冬はミカンだぜ! | 人は食べた物で創られる

冬はミカンだぜ!

個別食材の栄養素

子供の頃、風邪予防の為、ビタミンCが多いからと進められて食べていました。

ただ、食べ過ぎると体が黄色くなるぞと少し脅されることもありました。

皮がむきやすく食べやすいのですが、爪を立てて皮を剥いていたので、剥い後に爪の間に入り込んだ皮をとるのが少し面倒でした。

そんな甘酸っぱさが魅力のみかんは、とても身近な果物の一つですよね。

なにより皮を剥くだけで食べることができるその食べやすさも人気の秘密だと思います。

ビタミンCやあまり知られていないβ-クリプトキサンチンといった栄養成分が豊富で、健康管理にも役立つんですよ。

みかんの栄養成分と効果

みかんの栄養成分と効果1・ビタミンC

抗酸化物質であるビタミンCは、体内の活性酸素を除去してくれるため、肌の老化や生活習慣病の予防に効果があります。

また、免疫力アップ効果もあるので風邪予防にも効果的で、さらにコラーゲンの生成に欠かせない栄養素であり、シミやしわを改善するなどの美肌効果も期待できます。

みかんの栄養成分と効果2・β-クリプトキサンチン

みかん特有のオレンジ色は、カロテノイドの一種であるβ-クリプトキサンチンという色素によるもので、ただ色を付けているわけではなく、発がん物質や活性酸素からカラダを守ってくれます。

さらに、骨密度を維持する働きによって骨粗鬆症の予防や、インスリン抵抗性を改善する働きから糖尿病の予防にも効果的な栄養素です。

クリプトキサンチンの効果を十分に発揮するためには、1日に3〜4mgの摂取が有効とされ、これはみかん3個程度に相当します。

ただし、みかんの食べ過ぎは糖の摂り過ぎに繋がるので注意しましょう。

みかんの栄養成分と効果3・ヘスペリジン

色素成分のポリフェノールの一種であるヘスペリジンは、ビタミンPとも呼ばれ、みかんの皮や袋・筋に多く含まれています。

ヘスペリジンには、血流を良くし、血中の中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)を低下する働きがあります。

みかんの栄養成分と効果4・食物繊維

みかんには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類の食物繊維が含まれています。

その中でも特に注目したいのが水溶性食物繊維のペクチンで体内の水分を吸収し、便通を整えてくれるだけじゃなく、腸内環境を整えて免疫力をアップさせる効果もあります。

そのまま食べても美味しいみかん

そのまま食べるときは

みかんは袋や白いすじにヘスペリジンが多く含まれているので、果実だけではなく袋ごと食べるのがおすすめです。

ホットヨーグルトと一緒に食べてもOK

腸の働きを活発にし、ダイエットにも最適なホットヨーグルトは、みかんとの相性も抜群で、自然な甘さで食べやすさもアップします。

冬は免疫力が低下しやすく風邪にもかかりやすい季節です。

ホットヨーグルトで体を温めるのに効果的で、みかんの抗酸化作用でさまざまな病気を撃退できる期待がもてます。

最後に

みかんに含まれるビタミンCやクエン酸は、鉄分や亜鉛など体に吸収しにくい栄養素の吸収率を高めてくれます。

食後のデザートとしてももちろん、サラダの材料としても活用できますよ。

みかんには、カラダにうれしい栄養成分がたくさんで、免疫力が低下しやすい冬は、みかんの栄養価が高くなる旬の時期です。

冬にはみかんを食べて、風邪に負けない強い体つくりに役立ててみてはいかがでしょうか。

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