人の排出システム 泌尿器・生殖器・内分泌編 | 人は食べた物で創られる

人の排出システム 泌尿器・生殖器・内分泌編

体のパーツ

泌尿器系

多くの動物、特に陸上動物を含む複雑な体を持つ動物は、体内環境と体外環境とを区別し、体外環境の影響をうけず、体内を一定の状態に維持する力をもっています。

このため、体内と体外との物質のやり取りは管理・制限されており、栄養分の取り込みや、不要な老廃物の排除は、物質の自由な拡散で行うことができず、専用の物質交換システムが用いられています。

この排出システムを排出器官と言い脊椎動物においてはこれを泌尿器といいます。

泌尿器の役割は、血液から老廃物などの不要な物質をろ過・選別し、高濃度に濃縮するなどして蓄積、体外へ排出です。

この過程で通過する通り道の器官を尿路といいます。

ちなみに泌尿器の定義と、診療科の泌尿器科の対象となる器官は異なっています。

泌尿器系1・腎臓

血液から尿をつくる器官、血液をろ過した後、濃縮する働きをしています。肝臓と同じく沈黙の臓器です。

泌尿器系2・尿管

腎臓と膀胱をつなぐ管のことをいいます。

泌尿器系3・膀胱

尿を一時的に溜める袋状の器官をいいます。 この器官の収縮が固くなると頻尿になると言われています。

泌尿器系4・尿道

膀胱にたまっている尿を体外に排出する管といい 、陰茎 – オス(男性)で尿道が通っています。

生殖器系

生物の生殖機能に直接関与する器官の総称。

内分泌器系

内分泌器(ないぶんぴつき、英: endocrine organ)とは、多細胞生物、特に動物において、ホルモンを分泌する器官のこといいます。

ホルモンを分泌する腺なので、内分泌腺(ないぶんぴつせん、英: endocrine gland)ともいわれています。

それらをまとめて、内分泌器系または内分泌系、液体調整系(英: endocrine system)とも呼ばれています。

内分泌器の共通の特徴として、ホルモンを分泌する細胞が存在、分泌したホルモンは血液中に溶け出して全身を回るため、器官内に血管(毛細血管)が発達、またホルモンの分泌量をそのときの体にあわせた量に調節するため、その器官そのものも別のホルモンの作用を受ける、などがあります。

内分泌器の機能的な性質から、内分泌器は体内で特にくっついて存在する傾向はなく、お互いに血管以外では接続されていないのは、他の器官系とは異なります。内分泌器を含む内分泌系を扱う学問を内分泌学といいます。

内分泌器系1・下垂体(かすいたい)

下垂体(脳下垂体)は脳の底にある腺で、頭蓋骨底部のくぼみ(トルコ鞍)に細い柄(漏斗)を介してぶら下がるように繋がり収まっている、小指程の大きさでです。腺性下垂体と神経性下垂体の2つの部分に分けられ、これらは発生起源が違います。

腺性下垂体は前葉・中間部・隆起部の3つに分けることができ、その発生は胎生時に口腔の上壁が上方に伸びて形成された上皮性細胞が集まった部分(ラトケ嚢)です。

網状の毛細血管を挟んで前葉に索状または塊状に集まった腺細胞は、色素への染色性や電子顕微鏡での微細構造観察結果から6種類に分けられます。

これらは、前葉が分泌する6種類のホルモンと対応します。中間部(中葉)は神経性下垂体と接する部分で、小さく、濾泡が集まっています。

分泌するメラミン細胞刺激ホルモンは人体においてどのような生理作用を起こすのかはっきりしていません。

神経性下垂体(後葉)は、構造的には下垂体を支える漏斗から形成されたもので、発生的には第3脳室の底部が突き出して形成された神経由来の組織です。

内分泌器のひとつに数えられる後葉は、腺細胞を持ってなく実態は、視床下部の神経核がつくる(神経分泌という)ホルモンが神経線維を伝って後葉部に貯まり、これが放出されています。

内分泌器系2・松果体(しょうかたい)

大脳第3脳室中央部には、後上壁部から後ろ向きに突き出した部分があり、これが松果体である。

松果体は手綱とともに視床上部を形成します。

あずき粒ほどの大きさで、軟膜で覆われている。松果体は松果体細胞と神経膠細胞(グリア細胞)に分けられ、前者部分がメラトニンを合成・分泌し概日リズムの調節などを行います。

松果体は7歳頃に最も発達し、その後は退行性の変化を見せる。成人では、内部にカルシウム沈殿(脳砂)が見られます。

内分泌器系3・甲状腺

甲状腺は気管を挟んだ二葉の形態を持ち、全容は「U」または「H」字の形をしていて、後上面には甲状軟骨があります。

内的にはコロイドで満たされた直径0.2mm前後の濾胞が無数に集まったもので、このコロイドが甲状腺ホルモンとして分泌されています。

また、胞の間にある傍濾胞細胞もカルシトニンの内分泌を行っています。発生は、甲状舌管を通して口腔に外分泌物を供給する腺であったが、これが消失して内分泌腺となりました。

内分泌器系4・副甲状腺

副甲状腺(上皮小体)は甲状腺の後ろにあり、暗褐色をした米粒ほどの組織が上下に2個ずつ計4個が集まっていて、毛細血管の周囲に腺細胞が固まったもので、ホルモンを分泌する主細胞とこれが退行したものという説もある酸好性細胞があります。

内分泌器系5・副腎

副腎は、腎臓の上方に帽子のように被さっている事から腎上体とも呼ばれ、外側を覆う腹膜上質由来の副腎皮質と、その中にある交感神経由来の副腎髄質があり、どちらも内分泌を行います。

副腎皮質は表面から内側にかけて球状帯・束状帯・網状帯の3層があり、それぞれがアルドステロン・コルチコステロン・アンドロゲン(男性ホルモン)を分泌します。

副腎髄質は2種類の細胞があり、分泌するホルモンの種類からアドレナリン細胞とノルアドレナリン細胞に分けられる。どちらも交感神経と同じく二クロム酸カリウム染色液で黄褐色になることから、クロム親性細胞とも言いいます。

6・膵臓(すいぞう)

膵臓には外分泌と内分泌を行う箇所がそれぞれあり、前者(外分泌細胞)は膵液を、後者であるランゲルハンス島(膵島)はホルモンを分泌します。

膵島は膵臓容量の約2%程度を占め、直径0.2mm程度の内分泌細胞が集まり外分泌細胞の中に散在する。

内分泌細胞はさらに3種類に分けられ、約20%がグルカゴンを分泌するα細胞、約80%がインスリンを分泌するβ細胞、そしてわずかにソマトスタチンを分泌するδ細胞および膵ポリペプチド(英語版)を分泌するPP細胞などがあります。

内分泌器系7・性腺

卵巣・胎盤(黄体)・精巣はまとめて性腺と呼ばれ、それぞれホルモンを分泌します。

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