ユーカリ茶

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お茶

ユーカリと聞くとコアラのが食べてる葉っぱってイメージが強くありませんか。しかもそのユーカリの葉には毒があるとも聞いたこともあります。そんなユーカリをお茶にしても大丈夫なんでしょうか。調べてみました。

ユーカリ茶は、オーストラリア原産の、フトモモ科ユーカリ属の常緑高木であるユーカリの葉を用いた健康茶です。ユーカリといえば、「コアラの主食」やエッセンシャルオイルなどとしてよく知られています。ユーカリは、オーストラリアの原住民であるアボリジニの間では、毒ではなく薬草として利用されてきたそうです。

そんなユーカリですが、ユーカリ茶として摂取することによっても、人間に様々な恩恵をもたらしてくれます。

ユーカリ茶の主な成分

・抗酸化物質SOD
・シオネール
・シトロネラール
・ポリフェノール
・クロロフィル
・タンニン

ユーカリ茶にはまた、各種ミネラルやビタミンも含まれています。ユーカリ茶にはカフェインが含まれていない上、さわやかで気持ちの良い風味なので、毎日の健康づくりに、これを飲むことを習慣にしてもいいかもしれません。

ユーカリ茶の効能

さて、ユーカリ茶の気になる効能ですが、主に以下のようなものがあります。

・花粉症など、アレルギー症状の緩和
・ガンの予防
・殺菌
・デトックス(解毒)
・鎮痛
・呼吸器系の疾患
・冷え性、肩こりなど、血行不良による諸症状
・低血圧

上記以外にも、ユーカリ茶の効き目は多岐にわたっています。

ユーカリ茶の抗酸化作用やデトックス効果は、健康だけでなく美容にも良い効果をもたらします。アンチエイジングやダイエットを真剣に考えておられる方は、ユーカリ茶を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

豊富に含まれる抗酸化物質

生のユーカリの葉はそのままでは摂取できませんが、乾燥した葉はお茶として使用することができます。

このお茶は、摂取すると毒性を発揮する可能性があるユーカリオイルとは異なることに注意が必要でしょう。 「ユーカリの葉茶」と表記されているお茶を購入するようにして、ユーカリオイルをお茶に加えたりすることは避けましょう。

ユーカリの葉には、特にフラボノイドなどの多くの抗酸化物質が含まれ、酸化ストレスや遊離ラジカルから体を守る作用が期待されています

ユーカリの葉に含まれる主要なフラボノイドは、カテキン、イソラムネチン、ルテオリン、ケンプフェロール、フロルチン、ケルセチンなどです。 これらの化合物を多く含む食物は、特定の癌、心疾患、認知症などに対して抑制的に働くと考えられています。

例えば、3万8千180人の男性と6万289人の女性を対象にした大規模な研究では、フラボノイドを多く含む食事の摂取が、致死的な心疾患のリスクを18%ほど低下させたとしています。

ユーカリ茶には豊富に抗酸化物質が含まれ、成人にとっては安全に摂取できると考えられています。 しかし、小児に対しては、ユーカリの毒性が現れる可能性が懸念されており、摂取の前に医療機関で相談をした方が良いでしょう。

ユーカリ茶はフラボノイドなどの抗酸化物質に飛んでおり、特定の癌、心疾患、認知症などに抑制的に働く可能性があります。

感冒症状の軽減効果

ユーカリは、広く天然の感冒薬として使用されており、感冒薬や咳止め薬の主要な成分でもあります。

研究によると、ユーカリは粘液の分泌を減らし、気管や気管支を拡張させると考えられています。 また、ユーカリは天然の抗炎症物質でもあります。

ユーカリの、これらの作用の主な有効成分はユーカリプトールで、シネオールとも呼ばれるユーカリオイルに含まれる化合物です。

いくつかの研究では、ユーカリプトールが咳嗽の頻度、鼻詰まり、頭痛などの感冒症状を、炎症と粘液の貯留改善によって軽減する可能性が示されています。

さらに、ユーカリプトールは喘息症状も軽減するかもしれません。

ある研究では、32名の気管支喘息のある被験者に、12週間にわたって600mgのユーカリプトール、もしくはプラセボを投与しました。 ユーカリプトールを摂取した群では、喘息のコントロールに必要となる薬剤が36%減少したのに対し、プラセボ群では7%の薬剤使用の減少に止まったとされています。

