郷土の花③甲信越・北陸

郷土のシンボル

出身地の花ってご存知ですか?全国47都道府県には、それぞれシンボルとなる花が制定されています。ご自身の出身地は何の花がシンボルですか?あの人の出身地は何の花なんでしょう。花たちを見ていくと日本の気候風土によって違いが見えて来ます。ご自身の出身地以外もぜひチェックしてみてください。

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甲信越・北陸

新潟県の花「チューリップ」

ユリ科チューリップ属の球根植物です。新潟県では大正時代から球根栽培に取り組み、県内の代表産業として取り組んできました。昭和38年に県の花に制定され現在新潟県はチューリップの切り花出荷量日本一となっています。

富山県の花「チューリップ」

ユリ科チューリップ属の球根植物。富山県でも大正時代から球根栽培が盛んでした。昭和29年に県の花に制定されました。最初は切り花での生産から、球根の保存に成功することで球根栽培が活気づくことになります。現在富山県は、チューリップの球根は日本一の出荷量を誇っています。

石川県の花「クロユリ」

ユリ科バイモ属の高山植物です。森林限界より高い標高で自生しており、石川県では白山国立公園で標高2000m前後で見ることができるそうです。昭和29年にNHK他の主催で都道府県別郷土の花を募集した際に、石川県はクロユリが選ばれました。

福井県の花「スイセン」

ヒガンバナ科スイセン属の総称ですが、福井県では越前海岸のスイセンが有名です。越前海岸は日本でも有数の群生地で、毎年開花時期に合わせてスイセン祭も行われます。

山梨県の花「富士桜(フジザクラ)」

バラ科サクラ属。4月から5月にかけて小さめの花を下向きに咲かせます。樹高1m程度でも花をつけます。亜寒帯でも生息できるように進化しており、昭和29年に制定されました。

長野県の花「リンドウ」

リンドウ(竜胆)はリンドウ科リンドウ属の多年生植物です。長野では山地や乾燥した草地で見ることができます。昭和41年に県民応募により決定しました。

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