ずるい考え方を紹介してみた

発想の限界を超えろ!

いきなりですが今日は「ずるい考え方」ということで、ラテラルシンキングだったり水平思考だったり名前は聞いたことあるけどどうやって使ったらいいかわかんない?もうわかんないそういう人のために解説していきたいと思います。

 

google

「ずるい考え方」 って何

是非、実用的な場面で活用してください。さてラテラルシンキングとかを簡単に言うなら前提を疑うことで今までにない全く新しいアイデアを生み出す思考法であると言えます。

これだけでちょっとわかりにくいなと思うんですが特徴としては唯一の正解がないということなんです。私たちは今まで学校教育によって正解はひとつしかないという風に思い込んでいるとこういった考え方の場合、なかなかに新しい発想っていうのが出てこないんですよね。

なぜかといえば自説、自分の考えが正しいんだって信じ込んでしまって他の意見を取り入れようと思ったりしなくなってしまうんです。また二つ正解がある場合も二つ正解があると考えずにその二つの考えのいいところを共存させるといった考えが浮かばなくなってしまうんです。

ラテラルシンキングの考え方

ラテラルシンキングの場合はそういった二つの考えをうまく取り入れる、今までにないガラッと変わって発送するだとかそういったことが可能になります。

さてでは例題を通してどういった考え方なのか見てみましょう。

エレベーターが混雑しているとき自分がおりたい階のボタンが押せなくてイライラしたことありません?もしあなたがエレベーターを作っている会社の人だとしてこの問題どのように解決しますか?

ラテラルシンキングの思考で考えると乗り込む前に停止階のボタンを押せるようにするといった考えが浮かびます。これがもちろん正解というわけではないです。色んな考え方があると思いますがその中の一つにこういった考え方があるということです。

この考え方はエレベーターは中でボタンを押すものだっていうこの前提を疑ってみる。外で押してもいいんじゃないかな、乗り込む前に押したっていいんじゃないかな。そういった自然の前提を疑うことによって、今までにない発想が浮かんでくるというわけなんです。

疑う力、抽象化する力、セレンディピティが必要

さて本書では、こういったラテラルシンキングをするために必要な力として疑う力、抽象化する力、セレンディピティの三つを挙げています。セレンディピティとは偶然を利用するということなんですがここではより実用的なこの疑う力、抽象化する力について説明させていただきたいと思います。

説明させていただきたいと思います。疑う力ということで子供のようになぜ?本当?と問いかける力のことです。これがどのように生きてくるかちょっと実例をあげたいんですがですが昔、携帯電話は二つ折りが主流でしたね。そのときに携帯電話は二つ折りである必要があるのか?それを考えに考えてたそうじゃなくてもいいじゃんというふうになればスマホを産むことができたはずです。

疑う力

この疑う力というのは、すごく実用的な力なんです。これは本当にどんなことでもいいんです。例えばなぜライトに傘はついているのか?なぜ花は花瓶に植える?なぜ柴犬は首輪をしている?のか首をする必要があるのか?その首輪じゃなくてもいいんじゃないか?疑いと色々な考えが疑う力から生まれてきます。皆さんも使っていてみてください。

抽象化する力

さてお次は抽象化です。ここではではジョークを取り上げてみましょう。

昔、宇宙ロケット開発で競っていたロシアとアメリカですが 宇宙でボールペンが使えないこのことに気がついたんです。そこでアメリカは無重力でも使えるボールペンの開発を行いました。

しかし一方ロシアは鉛筆を使いました。ここで大事なのはボールペンを抽象化して書くものだよというふうに認識することです。書くものだったら何でもいいわけですからボールペンじゃなくて鉛筆を使うっていうロシアの考え方、これが抽象化する考え方なのです。今のは、あまりにも単純すぎましたよね。

例えばです。あなたが鉛筆もボールペンを使えないような場所に連れて行かれたとします。そこでどのようにあなたは実験結果だったり思考だったりを記録しますか?

これも単純なことで、例えば紙に記録したいならプリンターを使えばいい、紙じゃなくていいならスマホでメモを打ち込めば記録を取るっていう部分を抽象化しているわけです。それでは抽象化のトレーニングの方法について解説したいと思います。

今、鉛筆で書くものだったり記録するものだったりいろんな見方がありました。このように鉛筆をいろんな使い方を考えてみるというものです。書くもの、記録するものは、そして指すものとしても使えるんじゃないか?などいろんな考え方を30通ぐらい出すと良いと著者は述べています。

マイナスをプラスに考える

さらに本書を読んでいて面白いなと思ったポイントにマイナスをプラスに変えるという話があります。鉄道を作ったします。でもなかなか人が乗ってくれない、とこの時にどうやってPRする?

これは誰も乗ってくれないというところをプラスに考えて、いつでも空いてて座れるよ!という風に言い換えるという風に本書で語られていました。

これちょっと面白いなと思って、面接の時とかに自分の短所をあたかも長所のように言い換えるみたいなことありますよね。

相手の力を利用する方法4点

ビジネスに使えそうだなと思う考え方の所に、相手の力を利用するというものがあります。その方法は4つにに分かれていてコバンザメ型、寄生虫型、ヤドカリ型、そして判官贔屓(はんかんびいき)型なんです。

コバンザメ型

真っ先に思いつくのは、コバンザメ型。例えば車がめっちゃ売れてるから車のカー用品を出していくと言ったのは方法は単純に相手の力を利用する方法です。

寄生虫型

それ以外に寄生虫型。例えばある本が売れた。最近出た嫌われる勇気が売れたからということで嫌われる勇気の解説の本を出したり、批判をしたり、動画で解説の動画を出しりこれを寄生虫型と言って、寄生したものの売り上げが落ちる可能性もあるわけです。そういった相手の力も若干奪い取りながら生きていくというのが寄生虫型です。

ヤドカリ型

ヤドカリ方ってのが win-win の関係。お互いに利点がある。

判官贔屓(はんかんびいき)型

面白いのがこの最後の判官贔屓(はんかんびいき)型。判官贔屓っていうのは、負けている方を応援したくなるということなんです。

例えば自分が今ナンバー2の企業だとします。その時にナンバー2であることを隠すんじゃなくて、私たちはナンバー2ですのでナンバー1よりも一人一人のお客さんに時間をかけることができます。

混んでるわけじゃないんです。ナンバー2なので、ナンバー1に負けないように一生懸命頑張らせていただきます。それとナンバー2を押しだすというPRをすることによって、ナンバー1よりも売上を上げるという方法もあるんです。これもある意味ではナンバー1っていうの利用したナンバー2で、相手の力を利用するということになるわけです。

最後に

さていかがでしたでしょうか、本日はラテラルシンキングを鍛えるための三つのポイント

疑う力、抽象化する、力そしてセレンディピティ。これはあまり利用することはないですがついでに解説しました。さらにビジネスの応用としてマイナスをプラスに変える、そして最後に相手の力を利用するといった方法について解説しました。

さてラテラルシンキング、水平思考いかがだったでしょうか。水平思考の問題がクイズ形式になっているものがありますんで楽しみながらトレーニングしていただけます。今回はずるい考え方の紹介でした。

コメント