食品添加物 グルテンの危険性 パン派に隠された闇

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朝食は、ご飯派?パン派?って聞かれた事ありませんか。ひと昔前ではご飯派が多数派を占めていたのですがここ数はパン派がご飯派を上回ったとかしてないとか・・・。実際にお米の消費金額よりパンへの消費金額がお米への消費金額を上回っているそうです。お米も無洗米とか手間がはぶけくことが出来るようになったとはいえパンの手軽さには劣ります。それにパンは美味しいですからね。しかし小麦粉に含まれるグルテンの危険性を時々耳にするようになりました。私自身もパンが好きでよく食するので調べてみました。

小麦粉使った粉物は大好物なんだぜ

粉物って美味しいのに闇なんて言われると

なんか気になるわね

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グルテンについて

最近パンについて気になる記事を見つけて読んだことがあります。「パンに含まれるグルテンが危険である」という見出しで始まっていた文章です。パンは本当に危険なんでしょうか?私はパンが好きでよく食していますのですごく気になるので調べてみました。

グルテンとは

小麦粉や大麦 ライ麦などの穀物に含まれているたんぱく質の事を言います。グルテンとはタンパク質のことです。しかしこのグルテン、自然界には存在しないタンパク質なんです。小麦粉 にはグリアジンとグルテニンという2種類のタンパク質が含まれています。この2つにはそれぞれ欠点がありグリアジンは弾力はあるが伸びにくくグルテニンは弾力はないのですが伸びやすいという特徴を持っています。 そこで小麦粉に水を加えてこねるとで、このグリアジンとグルテニンが結びつきグルテンというタンパク質に変化するんです。このグルテンは弾力があって伸びやすい2つのいいとこどりで現在、世界中で食べられているパンや麺類などはこのグルテンの特徴を生かして作られているわけです。パンがモチモチで柔らかいのも麺類にコシと弾力があるのもこのグルテンがあるおかげなんです。こう考えるとグルテンは必要なものですよね。日本でもよく食べられているものにパン、麺類、粉もの、揚げ物の衣などグルテンを含む食品は身の回りに溢れています。しかも最近では食品だけではなく乳化剤や防腐剤化粧品やサプリメントにグルテンが入ってることもあります。今の食生活においてグルテンは欠かせないものになってきています。しかしこのグルテン近年体調崩す人が世界的に増えていると言われています。

セリアック病

グルテンで発症が懸念される病気でセリアック病があげられます。セリアック病とは摂取したグルテンに対して異常な免疫反応が生じ誤って自分の小腸の粘膜を攻撃してしまう自己免疫疾患の一種です。小腸は傷つくと栄養の吸収などに支障をきたし腹痛や下痢といった症状が発生してしまいます。パンを美味しく食べただけで内臓がやられてしまうことがあるなんか怖いですね。もともとセリアック病は欧米で流行った病気で100人に一人の割合で発症してるようです。日本においては患者は2000人に対し一人いるかどうかの割合です。このセリアック病の原因としては遺伝的なものが大きいとも言われていましたが発祥の理由が遺伝的要因だけでは説明できないので現在では環境的要因によって発症リスクが上がるのではないかとも言われています。その根拠としては食生活です。アジア圏などの(日本を含みます)が小麦粉よりも米類を好んでいたので発症率が低かったと言えます。しかし最近ではグルテンに接する機会が多くなってきているので今低い発症率も増えてくると危惧されています 。

セリアック病の症状

セリアック病の症状としては腹痛と下痢ですこの下痢の症状など最近話題になっている過敏性腸症候群と診断しているケースもあると言われていますおそらく潜在的なセリアック病の患者数は多いんではないかとも言われていますではなんで過敏性腸症候群とセリアック病の区別がつかないのかそれは病院において簡単に検査ができない病気だからですつまり普通の内科や消化器科ではセリアック病かどうか検査することができないんです大きな大学病院や海外の専門病院に委託をしなければ判断できないのが現状です 

アレルギー

グルテンにより体の調子が悪くなるものとして食物性アレルギーもあります。小麦アレルギーは原因物質の割合でかなり多くの割合を占めているんです。鶏卵39%牛乳21.8%小麦11.7%と3番目ぐらいに位置しているものなんです。ピーナッツやそばなどよりも多いんです。

アレルギーの症状

蕁麻疹、腹痛、くしゃみ、鼻水、喘息や呼吸困難といった多岐に渡ります。特に気をつけるものはアナフィラキシーショックでいきなり呼吸ができなくなったり血圧が低下してめまいや失神を引き起こす可能性もあります。かなり危険なものです。この小麦アレルギーの厄介な事は、子供の時にアレルギーを発症していても大人になるにつれて症状が軽くなることがあるんですが逆に子供の時は平気だったのに大人になっていきなり小麦アレルギーを発症するケースもあります。このアレルギーはいきなりこの瞬間に発症することも考えられるんですよ。心配するほどの確率は高くはないのですがただ症状が出た場合今まで問題なく食べていた小麦製品なので原因をストレスや違う要因に当てはめてしまい放置してしまうことや原因を突き止めるのが難しいのでそのアレルギーを悪化させてしまう可能性があります。しかもこの小麦アレルギーは肌からも吸収され発症される危険があるそうですよ。

その他の病気

グルテン不耐性の具体的な症状として腹痛、軽微な吐き気、お腹の張り、肌の乾燥、集中力低下、うつ状態、記憶力低下、疲労蓄積などの症状がそれぞれ日常生活に支障が出ない程度のレベルで発症してしまうことです。これは病院に行くレベルではないのですが日常を送る上で少し困った症状です。しかも原因がグルテンだと思ってないのでストレスや睡眠不足など違うものの原因のせいにしてグルテンの不耐性になかなか目を向けられないことです。

グルテンフリー

今まであげた症状というのはなかなか発見するのが難しいものです。もし仮に自分がグルテン不耐性かどうか調べるのは病院でも難しいのが現状です。そこでもし少しでも不安があるのでしたらグルテンフリーの食品を使ったものうまく使って自分の調子を観察してみるしかありません。自分がグルテンに弱い体質なのかどうか調べるためには2~3週間食事を続けて体調の変化を観察することが必要となってきます。もし仮にグルテン 生活をしている時体調が良くなりそれをやめてパンやパスタをまた食べ始めたら体調が悪くなってしまった場合グルテンが体に合わない可能性が高いと言えるかもしれません。ただグルテンフリーの生活は難しいと思われるのであれば日本食をメインに食べれば自ずとグルテンフリーの食事に近づけますよ。

最後に

飽食の時代と言われる現在、人ではなく自分に合った食品、合わない食品を選ぶのは自分自身しかいないことを再度意識をもたなければいけないのかもしれませんね。

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