トマトは凍らせてから食べた方がいい 食品の栄養アップの豆識7選

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皆さんは同じ物を食べていても食べ方によっては、その食べ物の栄養を逃してしまっているのをご存知ですか?

今回はほんの一手間加えるだけで、栄養の取り方が劇的にアップするそんな豆知識をテーマにお話をしていきたいと思います。

みなさんは日頃から食べる食材が持っている栄養素には、をつけていると思いますがその栄養素を少しでも取り逃がさず食べていますか?

健康的な生活を送るために食べる食材の栄養に気をつけながら、バランスの良い食事をとっていくということはとても大切なことかと思います。

そう体にとって良い栄養素を摂るために取る食材の種類に気を配っている人は、多いと思いますが実は食材の取り方によっても栄養素の吸収の仕方は違ってきたりするんです。

食材の種類によっては、ちょっとしたひと手間を加えてあげるだけで簡単に栄養素の吸収の仕方をアップさせてあげることも可能なんです。

そこで今回のブログでは、ほんの一手間加えるだけで栄養素をアップすることができる、ちょっとした豆知識について紹介していきたいと思います。

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食品の栄養アップのコツ7選

食品の栄養アップのコツ1・トマトは一旦冷凍する

栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツその1は、こちらトマトは一旦冷凍する事です。

トマトに含まれているリコピンやビタミンなどの栄養素は、細胞壁の中に入って守られています。

そこで一旦トマトを冷凍することで、トマトに含まれている水分の膨張が起こりその結果細胞壁が壊れやすくなって、栄養素が出やすくなるんです。

そこで更に冷凍トマトをすりおろしたりすることでより一層、栄養素の吸収が良くなることが期待できるのでおすすめです。

食品の栄養アップのコツ2・納豆はかき混ぜた後20分放置

栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツその2は、こちら納豆を食べる時にはかき混ぜた後20分常温で放置することです。

納豆の効果を高めるためには、納豆をしっかりと混ぜた後に20分ほど室温で放置しておくといいです。

というのも納豆に含まれているナットウキナーゼは、冷蔵庫から取り出したばかりではあまり働きません。

しっかり時間をかけて常に戻してあげることで、効果的な発酵が始まるんです。

さらに付け加えるとナットウキナーゼは50°c以上では活性が低下してしまいますなので、ご飯にかける場合には炊きたてのご飯ではなく、少し冷ましてからかけるようにすることで栄養は格段にアップすると思います。

ちなみに白いご飯は、血糖値の観点からも少し冷ましてから食べるようにしたほうがいいです。

ご飯は温度が低くなることで、炭水化物中のデンプンが消化しにくいレジスタントスターチに変化します。

その結果血糖値が上昇しにくくなって、太りにくくなることに繋がるんです。

食品の栄養アップのコツ3・ブロッコリーは切ってから5分間放置

栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツその3は、こちらブロッコリーは切ってから5分放置することです。

ブロッコリーにはスルフォラファンという栄養素があり、抗ガン作用があるということでとても注目を集めています。

そのスルフォラファンを増やすためには、ブロッコリーを切ってから5分放置してから調理するだけでいいんです。

またスルフォラファンは調理の温度が高温すぎると量が低下してしまいますなので、ブロッコリーは75°c以下の温度で茹でたり蒸したりすることで、効率的にスルフォラファンを摂取することができると思います。

食品の栄養アップのコツ4・キノコに日光浴をさせる

栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツその4は、こちらきのこは2時間ほど日光浴させることです。

きのこは野菜を食べているだけでは、補えないとても大事な栄養素を含んでいます。

野菜には含まれていないのにきのこに含まれている栄養素、それはビタミンDです。

このことは過去ブログで詳しく解説していますので、ぜひこちらのブログについても参考にしてみてください。

このビタミンDはきのこを2時間ほど日光浴させておくだけで、ビタミンDの量がなんと10倍ほど増えることが分かっています。

なのできのこ干さずに食べるのは、とてももったいないです。

少しの時間でもいいので、きのこを日光浴させてあげるようにしてみてください。

食品の栄養アップのコツ5・玉ねぎは切ってから20分間放置

栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツその5は、こちら玉ねぎは切ってから20分放置することです。

玉ねぎは切った後に常温で20分ほど放置しておくようにしてみて下さい。

たまねぎはみじん切りなどにして、細胞を破壊して空気に触れる部分を増やして放置することで、硫化アリルという成分を強くすることができるんです。

この硫化アリルの効能は何と言っても、血液サラサラ効果になります。

このことについては過去ブログ、長ネギの時に取り上げていますのでぜひこちらのブログについても参考にしてみてください。

なお玉ねぎを切った後に水にさらす人もいるかと思いますが、歯ごたえや味に関してはいいのですが栄養価に関してははっきり言って損です。

硫化アリルや水溶性ビタミンは水にさらすと水に流れていってしまうので、切った後は水にさらさずに自然に放置しておくことが大切だと思います。

食品の栄養アップのコツ6・わかめには酢を加える

栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツその6は、こちら わかめには酢を加えることです。

わかめには食物繊維やカルシウム、マグネシウムなどが豊富に含まれています。

このワカメに含まれているミネラルの吸収率を高めるためには、調理の際に酢を加えることがとても効果的なんです。

酢を加えることで、アルギン酸と結合しているミネラルが分離されて引き出されていきます。

その結果溶け出したミネラルを摂ることで、効率よくミネラルを取ることができるようになるんです。

食品の栄養アップのコツ7・しらす、ちりめんじゃこにクエン酸を加える

栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツその7は、こちらしらすやちりめんじゃこにクエン酸を加えることです。

しらすやちりめんじゃこにはカルシウムが豊富に含まれています。

このカルシウムはクエン酸を加えることで、吸収率がアップするんです。

カルシウムは骨を丈夫にして、骨粗しょう症を予防するために必要な栄養素になります。

なのでしらすやちりめんじゃこを食べる場合には、お酢やレモンなどの柑橘果汁を加え食べてもらうとカルシウムを効率的に摂取できて良いと思います。

最後に

今回は栄養素をアップさせるためのちょっとしたコツとして、

こちらの7つの項目を紹介しました。

今回紹介したようにちょっとしたひと手間を加えるだけで、かなり栄養の吸収の仕方が違ってくるものは多いです。

ぜひ今回紹介した内容を参考にして、食材の栄養素を効率よく摂取できるようにしてみてはいかがでしょうか。

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