すべて分かる人なんているの? 物の数え方 | 人は食べた物で創られる

すべて分かる人なんているの? 物の数え方

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物を数える時にどう数えていますか?

数える物によって正しい数え方で数えてる方もいますし”個”、”本”、”匹”などの助数詞(じょすうし)などを感覚的に使い分けて数えてる方も多いかと思います。

この”個”、”本”、”匹”などの助数詞は、日本語や東アジア・東南アジアでの言語で使用されているようです。

この助数詞ですが日本語にはなんと500種ほど存在しているそうですが、実際に使われている助数詞は100種類程度らしいです。

そこで物の数え方を調べてみました。

物の数え方なんて個とか匹くらいしか

知らないんだぜ

数え方のほとんどを知っていたら

ちょっとした知識人よね

物の数え方100種類以上 いくつ分かりますか?

数える物がなくなると、数え方もなくなる

「行李(こうり)ひと梱(こり)」「香炉1合(ごう)」「蚊帳(かや)ひと張(は)り」「石灯籠(いしどうろう)1基(き)」「菅笠(すげがさ)1蓋(がい)」「箪笥(たんす)ひと棹(さお)」…

日本語には物に応じて、実に多様な数え方があります。

しかし、時代と共にこのような物を日常生活で使うことが少なくなり、実生活でこれらの物を数える機会はますます減っています。

例えば、スーツケースを行李と同じ「ひと梱」で数えることなどほとんど耳にしません。

数える機会がなくなると、その数え方も忘れられてしまうことは避けられないのかもしれません。

日常生活から姿を消す物がある一方、新しい物もどんどん生まれ、それらを数える必要が出てきます。

ところが、新しいものが登場しても、それに応じた新しい数え方が生まれることは今は、ほとんどありません。

例えば、電卓、ワープロ、パソコン、ポケベル、携帯電話などこれらはすべて「1台」で済んでしまってます。

物の移り変わりが激しい現代では、次に何が登場しても対応できる、万能で包括的な数え方が好まれる傾向にあります。

残念ながらかつての“豊かな”数え方は失われつつあるもののまだまだ残っているものも多いです。

不思議な数え方

ウサギは1羽、タンスは1さお、ものの数え方には「何でそんなふうに数えるのか」と疑問に思うものがあります。

今日は、“ちょっと変わったものの数え方”の由来について調べてみました。

魚や動物など、生き物の数え方には不思議なものが多いようです。

魚の数え方  尾・ 匹

魚の数え方には、「尾」「匹」「本」などさまざまなパターンが存在します。

上記のエントリーによれば、これらの数え方は“商取引上の慣用”として使われていることが多く、特に決まりはないそうです。

一般的に尾ひれのついている小さめの魚は尾や匹、マグロやカツオなど大きめの魚は本で数えることが多いようです。

その他に変わった例としては、コイを「折(おり)」、シラウオやサヨリなどの繊細な魚を「条(すじ)」と数えることもあります。

同じ海の生き物では、イカやカニの数え方もユニークです。

海で生きているものは「匹」で、商品として市場に出回っているものは「杯」で数えます。

タンスを“さお”で数える理由

家具のタンスは、1さお、2さおと数えます。この数え方は、江戸時代にタンスにさおを通して運ぶ習慣があったことに由来するそう。

当時のタンスには、さおを通すための専用の金具が付いていました。

匹と頭の使い分け

動物を数える単位の「匹」と「頭」には、それぞれ異なったルーツがあります。

匹はもともと家畜の馬を数える単位で、馬の後ろ姿のイメージと、綱でつないで“引く”という意味から生まれたそう。

一方、頭は英語の牛の数え方「head」に由来するもので、やがて牛以外の大型動物にも使われるようになったと言われています。

頭で数えられない小型の動物については、かつて馬を数える単位だった匹が使われるようになりました。

ウサギはなぜ羽と数えるのか

ウサギを羽で数える理由には諸説あり、「獣を口にできない僧侶が、二本足で立つウサギを鳥類だとこじつけて食べたため」「ウサギの耳が鳥の羽に見えるため」といった説が有力と言われてます。

