ダイエット中の方やお腹周りが気になっている方におすすめの食べ物は?
と聞かれたら、まずおすすめしたいのが「海藻」です。
海藻はダイエットに役立つだけでなく、不足しがちな栄養素も摂れる優秀食材。
“海藻=ダイエットに良さそう“というのは、なんとなくイメージがある方も多いのでは?
では海藻は、どのようにダイエットをサポートしてくれるのでしょうか?
今回は海藻がダイエットに役立つ理由や、海藻別のおすすめの取り入れ方を調べてみました。
海藻がダイエットに役立つ理由
海藻がダイエットに役立つ理由1・食べ過ぎ予防ができる
海藻をまず先に食べ、ある程度お腹を満たしてから食事をする。
これでいつもより少ない量で満足しやすくなり、“ダイエット=お腹いっぱい食べられない!”というようなストレスを軽減してくれます。
野菜類も海藻と一緒に食べると効果は、一層高まります。
海藻はカロリーを気にせず安心して食べられ、「かさ」があるので満腹感を与えてくれます。
さらによく噛んで食べることで、満腹感が生まれやすくなるとされ、食べ過ぎ防止に役立ちます。
海藻がダイエットに役立つ理由2・糖や脂質の吸収を抑えてくれる
昆布やわかめ、もずくなどのネバネバは「フコイダン」や「アルギン酸」という水溶性食物繊維です。
食物繊維には、糖や脂質の吸収を妨げてくれる役割があります。
食物繊維は消化されない栄養素で、糖や脂質を吸着し外へ出してくれます。
ダイエットだけでなく、生活習慣病の予防や改善にも効果が期待できると言われています。。
海藻から摂れる栄養
海藻は不足しがちな栄養素を補給できます。
海藻には、食物繊維・カリウム・鉄などの栄養素が含まれ、便秘やむくみ、貧血などといったお悩み解決に役立ちます。
さらに日本人が不足しがちなカルシウムも摂ることもでき、骨の健康も守ってくれます。
ダイエットに役立ちながら、さまざまな栄養が補給できるのは魅力的だと思いませんか。
海藻別!おすすめの海藻の取り入れ方
出来れば、毎日一回程度はとりたい海藻。
とくに、こってりしたメニューが食べたい時は、糖や脂質の吸収を抑えてくれる海藻メニューを取り入れたいものです。
海藻別の、おすすめの取り入れ方は以下の通りです。
海藻別!おすすめの海藻の取り入れ方1・ひじき
乾燥のものは日持ちするので常備しておきやすいですが、時短したいときは水煮缶や水煮パックが便利です。
煮物だけでなく、サッと茹でて冷ましてサラダにもおすすめです。
海藻別!おすすめの海藻の取り入れ方2・わかめ
乾燥わかめ、塩蔵わかめ、旬の時期には生のわかめもあります。
それぞれ味わいや食感が異なるので、好みに合わせてサラダ、和え物、スープにとり入れましょう。
日持ちする乾燥わかめは、ストックしておくと便利です。
海藻別!おすすめの海藻の取り入れ方3・昆布
煮物にする場合はきざみ昆布が便利です。
硬い昆布を切る手間が省け、火の通りも早くなります。
だしをとったあとの昆布を再利用して煮物にするのもいいかも知れません。
もっと手軽に昆布を取り入れるならとろろ昆布(きざみ昆布)がおすすめ。
とろろ昆布は昆布を薄く削ったもので、和え物やスープに入れて、調理なしで手軽に食べられます。
今日は野菜が足りないかな?とういうときは、とろろ昆布を味噌汁に入れるだけで食物繊維を補えちゃいます。
海藻別!おすすめの海藻の取り入れ方3・もずく・めかぶ
もずく、めかぶは味付きのパックのものがあり、調理せずにそのまま食べられます。
コンビニでも手軽に手に入るので、コンビニメニューにプラスするのもお勧めです。
海藻別!おすすめの海藻の取り入れ方4・海藻ミックス
海藻ミックスは、わかめや寒天などの数種類の海藻がミックスされた乾物です。
水に戻すだけでサラダのトッピングとして使えます。
彩りもいいので、サラダの色合いがさみしいときにもおすすめです。
海藻を取り入れる際の注意点
海藻にはヨウ素(ヨード)が含まれているものが多くあります。
海藻を多くとることでヨウ素の過剰症の報告があり、過剰摂取には注意が必要です。
ヨウ素の過剰症として、甲状腺機能低下症、甲状腺腫、甲状腺中毒症が起こるとされています。
しかし多くの場合、サプリメントの摂取が原因と言われています。
食事からの摂取は心配ないと言われていますが、心配な方、妊婦さんは、昆布、ひじき、わかめには特に多く含まれているため、一度にたくさん食べたり、毎日三食続けて食べたりするのは控えた方がいいかも知れませんね。
最後に
取り入れられそうな海藻は見つかりましたか?
ぜひ海藻を取り入れ、ダイエットや健康管理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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