単体でも充分な効能が期待できる 月見草茶

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お茶

月見草と聞いて思い出すのは、そうあれですハトムギ ゲンマイ ツキミソウ~♪と歌が流れるCM。商品名は「爽健美茶」です。この歌、製作者の策略通りにハマってしまい耳に残ります。そんなお茶に含まれている月見草茶は、万能薬として利用されていたほど、幅広い効能がるそうです。

月見草は、アカバナ科の越年草のことで、別名イブニングプリムローズと呼ばれています。 古くは北米のネイティブアメリカンが万能薬として用い、その後、ヨーロッパに伝わると、貴族たちがダイエットティーとして愛飲していました。
有効成分のγ-リノレン酸に免疫力や代謝を促進し、コレステロール値を減少させる働きがあります。
γ-リノレン酸には体内の脂肪を分解・排出する効能があるといわれており、ダイエット効果が期待できます。

月見草の歴史

月見草は、お茶よりオイルとして使われることが多いそうです。アーユルヴェーダでは、月見草の精油を使用します。

月見草は、英語圏では「イブニング・プリムローズ」と呼ばれ、その呼び名の通り、夕方から夜にかけて花が開き、朝になると枯れてしまう珍しい特性をもつ植物。

古くアメリカ先住民ネイティブアメリカンによって、食料や薬草として用いられてきました。
キズや捻挫、火傷などの治療に、全草をすりつぶして患部に湿布したり、胃腸炎や咽頭炎などの時は熱湯で煎じたものを服用していたようです。

インド発祥の伝統医療アーユルヴェーダでは、月見草の種子から摂れるオイルを、「脳のための精油」と呼び、神経系の疾患、女性の生理機能疾患などに利用しています。

17世紀にイギリスに月見草が伝わると、瞬く間にヨーロッパ全土に広まり、ほとんどの病気に効く「王様の万能薬」と称されて貴族人たちが愛用していたそう。

現在、ヨーロッパやアメリカでは、道端や乾燥した土地、古い畑などに雑草のように生えている月見草ですが、日本では環境が生育に適さないため、あまり自生していません。

月見草茶の期待できる効能

  • 高血圧予防
  • 糖尿病予防
  • 動脈硬化予防
  • 心臓病予防
  • アトピー性皮膚炎
  • 生理痛緩和
  • 美肌
  • ダイエット
  • 肥満予防

ヨーロッパ貴族たちがダイエットティーとしても愛飲していたという月見草茶。

ここで、月見草茶に含まれる主な有効成分が、人間の体にどのような作用をもたらすのか調べてみました。

月見草にはγ-リノレン酸というオメガ脂肪酸の一種が含まれています。特に種子に多く含まれていて、種子全体の約8%がこのγ-リノレン酸で形成されています。

γ-リノレン酸は、皮膚の再生や維持に必要な成分で、肌の水分調節機能や免疫力を保つ働きをしてくれます。抗アレルギー作用や保湿作用もあり、アトピー性皮膚炎の改善効果も期待できます。

アトピーの患者は、体内のγ-リノレン酸が正常値の50%ほどしかないという研究データもあり、γ-リノレン酸が肌の健康に欠かせない成分であることが確認されています。

また、PMS症状に悩む人も、通常よりγ-リノレン酸の量が少ないことが確認されています。
γ-リノレン酸欠乏によって、気分の浮き沈みや、乳房の痛み、頭痛などのPMS症状が起こると考えられていて、月見草によって症状が改善されるのではないかという研究も行なわれています。

ただ、月見草がPMSに効果ありという研究結果も出ていますが、相反するデータもあるため、まだ確証は得られていない状況です。

幅広い効能が期待できるプロスタグランディン

人間の体内に微量に存在するプロスタグランティンは、成長ホルモンの一種で、上記γ-リノレン酸から産生される成分です。

血圧や血糖値、コレステロール値を低下させる作用や、血管や気管支を広げる作用、平滑筋収縮作用など多くの生理機能を調節する働きをします。

そのため、月見草茶を飲むことで、コレステロール値や血糖値が下がり、ダイエット効果が得られ、副次的に血液がサラサラになって血流が改善し、高血圧や糖尿病、動脈硬化を予防することが可能なのです。

さらに、近年の研究では、プロスタグランディンには抗炎症作用があり、心臓病などの炎症性循環器系疾患にも月見草が効果を発揮することが確認されています。

プロスタグランディンは、微量でも強い生理機能を持つ成分なのですが、加齢やガンなどの病気、アルコール依存などにより、プロスタグランディンの産生がまったくできなくなる可能性もあります。

そのような状況・体質の人でも、月見草茶を飲むことで、体に必要なプロスタグランディンを摂取することが可能です。

豊富なビタミンEが生活習慣病を防ぐ

月見草茶には、ビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは、血行促進作用や、脂質の酸化を防ぐ作用、コレステロールを減らす作用などがあり、γ-リノレン酸やプロスタグランディンの働きをサポートして、高血圧や糖尿病など生活習慣病の予防効果を高めてくれます。

カフェインレスで、安心して飲める

月見草茶は、カフェインが含まれていませんので、飲むタイミングは選ばないお茶です。商品によってすすめられている淹れ方がありますので、それに沿って淹れていただくのが、一番効果的にお茶の効能を得られるそうです。

月見草茶作り方

一度に煮出す場合を説明します

① お湯を沸騰させます。(お茶パックに、5g、お湯は約2リットル)

② 沸騰したら茶葉をいれ5分から10分に出します。   

③ 火をとめて暫く蒸らします。

(火を止め蒸らしたら茶葉を取り除きます、あまり長いと渋みが出ます)

④ 夏場なら氷の上から注ぎアイスティーで。

月見草茶の副作用

月見草の種子から摂れる精油成分は、医薬品との相互作用があり、血液抗凝固薬やフェノチアジンなどの精神疾患治療薬を服用している人は注意が必要とされています。
ですが、お茶として適量の範囲内で飲用する分には、副作用のリスクはほとんどありません。

精油成分に対するアレルギーとしては、頭痛、胃の不快感、めまい、発疹などがあります。これらの症状が現れた場合は、飲用を止めてください。

月見草茶を飲むタイミング

月見草茶はノンカフェインなので、好きなタイミングで飲むことができます。

血糖値やコレステロールを下げる作用があるので、食事の前後に飲むことで、ダイエット効果が高まります。一日に2~3杯ほど飲むと良いとされています。くれぐれも飲み過ぎにはご注意下さい。

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