卵って色々な料理に使えるし栄養価も高く安価で優秀な食品ですよね。
私は毎日、目玉焼きやゆで卵にして食べることが多いです。
みなさんはどういった料理に使ったりしますか?
しかし卵の印象としてはコレステロールが・・・、ってイメージを持っている方もいるかもしれません。
今回は、卵が糖尿病へ与える影響とコレステロールについても見ていきますので最後までお付き合いください。
卵といえば
卵と聞いて多くの方が一般的にイメージされるのは鶏の卵ですよね。
まれにうずらの卵を先にイメージされる方もいるかも知れませんが。
そんな鶏から生まれた卵は、たくさんのスーパー売られていますし直売所もありますね。
また加工されて販売されてもいます。
それに飲食店などでは卵を使った料理が数多くメニューに並んでいます。
卵は万能栄養食
卵は栄養化の面で非常に優秀です。
まずは、アミノ酸。
タンパ質は20種類のアミノ酸から構成されますがそのうち体に不可欠な8種類をバランスよく含んでいます。
卵は3大栄養素の1つ、タンパク質も多く含んでいます。
タンパク質は髪の毛や皮膚、骨、筋肉などの元になる栄養素です。
コレステロールと卵
卵にはコレステロールが含まれています。
健康の話になるとよく悪者扱いされしまいますがコレステロールは決して悪者ではありません。
コレステロールは脂質の一種で、食事から取り入れた脂肪の消化吸収を補助する胆汁酸や活力を向上させる副皮質ホルモンの材料となる大切な栄養素です。
副皮質ホルモンは、副腎の外側の部分(皮質)から分泌されるステロイドホルモンで、生命や健康を維持するために欠かせない物質です。
そしてコレステロールには善玉と呼ばれるHDLコレステロール悪玉と呼ばれるLDLコレステロールがあり働きは、それぞれ異なります。
HDLコレステロールは体に悪い影響を与える量のコレステロールを血管壁から細胞へ回収してくれます。
一方LDLコレステロールは必要なコレステロールを体の各部分に血管を通って運ぶ役割を持っているのです。
必要なLDLも過剰に増えれば、それは血管壁に入り込んでしまい動脈効果のリスクを高めてしまい
ます。
ですから適正な数値以上のLDLには注意が必要なんです。
一方でHDLは血管壁についたコレステロールを回収してくれるので動脈効果の進行を抑える働きがあると言われています。
糖尿病とコレステロール
コレステロールはLDLとHDL両方とも体にとって必要な働きをこなしています。
このバランスがが崩れると何かしらの症状として現れてしまいます。
コレステロールの増加は、動脈効果、心血管疾患の発症を招いてしまう恐れがあります。
糖尿病患者の方の場合、コレステロールに対しての注意は必要かもしれません。
糖尿病患者の方はそうでない方に比べ心筋梗塞など心血管疾患を発症することが多く、高コレステロールはそのリスクをより大きなもとしてしまいます。
そう考えると卵ってどうなの?って思いますよね。
卵の糖尿病への影響とは
では卵を食べることはどうなのか?
ある大学の研究では卵を多く食べた方がコレステロール値が改善するという結果が出ています。
また糖尿病そのものの発症リスク低下に寄与する可能性もあるそうです。
では、多くの卵って何個くらいって思いますよね。
研究では週に卵を約4個食べる人の方が週1個の場合より2型糖尿病の発症リスクが低かったと報告があります。
たしかに卵には脂肪なども多く含まれていますが、適量を食べれば健康維持に必要な栄養素を幅広く摂取できます。
卵に含まれるコレステロールは重要な役割を私たちの体で担ってくれているのです。
イメージ的に悪く言われることもありますが、決して害をもたらすだけのものではないということです。
そして体に良いと言われるすべてと言っていいと思いますが、どんな食べ物でも取りすぎには注意したいところです。
思い込みや間違った方法を取らず適量を摂取すれば、卵には問題ないと言えます。
ただし、アレルギーのある方は別の話になるので注意してください。
最後に
卵が糖尿病へ与える影響やコレステロールなどについてでしたが、少しでも卵の印象が変わったのではないでしょうか。
卵をうまく取り入れて栄養もしっかり取っていきたいものですね。
卵に関しては、別のブログでも多く取り上げています。
よかったら立ち寄って見て下さいね。
最後までありがとうございました。
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