今回のテーマは花粉症は、卒業できるのか?
毎年春先になると、悩まさる人が年々増加傾向にある花粉症。
今回のブログでは、花粉症の一般的な話、次に杉花粉治療薬である舌下免疫療法について、そして最後に舌下免疫療法の効果および副作用について順を追って説明していきたいと思います。
スギ花粉症は治せる
皆さんは花粉症って一回なってしまったら、一生付き合っていかないといけないという風に思っているんではないでしょうか?
実は最近花粉症も治る時代になってきているんです。
そもそも日本人はどのくらいの人が花粉症を持っているのでしょうか?
実は、そうなんです。日本人の10人に4人つまり約4割の人が花粉症を持っているという風に言われているんです。
現在日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすという風に言われています。
その中で花粉症を治すことができるのは、2月中旬から4月下旬にかけて飛散するスギ花粉に対してです。
そうなんです、最近スギ花粉に対して体質を改善させる薬が開発されて、今実際に使うことができます。
スギ花粉に対して体質改善で治す 救世主 舌下免疫療法 シダキュア
名前をシダキュアと言います。
杉は英語でシダ(Cedar)、治すは英語でキュア(cure)この杉を治すで名前が付けられたそうです。
内服スケジュールに関しては、1日1回シダキュア舌下錠を服用していただくことになります。
最初の一週間は、シダキュア2000jau、8日目からは、シダキュア5000jauという単位の錠剤を服用していきます。
治療期間は3年から5年で完結するんです。
舌下錠によりどのくらいの人が効果を実感するのかと言うと、なんと約8割の方が治療を受けたことにより症状が少なくなったり、完全に症状がなくなったりといった効果を実際に実感されているんです。
舌下免疫療法を受けた方がいい方は?
どのような人にこの舌下免疫療法がおすすめかというと、まずはスギ花粉の症状にとにかく悩んでいる人、そして毎年スギ花粉の時にアレルギー薬をたくさん飲んでいて、このアレルギー治療薬を減らしたり卒業したいというふうに思っている人、そして最後に妊娠中は、薬剤を極力飲まない方がいいですので妊娠を希望される女性の方は、妊娠される前にこの前が免疫療法を受けて花粉の体質改善をしておくといいと思います。
舌下免疫療法の心配な副作用は?
この舌下免疫療法の副作用については、口の中が痒くなったり、口内炎になったり、耳が痒くなるなどの局所的な副作用が最初の導入した段階の2週間は起きることがあります。
ショックやアナフィラキシーといった重篤な副作用が出る可能性は、極々稀と言われていますが一応注意しないといけない副作用ですので、アレルギー専門医のいる専門医療機関で治療をお勧めします。
このスギ花粉に対しての舌下免疫療法については、どの季節から治療開始すればいいかということがある程度決まっているんです。
舌下免疫療法治療開始時期は?
具体的には、スギ花粉のシーズンである2月から4月末までは避けて、治療を開始する必要がありますなので6月から11月ぐらいに治療を開始することが無駄なんです。
最後に
スギ花粉症は、今では舌下錠で体質を改善させることができますので、スギ花粉症でお困りの方は医師と相談の上、是非試してみてもらうと良いかと思います。
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