びわは、食べて美味しいだけじゃなかった びわの葉茶

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お茶

びわの実は、普通に食べて好きな果物の一つです。しかしそれがお茶になるなんて知りませんでした。びわ茶は、古くから中国やインドなどでも万薬として飲用されてきたらしいですし食べてもとても美味しい果物です。最近ではアトピー・便秘・ダイエットなどにも効果があるとされ、健康にもいいお茶として注目が高まってきています。そんなびわ茶を調べてみました。

びわ茶とは

古来より漢方薬などに使われてきた歴史のあるびわ茶は、びわ茶ならではの効果が沢山あります。ほうじ茶をまろやかにしたような優しい味は、健康茶とは思えないクセの無い飲み心地で、普段の生活に取り入れやすいのも魅力でしょう。

びわ茶に含有されているクエン酸は、疲労回復効果が有名な成分。他にも、夏バテ・二日酔い・食べ過ぎ・食欲不振といった胃の不調をサポートしてくます。また、動脈硬化などの生活習慣病予防・抗酸化作用などがあるタンニンも含有。脂肪の蓄積防止、代謝アップに効果のあるサポニンも含まれているので、女性にうれしい美肌・ダイエット効果も期待できます。

ただ、びわの種子に含まれるアミグダリンという成分がガンの予防に効果があるという説がありますが、これに関してはアメリカの国立がん研究所が臨床研究を行い、効果を否定していますが、がんの予防を目的に購入を考えている人は、注意して下さい。

びわ

バラ科の常緑広葉樹で、亜熱帯や温帯地域が主な山地です。冬に花を咲かせ、初夏の頃に黄色い実をつけます。葉は大きくて楕円形をしており、表面にはつやがありますが裏側は産毛が生えています。

一口大のたくさんの甘い実の中には、大きな種を1つもちます。日本でびわの栽培が始まったのは江戸時代中期頃とされており、現在でも栽培されているびわの大半は中国からもたらされた品種と言われています。

びわの科目・原産地 

科目:バラ科ビワ属

原産地:中国

びわの草丈・開花期 

草丈:2m~5m

開花期:11月~2月

名前の由来

楽器の琵琶(びわ)に似ていることから名付けられたとされています。

自分の家に生えているびわの木からでも、びわ茶を作ることが出来ます。まず2年以上経っているびわの葉を収穫します。収穫した葉の表面をスポンジなどで綺麗に洗います。

表面は撫でるように優しく洗い、裏側の産毛がごしごし取るように洗います。次にハンガーなどに吊るして一度葉をよく乾燥させます。葉を乾燥させたら、手で揉むように砕きます。この時あまり細かくし過ぎる必要はありません。

砕いた葉をフライパンでさっと炒り、香ばしい香りになったら風味が出たということですので完成です。その後は一般的なお茶と同じように煮出して飲みます。煮出した後に数時間置くと味が染み出てより美味しく飲めます。

びわの種類と特徴

茂木

直立性で樹勢は強いです。日本で最も栽培が多いとされている品種です。果重は40g程度で、酸味が比較的少なくて品質が良いのが特徴です。耐寒性は「田中」よりはやや弱いです。

田中

開張性で樹勢は強いです。「茂木」の次に栽培が多く、耐寒性は強いです。果重は60g~70g程度で、完熟直前まで酸が多いため、収穫が早いと酸味がやや強いのが特徴です。

長崎早生

直立性で樹勢は強いです。早生品種の中では開花期が遅いため寒害を受けにくいですが、「茂木」よりは寒害を受けやすいため、栽培は暖地に限られます。果重40g~45gで、食味が良いのが特徴です。 

びわ茶の効能

びわ茶に期待できる効果

高血圧・動脈硬化・心筋梗塞などの予防

びわ茶には強力な抗酸化作用がありますが、この抗酸化作用は体内に蓄積された活性酸素を壊してくれる働きがあります。

活性酸素は細胞を傷付け、さまざまな病気の原因となりますので、それを壊してくれることによって、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などのあらゆる病気の予防になります。

