郷土の花⑥九州・沖縄 | 人は食べた物で創られる

郷土の花⑥九州・沖縄

郷土のシンボル

九州・沖縄

福岡県の花「ウメ」

バラ科サクラ属。神紋が梅紋である大宰府にちなんで、昭和29年にNHK植物友の会が制定しました。

佐賀県の花「クス」

クスノキはクスノキ科ニッケイ属の常緑高木で、佐賀県の県木でもあります。花は5月に開花し、白か淡い黄色のちいさくて可愛らしい花です。昭和29年に制定されました。

長崎県の花「雲仙ツツジ」

島原半島の雲仙岳を中心とした雲仙と呼ばれる地方に群生するつつじの一種を「雲仙ツツジ」と呼んkんで大切にしてきました。ミヤマキリシマというツツジの一種のことで、九州でしか自生していません。昭和29年に制定されました。

熊本県の花「リンドウ」

阿蘇高原で紫色の可憐な花を咲かせるリンドウ。昭和28年にNHKが「郷土の花」で選定しました。リンドウ(竜胆)はリンドウ科リンドウ属の多年生植物です。

大分県の花「豊後梅」

梅の一種で、八重咲の実が大きい種類。大分県は県木も県の花も豊後梅です。昭和41年に制定されました。

宮崎県の花「はまゆう」

宮崎では亜熱帯性の植物がたくさん自生しています。ハマユウは沿岸部に自生していて、緑の大きく長い葉の中から茎をスッと伸ばして先端に白い花をつけます。昭和38年に「郷土の花」を公募し、決定しました。

鹿児島県の花「ミヤマキリシマ」

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ツツジの一種で九州の高山に自生しています。昭和29年に制定されました。火山灰などの影響で生態系が荒れた斜面などにも元気に育ち繁殖します。1m程度の背丈になる低木です。

沖縄県の花「デイゴ」

沖縄のことをうたった有名な歌にも登場するデイゴ。マメ科デイゴ属の落葉高木です。高さも10メートルほどになります。真っ赤なマメ科らしい花を咲かせ、沖縄のイメージに合うということで昭和47年に選ばれました。木材は湿気の材料としても利用されます。

いかがでしたか?県の花を見ていくと、昭和28年ごろから始まった郷土の花運動によってほとんど制定されていることがわかりました。あなたの出身地、あの人の出身地は何の花がシンボルなのか、また探してみて楽しんでいただいたら幸いです。

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