ユーカリオイルは、鼻から吸入することで感冒症状を和らげるために使用することもできます。 また、局所に塗布することで粘液による閉塞の軽減などに使用することもできます。 しかし、少量のオイルの摂取でも毒性を発揮する可能性があるので、経口での摂取は避けましょう。

ユーカリプトールを使用する場合や、薬剤を変更する場合などには、必ず医療機関で相談をしましょう。

ユーカリはユーカリプトールと呼ばれる化合物を含み、鼻詰まり、咳、風邪関連の頭痛などの症状を軽減する効果があると考えられています。 喘息症状も軽減する可能性がありますが、今後の追加での研究が必要でしょう。

皮膚乾燥への効果

ユーカリを使用すると、皮膚のセラミド成分を増加させ、乾燥した皮膚を改善させると考えられています。

セラミドは、皮膚のバリア機能と水分保持作用を担う脂肪酸の1種です。 乾燥肌、ふけ、皮膚炎などの皮膚疾患、乾癬などを持つ人では、一般的に皮膚のセラミドが不足していると考えられています。

ユーカリの葉の抽出液を局所に使用すると、皮膚のセラミド産生を促進して、水分保持、皮膚保護などの効能を発揮すると考えられています。 ユーカリに含まれる、マクロカーパルAと呼ばれる化合物がセラミドの産生を促進しているようです。

34名の被験者を対象に、ユーカリの葉抽出液と合成セラミドを含む頭皮ローションを投与したところ、頭皮の赤み、痒み、乾燥、かさつきを有意に軽減したとされています。

この作用のため、多くの頭髪、皮膚ケア製品にはユーカリの葉成分が含まれています。

ユーカリの葉抽出液は、皮膚でのセラミドの産生を増加させ、皮膚乾燥やフケなどの症状を軽減すると考えられています。 この効能については、今後も追加での研究が必要でしょう。

疼痛軽減効果

ユーカリエッセンシャルオイルを吸入には、疼痛軽減効果があるかもしれません。

ユーカリは、シネオール、リモネンなど、疼痛軽減効果があると考えられている、多くの抗炎症作用化合物を含んでいます。

52名の膝関節置換術後の患者で、ユーカリオイルとアーモンドオイル混合物を、3日間毎日30分吸入したところ、アーモンドオイルのみを吸入していた群に比較して、自覚する疼痛と血圧が有意に低下したとされています。

しかし、他の123名の癌患者さんを対象にした研究では、医学的な手技の前に3分間のユーカリのオイル吸入を行いましたが、明らかな効果は認められませんでした。今後の追加での研究が必要でしょう。

ユーカリオイルは、疼痛を軽減するかもしれません。 しかし、さらなる研究が今後も必要でしょう。

リラックス効果

ユーカリは、ストレスによる症状を軽減すると広く信じられています。

ある研究では、62名の健常な人がユーカリオイルの吸入を行ったところ、手術前の不安症状が有意に軽減したとされています。 ユーカリには、ユーカリプトールと呼ばれる抗不安作用を持つと考えられる物質が含まれています。

さらに、膝の手術後の患者が、30分間ユーカリオイルの吸入を行ったところ、血圧の低下作用も認められ、吸入が気分を落ち着ける作用を発揮したためであると考えられています。

研究者の間では、ユーカリオイルがストレスへの反応システムである交感神経の働きを抑制して、リラックス効果を発揮する副交感神経を促進させると考えられています。

ユーカリオイルは血圧や不安症状の低下に関連していると考えられています。 これは、リラックス効果を果たす、副交感神経を活性化することによると信じられています。

歯の健康維持

ユーカリの葉の抽出液の成分であるユーカリプトールは、歯の健康状態を改善するかもしれません。

ユーカリの葉は、多くのエタノールとポリフェノールの1種であるマクロカーパルCを含んでいます。 これらの化合物は、虫歯や歯肉疾患などの原因となる有害な細菌を減らす効果があると考えられています。

97名の被験者を対象にした研究では、ユーカリの葉の抽出液で作られたガムを5分間1日5回噛んでいた人において、噛んでいなかった人では変化がなかったのに対し、歯のプラークの沈着、歯肉からの出血、歯肉の炎症などが有意に減少したとされています。

この理由から、ユーカリプトールはしばしばマウスウォッシュなどに添加されます。

ユーカリの葉の抽出液をガムとして噛むことが、有意に歯のプラーク沈着、歯肉の疾患発生などを減らすと考えられています。 この作用から、多くの種類のマウスウォッシュや、そのほかの口腔ケア用品に加えられます。

