恐怖の新事実! 世界一食品添加物が多い国は日本だった

食品添加物

世界の国と比べると、日本は魚や野菜、肉などあらゆるものを生で食べる習慣があります。

もちろんこれは、日本が恵まれた気候のおかげでもありますが、その高い技術によって、新鮮で清潔で安全だから生でも食べられるというイメージも強いと思います。​

食べ物の色味をよく見せたり、長く保存ができるようにしたりと、さまざまな理由で食品添加物は用いられています。

厚生労働省が認めた摂取量内であっても、それが科学的に合成されたものであれば、量にかかわらず「体にとってやさしいものかどうか」は気になるポイントだと思います。

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世界一の食品添加物王国 日本

そもそも日本ではどれほどの添加物が認められているのでしょう。

新鮮と安全を支えているのは、実は食品添加物なのです。

日本は『世界一の食品添加物王国』でもあるのです。

今回は、そんな信じられない日本の衝撃の真実を調べてみました。

食品添加物とは

食品添加物は、厚生労働省の定めによると「保存料や甘味料、着色料や香料など、製品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの」。

加工や保存において添加されることで、長くおいしく食べられるようしたり、旨味がしっかりと感じられたりとさまざまな利点があり、今日の豊かな食生活を形作ってきました。ただし科学的に合成された食品添加物も多く使用されているのが現状です。

これらは食歴史にはない新しく作られた添加物ということで、厚生労働省による厳正な調査を経て「人の健康を損なわない」と認められたものだけが流通しています。

食品添加物の種類は大きくわけて4つ。

指定添加物

ソルビン酸やキシリトールに代表されるように、安全性を評価した上で厚生労働大臣が指定したもの。

既存添加物

日本にてすでに使用され長い食経験があるものの例外的に指定を受けることなく使用・販売が認められたクチナシ色素や柿タンニンなど。

天然香料

バニラ香料やカニ香料など動植物から得られる天然の物質。

一般飲食物添加物

イチゴジュースや寒天など一般的に飲食に供されているもので添加物として使用される。

令和元年6月6日現在では、指定添加物が463品目、既存添加物が365品目、天然香料が約600品目、一般飲食物添加物が約100品目、それぞれ認定されています。

世界での食品添加物の認可数

実は、食品添加物は国によって使えるものが決まっており、その種類が限られています。

ではまず、世界の国ではどのくらいの種類の添加物が使われているのでしょうか。​

食品添加物が許可されている種類

・アメリカ:133種類

・ドイツ :64種類

・フランス:32種類

・イギリス:21種類


アメリカはカラフルな食べ物がたくさんあるので、もともと添加物が多いイメージがありませんか、またヨーロッパの食品はどれだけ自然で安全なのかもわかると思いますし安心感があります。

日本の食品添加物 認可数

では日本はどのくらいの種類の添加物が使用されているのでしょうか。
日本の食品添加物 認可数

・指定添加物:約400種類
・既存添加物:約400種類
・天然香料:約600種類
・一般飲料物添加物:約100種類​

なんと合計『約1500種類』もの添加物が認可されているのです!特に体に害がない香料を抜いても900種類です。​

なんとアメリカの7倍以上もの添加物が使用されているんです。
もちろんこれは世界一でしょう。信じられませんし知りませんでした。

「日本の食品は安全」は添加物によって支えられている

「日本の食品は安全」といった日本のイメージは、国やメディアによって洗脳されたものです。

日本の食品は新鮮、清潔だから日持ちするのではありません。添加物によって守られているのです。

・「着色料、合成保存料は使っていません」は他の違うものを使っているだけ。
・激安食品は添加物の塊です。
・激安チェーンの飲食店では添加物によって超長期保存可能なものが使われている。
・惣菜についてくる醤油は、添加物でつくった醤油味のタレ。

などなど、日本で使われている添加物が書ききれないことばかりです。ただし添加物=全てが悪いもの。というわけではなくむしろ、本当に安全な添加物もあります。

安全な使用例

例えば最近どこでも売っているカット野菜。家で野菜をカットした場合、数時間で変色しますし次の日には食べれません! 

でも、市販されているものは変色せずに翌日でも食べることができます。

もちろんこれも添加物によって長期保存が出来ているのですが、ちょっと違うんです。​

では、カット野菜が商品になるまでの行程を見てみましょう。

01.野菜を水と殺菌剤でよく洗う。
⇒主に使われる殺菌剤は、家庭用漂白剤でもよく使用されている次亜塩酸ナトリウムでです。

ちなみに袋を開けた時に、少し塩素っぽいニオイがするのはこの次亜塩酸ナトリウムのおかげです。

 次亜塩素酸ナトリウムは、水道水の安全確保のためにも使用されています。

02.野菜をカットする。​

03.カットした野菜の変色防止と鮮度維持の為、出荷時にはpH調整剤(クエン酸、グルコン酸、コハク酸)を噴射する。⇒このpH調整剤によって、翌日でも食べることができます。

また、このpH調整剤は食べても安全な添加物です。国も認可しているものなので健康を害することはありません。​

04.袋詰めして出荷。
このように、カット野菜に使用されている次亜塩酸ナトリウムとpH調整剤は人体には影響がない添加物です。
むしろカット野菜は、不衛生な家のキッチンでサラダをつくるよりも遥かに安全と言えるのです!

まとめ

調べで分かった事ですが、残念ながら日本は世界一の食品添加物大国でした。

日本の食品は添加物によって新鮮で安全が守られているのは現実であり事実です。

ただし、商品によって添加物の使われ方が全く違うので、商品ごとにしっかりと選ぶことも重要です。

また、他国では発ガン性があるため禁止となった添加物も、日本ではまだ認可されているものもあります。

しかも、その中には使用制限値がない添加物もあるのです。このような状態が添加物への不信感を植え付けるものだと思います。

この日本では、添加物が使用されていない食品のほうが圧倒的に少ないです。
むしろほとんど無い。といっても過言ではないのかもしれません。​

食品添加物は全てが危険なものでは無いのですが、少しでも添加物の摂取を少なくすることが大切なのです。やはり、自炊をすることが最も安心な食事と言えます。​

毎日のように外食している人は、この機会に少しでも自炊の回数を増やして安心な食事を取るように心掛けてはいかがでしょうか。

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