低脂肪乳・無脂肪乳は牛乳とは言えない

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スーパーマーケットには、たくさんの種類の牛乳や乳製品がが並んでいますが、みなさんのご家庭ではどのタイプの物を好んで飲まれていますか?私は値段が安い低脂肪乳をよく購入しています。今回は、低脂肪乳と無脂肪乳について調べてみました。気になる栄養価やカロリー、味の違いなどをみてみました。

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低脂肪乳・無脂肪乳とは

低脂肪乳・無脂肪乳は牛乳の仲間ではなく、加工乳の仲間だと御存知でしたか?ではその違いは、なんなのかわかりますか。それは原材料にありました。

無脂肪乳とは無脂肪牛乳は違うもの

無脂肪牛乳は生乳のみを原料としたものですが、無脂肪乳は生乳以外にもその他の乳製品を原材料にしているんです。一般的に、原材料が生乳+生乳以外の乳製品で、無脂肪固形分が8%以上の物は加工乳と言いますが、無脂肪固形分が8%未満の物は、含まれる無脂肪固形分の割合によって、低脂肪乳と無脂肪乳に分類されているんです。御存知でしたか。

無脂肪乳ってなんて読むの

無脂肪乳は「むしぼうにゅう」と読みます。上記に記したように、無脂肪牛乳とは違って、牛乳の仲間ではありません。乳製品の中でも品名に「牛乳」とつくものは牛乳の仲間、「牛乳」とつかないものは加工乳や乳飲料の仲間だと思っていいかもしれません。

無脂肪乳の栄養成分やカロリー

低脂肪乳・無脂肪牛乳は牛乳よりはカロリーが低いですが、実は、カロリーにはほとんど差がありませんでした。違いがあるのは、脂肪分と、たんぱく質、糖質ですが、これも大きな差はないので、成分よりも好きな味で選ぶのがいいかもしれませよ。

次に具体的なカロリーですが、200ml辺りのカロリーは、牛乳は140kcal前後、低脂肪牛乳は80kcal前後、無脂肪乳は70kcal前後となっています。牛乳は飛びぬけてカロリー高めですが、低脂肪と無脂肪にはそこまで差がないのが現状です。ただ少しでもカロリーオフを選ぶのなら無脂肪乳のほうが全般的に少し少ないですね。

低脂肪乳・無脂肪乳で削減された脂肪分は3大栄養素

脂肪分はダイエットの敵、出来ればとりたくないですよね。だから脂肪分が少ない低脂肪乳・無脂肪乳を選ばれる方も多いと思います。私も値段が安いうえに脂肪分をあまりとらなくていいから最適な飲み物だと思っています。ただ、食事から除去しすぎているのは問題なんです? 脂肪(脂質)は三大栄養素の一つです。適度に摂取することが大事です。注意してくださいね。

脂肪分は人間の生命活動において必須の栄養素

脂質には必須脂肪酸という、人が自力で作ることができない成分が含まれています。この必須脂肪酸は、体の細胞膜やホルモンの材料などになります。そのため、脂質が不足すると、発育の障害などが怒る可能性が考えられます。また、脂質は油脂に溶ける脂溶性ビタミン(A・D・E・Kなど)の吸収にも役立っており、大事な栄養素であることを忘れないでおく必要があるでしょう。

必要な栄養素でも脂肪分は取り過ぎはNG

大切な栄養素といっても脂質を過剰摂取すると、第一に肥満の原因となります。肥満は生活習慣病のもとになりますし、血液中の脂肪が増えることで、最終的にコはレステロール、中性脂肪が高値となって、動脈硬化を起こしやすくしてしまう恐れもあると言われています。。

動脈硬化は、高血圧や高脂血症、血管壁の内皮の障害などから始まり、次第に血管壁内に大量にコレステロールが溜まって血管内腔の狭まりや硬化を起こしていく病気です。動脈硬化を引き起こさないためにも、脂質の取り過ぎは避ける必要があります。しかし取り過ぎは脂肪分だけはなくすべてに言えることかも知れませんね。

最後に

低脂肪乳・無脂肪乳の事少しでもご理解していただけたら幸いです。飲まれたことがない方は一度すっきりした味わいの低脂肪乳・無脂肪乳を目的に合わせて、一度試してみてはいかがでしょうか。

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