天然の虫除けとしての効能

ユーカリオイルは、そのユーカリプトール成分で、天然の虫除けとして使用できます。

研究では、ユーカリオイルが、塗布後8時間程度の間にわたり蚊や、その他の人に噛みつく虫を遠ざけると報告されています。 ユーカリプトールの成分が多いほど、ユーカリオイルの虫除け効果は長く、強くなると考えられています。

実際、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、レモン・ユーカリの木に由来するオイルを、強力な虫除けやくとして認定しています。

加えて、ユーカリオイルは当初のシラミの治療にも使われます。 あるランダム化比較試験では、ユーカリオイルは、通常のシラミ治療薬に比較して2倍ほど効果が高かったと報告しています。 しかし、最近のレビュー報告では同様の結果は証明できず、今後の追加での研究が必要でしょう。

ユーカリオイルはユーカリプトールと呼ばれる成分を含み、蚊やそのほかの人に噛みつく虫を遠ざける効果があると考えられています。 頭部のシラミに対しても有効であると考えられていますが、今後の追加での研究が必要でしょう。

ユーカリの活用方法

ユーカリの葉は、オンラインショップなどでも手に入れることができ、次に挙げるような多くの方法でも利用することができます。

  • お茶:ユーカリの葉を挽いたものをティーバッグに入れて使います。 
  • アロマセラピー:ユーカリエッセンシャルオイルをディフューザーやスチームボールに入れて使います。 
  • 葉を丸ごと使用:シャワー室に葉を吊るしたり、風呂などに葉を加えてスパのようにリラックスのために使用します。 
  • 虫除け:虫除けを購入するか、レモン・ユーカリエッセンシャルオイルから虫除けを作る。 
  • 局所薬:ユーカリのオイルを数滴、分離したココナッツオイルのようなキャリアオイルに加え、胸などのタン詰まりがある部分に塗布します。 

マウスウォッシュ、ヴェポラッブ、チューインガムなど、多くの市販薬はユーカリを含みます。

ユーカリの葉は、葉丸ごと、挽いたもの、オイルにしたものなどが使用されます。 ユーカリの葉からお茶を作ることもできるほか、オイルをアロマセラピーや保湿薬、虫除けなどとしても使用することができます。 エッセンシャルオイルは経口で摂取しないようにしましょう。

ユーカリの副作用と安全性

ユーカリの葉は一般的には安全であると考えられていますが、ユーカリのオイルの摂取には、その毒性による重篤な健康への影響の可能性が懸念されています。

特に、小児においてはこの毒性が起きやすいことが知られています。 痙攣、呼吸困難、意識障害、さらには死亡などの副作用が報告されています。

加えて、ユーカリのオイルが妊娠中の女性や授乳婦にとって安全であるかについては、十分なデータがありません。このため、安全面からは妊娠中や授乳中であれば摂取は避けた方が良いでしょう。

ユーカリのオイルの局所への塗布で、接触性皮膚炎を起こす人もいます。分離ココナッツオイルやジョジョバオイルなどのキャリアオイルを使用することで皮膚への刺激を軽減できることが知られています。また、オイルを使用する前にパッチテストなどを使用して、反応が起きないかを確認することも有用でしょう。

そして、ユーカリオイルは、糖尿病薬、高コレステロール薬、胃薬、精神疾患薬などと相互作用があるかもしれません。 使用前には、医療機関で相談をしましょう。

ユーカリオイルの摂取は、場合によっては毒性があることがあり、使用は避けた方が望ましいでしょう。 特に小児では毒性が起きるリスクが高くなります。 場合によっては、オイルによる接触性皮膚炎なども起きる可能性があるので、使用前にパッチテストなどを行うことが望ましいでしょう。

まとめ

ユーカリの葉には、多くの健康への有益な効果があります。 疼痛の軽減、リラックス効果、感冒症状の軽減などの効能が期待されています。

多くの市販薬は、口臭予防薬、皮膚への刺激症状軽減、虫除けなどの目的に、ユーカリの抽出液を使用しています。

ユーカリのお茶は、安全に摂取できると考えられていますが、ユーカリオイルは比較的少量の使用でも毒性があると考えられています。 もしも何か薬剤を内服している場合には、ユーカリオイルを摂取する前に必ず医療機関で相談をしましょう。

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