内科医に聞いた花粉症に効く飲み薬

健康維持

花粉症に対する対策方法のうち、飲み薬に関する情報を説明していきたいと思います。

毎年2月頃から気になりだすのが花粉症ですよね。

花粉症のある人にとって春は、つらい季節かと思います。

気づいた時には、花粉症になっていたという人も多いのではないでしょうか?

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花粉症で悩んでいる人は年々増加している

スギ花粉症に関しては、日本人のおよそ26.5%つまり4人に1人はスギ花粉症を持ってると言われているんです。

また10年前と比べると有病率が増えてきていることも分かっているんです。

花粉対策には色々ある

花粉症対策として重要なのが、自分に合った花粉症治療薬を使うということ、花粉は浴びる量を極力減らすということ、そして食事や生活習慣でストレスを減らし抵抗力を身につけるということ以上の三つが大事かと思います。

そこで今回のブログでは、花粉症治療のための代表的な内服薬2ついて、紹介していきたいと思います。

花粉症のメカニズムとは?

まず初めに簡単な花粉症のメカニズムについて、説明をしその次に抗ヒスタミン薬について、そして続いて抗ロイコトリエン薬について、説明をしていきたいと思います。

まず初めに花粉で症状が出るメカニズムについて、簡単に説明をしていきたいと思います。

目や口花から花粉が入ってくると、体の中で抗体と言われるものが作られます。

この抗体から情報を受けたアレルギー細胞は、ヒスタミンやロイコトリエンといったアレルギーを引き起こす炎症物質を放出します。

これらの炎症物質の過敏な反応で、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみといった症状が出るわけです。

花粉症治療の為の飲み薬について

それでは次に、花粉症治療のための飲み薬に話を進めていきましょう。

花粉症治療のための飲み薬 1・抗ヒスタミン薬

花粉症治療のための飲み薬、その一つが抗ヒスタミン薬です。

抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンを抑える薬剤ですが、花粉症治療で一番使われてる薬剤で、市販薬でも処方薬でも手に入れることができます。

抗ヒスタミン薬は鼻づまりには効果が薄い

鼻水、くしゃみ、鼻づまりの症状のうち鼻水やくしゃみには、とても効果がありますが鼻づまりの症状に対しては、今ひとつ効果が出ない場合もあります。

抗ヒスタミン薬は大2世代がお勧め

抗ヒスタミン薬には、第1世代と第2世代があります。

第2世代は1983年以降に発売されたので、第2世代の場合には抗ヒスタミン薬で起きやすい眠気が少ないということが特徴ですなので、基本的には第2世代の抗ヒスタミン薬を選ぶことをお勧めします。

ちなみに市販薬に含まれる第1世代抗ヒスタミン薬の代表的な成分をこちらに列挙しておきます。

クロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩、クレマスチンフマル酸塩など

これらの第1世代抗ヒスタミン薬の効果は、期待できますが副作用として眠気や口の渇き胃腸障害めまい頭痛などが出てくることがありますので注意をしてください。

第2世代の抗ヒスタミン薬は、市販のドラッグストアでも購入可能です。

ドラッグストアで買えるおすすめの抗ヒスタミン薬は、アレグラア、アルビナ、クラリチン、アレジオンなどが挙げられます。

第2世代の抗ヒスタミン薬は、病院でもらう処方薬には豊富に存在します。

高ヒスタミン薬は、効果に個人差の大きい薬剤ですので自分に合った抗ヒスタミン薬を見つけるのであれば、病院でもらう処方薬が良いかと思います。

市販薬と処方薬との費用の違いは?

抗ヒスタミン薬で花粉症治療をする場合、市販薬と処方薬どちらが安いですかという質問をよく受けます。

これに対しては、健康保険組合連合会が2019年に発表したデータによると、花粉症治療に対しては市販薬をドラッグストアなどで購入した場合と医療機関で処方薬を処方してもらう場合の患者負担にほとんど差がなかったということが報告されていますので、値段の差はそこまで気にする必要はないかと思います。

値段の差がそこまでない理由としては、処方薬の場合の方が保険診療のため薬代は安くなりますが、病院で払う初診料や薬局で払う調剤料が含まれるため、花粉症治療だけの場合にはそこまで差がなくなるということです。

また最近注目されているのがインペアードパフォーマンスという概念です。

これは症状や薬の影響により、集中力や判断力が低下し仕事や勉強の際の作業パフォーマンスが低下することを指します。

花粉症症状あるいは抗ヒスタミン薬の眠気による副作用で、インペアードパフォーマンスが低下しやすいので自分に合った高ヒスタミン薬を見つけることがとても大事なんです。

花粉症治療のための飲み薬 2・ 抗ロイコトリエン薬

花粉症治療のための飲み薬その2は、抗ロイコトリエン薬です。

抗ロイコトリエン薬は鼻づまりに効果が出やすく、抗ヒスタミン薬を使っていても治らない鼻づまり症状が目立つ人におすすめです。

抗ロイコトリエン薬は処方箋が必要

抗ロイコトリエン薬は、一般医薬品にはない為ドラッグストアでは購入できません。

なので病院を受診して処方してもらう必要があります。

抗ロイコトリエン薬にはオノン、シングレア、キプレスといった医療用医薬品が存在します。

鼻づまり症状が目立つ人は、一度病院を受診して処方してもらうと良いかと思います。

最後に

今回のまとめになります。花粉症に対する飲み薬として、代表的なものに抗ヒスタミン薬と抗ロイコトリエン薬があります。

抗ヒスタミン薬は、ドラッグストアでも購入可能ですが鼻づまり症状にはあまり効果が出ない場合があります。

一方で抗ロイコトリエン薬は鼻づまり症状に効果が出やすいですが、ドラッグストアで購入可能な一般医薬品にはありません。

眠気による仕事の効率低下が起きないように、自分に合った薬剤を見つけることが大事かと思います。

またこのブルグでは、スギ花粉症に対する免疫体質を改善させる舌下免疫療法という治療法について説明したブログもアップしていますのでそちらのブログもぜひ確認してみてください。

また、花粉症に関するブログをこれからも配信していきますので良かったら確認してみて下さい。

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