花ニラ」として食用とされます。

そして.ニラは冬から春のものは葉が薄くて柔らかく、夏のものは葉が厚く硬い歯応えになります。

保存方法

葉先を折らないように、湿らせた新聞紙やラップで包み冷蔵庫へ。

傷みが早いので早めに食べましょう。

調理のポイント

火を通しすぎると色合いが悪くなり風味も飛んでしまうので、短時間で仕上げましょう。

最後に

ニラは炒め料理や蒸し料理・汁物など、どんな料理にも活用しやすい食材。

上手にとり入れていきましょう。

 

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