アレルギー・花粉症の改善

びわ茶に含まれる抗酸化作用は、花粉症などのアレルギー症状を改善してくれる働きがあります。加えてびわ茶に含まれる殺菌効果でもアレルギーの改善が期待されています。

がん予防

びわ茶に含まれるアミグダリンという成分は、体温と共に暖められると浸透し、細胞の中にまで入っていきます。そして炎症やガン細胞を治癒する作用を発揮するため、がん予防に効果的とされています。

風邪予防

びわ茶に豊富に含まれるミネラルの働きによって、体内の老廃物が外へと排出され、体の抵抗力が高まります。抵抗力が高まると、風邪を引きにくい体質になりますので、風邪予防の効果が期待されています。

美容効果

びわ茶に含まれるアミグダリンには解毒作用もあります。解毒作用によって新陳代謝が促進され、むくみの改善や美肌、美髪効果のほかにダイエット効果も期待されています。

びわ茶の栄養素

βカロテン

カロテノイドの一種で、緑黄色野菜などに多く含まれる成分です。強力な抗酸化力を持ち、体内で必要量に応じてビタミンAに変換されるため、ビタミンAとしての役割も果たしています。

体の粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保ち、また視力を維持するために必要不可欠とされる成分です。

カリウム

ミネラルの一種で、ナトリウムの排出を促す成分であり、生命活動を維持する上で欠かすことの出来ない必須栄養素です。

ナトリウムとは拮抗した関係にあり、ナトリウムが体内に過剰に存在する場合には、カリウムが余分なナトリウムを体外へと排出してくれるために、常に体内のナトリウム濃度を一定に保ってくれます。

クロロゲン酸

ポリフェノールの一種で、コーヒー豆やじゃがいもなどに多く含まれている成分です。強力な抗酸化作用をもち、また脂肪の蓄積を抑える働きをしています。

アミグダリン

バラ科の植物の種などに多く含まれている成分です。体内で血液の酸性と、アルカリのバランスを整えてくれ、血液を浄化する働きを持ちます。また炎症を治癒する作用があるため、自然治癒力をアップさせてくれます。

ポリフェノール

植物のもつ苦味や渋み、色素などの成分を言います。自然界にはこのポリフェノールが5、000種類以上存在していると言われており、すべてのポリフェノールが強力な抗酸化作用を持っています。

びわ茶の選び方

それではさっそく、びわ茶を購入する前におさえておきたい選び方のポイントをご紹介していきます。

茶葉を使ったびわ茶を選ぶ。種子入りに注意

味も美味しいびわ茶ですが、選ぶなら健康にいい成分を豊富に含んだ茶葉を使ったものがおすすめ。びわの茶葉には、ポリフェノールの一種でもあるタンニンという苦み成分が多く含まれています。タンニンには抗酸化作用亜や抗菌効果があり、老化防止や美肌づくりにも効果を発揮してくれます。

また、サポニンという苦み成分も、びわの茶葉に含まれる成分として有名です。こちらもタンニンと同様に抗酸化作用がある他、血流改善や脂肪の蓄積を防ぐ効果があることで知られているので、女性にはうれしいダイエット効果も期待できます。

ただし、茶葉を使った商品を選ぶ際は種子入りのものにはご注意。びわの種子に含まれるアミグダリンには、シアン化合物という物質が含まれていて、この物質が体内で分解されると毒性を持つ青酸を発生することがあります。青酸を大量に摂取すると中毒症状などを起こす危険性もあるので、なるだけ種子が含まれている商品は避ける方が良いと思います。

飲み方に合わせてタイプを選ぶ

びわ茶はタイプによって作り方や飲みやすさが異なるので、自分の飲み方や用途に合わせて最適なものを選びましょう。

手軽に飲めるティーパックタイプは、毎日飲む方にもおすすめ

小分けになっているティーバックタイプは手軽に飲むことができ、毎日びわ茶を飲みたいという人にもおすすめです。毎回決まった分量でつくれるので、茶葉の量を調節する必要がなく、飲みたいと思ったときにすぐにつくれます。

手間もかからず、カップに入れてお湯をそそぐだけなので作り方も簡単。持ち運びも便利なので、外出先でさっとびわ茶を飲みたいときなどにも活躍してくれますよ。しかし、びわは種子だけではなく葉の部分にもアミグダリンが含まれています。

上記で解説したように、濃くしすぎたりすると過剰摂取になることもあるので注意が必要。24時間以内に摂取しても体に害のないシアン化合物の摂取量の目安は、体重1kgに対し20μgが推奨されています。商品に記載されている目安量や作り方を守り、飲む量は多くても1日にカップ2~3杯程度に留めておきましょう。

粉末タイプは調節が効くのが魅力。家族での利用も◎

粉末タイプは、気分によって茶葉の量を調節できるのが魅力です。味の濃さや茶葉の量にこだわってつくりたいなら、こちらのタイプが最適。多めに作れば大人数でも飲めるので、家族みんなで利用したいときにもおすすめです。

また、粉末タイプならお茶だけでなく、料理の隠し味やジュースなどにも活用可能。色々なアレンジを加えたり、他の料理にも使えたりと、色々な活用法があるのも粉末タイプの魅力でしょう。

ですが、こちらもティーバッグタイプ同様、作り方や飲み方によっては過剰摂取の恐れがあります。商品によって目安量は多少異なりますが、多くの商品はカップ1杯のお湯(200~300ml)に対し3~5g程度が目安となっており、一度に大量に摂取したり湯の量を減らしたりしないよう注意してくださいね。

ボトルタイプはお試しにおすすめ

ボトルタイプは少量からリーズナブルに購入できるので、試しに飲んでみるのには最適。1本ずつ種類や味が違うものを選べば、自分の味の好みや飲みやすい商品も見つけやすいですよ。味や量の調節はできないのが難点です。

ただし、加工時の熱処理や添加物等によって、急須で淹れる茶葉タイプやティーバッグタイプと比較して、栄養素は落ちるとされています。栄養素にっては1/3程度まで落ちてしまうこともあるので、あくまで味を試してみる用途で購入するのがおすすめです。

無添加・無農薬を選ぶ

びわ茶は葉を用いるお茶なので、できる限り無農薬のものを選びましょう。健康効果を求めて飲むお茶ですから、なるべく安心・安全なものを選ぶことが大切です。

また、びわ茶の薬効成分をしっかりとるためにも、びわ茶の成分に科学的な成分や香料などの添加物が入っていないかも要チェック。長く飲み続けたいなら、こういった安全性や無添加にもこだわって選んでみてくださいね!

入浴剤や足湯としてびわ茶を使うのもおすすめ

健康や美肌、ダイエットなど様々な効能のあるびわ茶ですが、お茶として飲むだけでなく、入浴剤や足湯などで活用するのもおすすめです。入浴剤や足湯としてびわ茶を使い、体の外側からもアプローチをすれば、さらに高い美肌やダイエット効果が期待できます。

また、選び方でも記述したように、アミグダリンの過剰摂取による体への健康被害が心配な方も多いでしょう。そんな方でも、お風呂などで使えば過剰摂取の心配もなく、安心してびわ茶を使用できます。冬場の寒い時期に足湯をすれば体全体が温まり、心身ともにリラックスできますよ。

実際にびわ茶を飲んでみて口に合わなかった、という人でも、入浴剤や足湯としてなら問題なく使用可能です。自分なりの活用法を見つけ、有効的にびわ茶を使って健康な体を目指してみてくださいね!

まとめ

びわ茶は麦茶などに比べると少し薬草のような風味を感じるという方もいるかもしれませんが、薬効の高い健康茶なので薄めに淹れたり、麦茶などとブレンドしたりとアレンジして飲むこともできます。

皆様もぜひ今回の記事を参考に、薬効の高いびわ茶の商品からお気に入りをみつけて、アレルギーやストレスなどによる体の不調を美味しく楽しく改善しながら健康的な毎日をお過ごしましょう。

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