ただし最近は羽で数えるケースは少なくなり、他の小動物と同様に匹で数えることが多くなっているようです。

神様”の数え方

日本の神様を数える際は、「柱」を使うのをご存じですか? “木には神様が宿る”という古来からの言い伝えがその由来で、神像や遺骨を数える際にも使われます。

物の数え方「あいうえお順」

あ行

物               数え方                       
アイロン挺(ちょう) 台(だい)
油揚げ枚(まい)
編み目目(もく)
あんどん張(はり)
軒(けん)
印判顆(か)  本(ほん)
家屋戸(こ)  棟(むね)
イカ杯(はい)
生け花杯(はい)
遺骨体(たい)
椅子脚(きゃく)
本(ほん)  巻(まき)
株(かぶ)  束(たば)
頭(とう)
位牌(いはい)柱(はしら)
植木株(かぶ/しゅ)
ウサギ羽(わ)
うちわ本(ほん)
うどん玉(たま)  杯(はい)
ウニ壷(つぼ)
幅(ふく)
映画本(ほん) 巻(かん)
駅伝区(く)
エプロン枚(まい) 掛(かけ)
烏帽子(えぼし)頭(かしら) 頭(とう)
絵馬体(たい)
演芸席(せき) 番(ばん)
本(ほん)
桶(おけ)個(こ)
斧(おの)挺(ちょう)
本(ほん) 筋(すじ) 条(じょう)
折詰折(おり)
織物反(たん)

か行

物               数え方                       
絵画号(ごう)
家屋戸(こ)   棟(むね)
面(めん)
鏡餅重ね(かさね)
掛け軸軸(じく)  幅(ふく)
駕籠(かご)挺(ちょう)
本(ほん) 張(はり)
蓋(いちがい) 枚(まい)
カセットテープ一本、一巻
重なり重(え)
蟹・カニ杯(はい) 匹(ひき)
菓子折(おり)
振(ふり) 腰(こし)  口(く)
鰹節(かつおぶし)本(ほん) 連(れん) 節(ふし)
活字号(ごう)  級(きゅう)
口(こう)
挺(ちょう)
棟(むね) 戸前(とまえ)
基(き)
剃刀(かみそり)挺(ちょう)
蚊帳(かや)張(はり)
キャベツ玉(たま)
筋(すじ)
漢字の画数画(かく)
かんな挺(ちょう)
カーテン枚(まい)、張り(はり)
議案件(けん)
機械基(き)
気球機(き)
木の葉葉(よう)
寄付口(くち)
着物枚(まい)  重ね(かさね)
キャベツ玉(たま)
行数行(ぎょう)
草花枝(えだ)
櫛(くし)枚(まい)
鯨(くじら)頭(とう)
飲み薬一回分・・・服(ふく)
粉薬・・・包(ほう)
錠剤・・・錠(じょう)
足(そく)
靴下足(そく)
棟(むね)
劇団座(ざ)
袈裟(けさ)領(りょう)
化粧品瓶(びん)
下駄(げた)足(そく)
碁(ご)局(きょく) 番(ばん)
コーヒー杯(はい)
口座口(くち)
香炉基(き)
張(ちょう/はり)
古墳基(き)
俵(ひょう)
こんにゃく丁(ちょう) 枚(まい)
昆布連(れん)

さ行

物               数え方                       
材木本(ほん) 石(こく)
竿(さお)本(ほん)
樽(たる) 献(こん) 席(せき)
刺身切れ(きれ) さく
枚(まい)
ざるそば枚(まい)
編(へん) 聯(れん)
寺院宇(う)
敷物枚(まい)
しずく滴(てき)
芝居(しばい)幕(まく) 景(けい) 場(ば)
三味線棹(さお)  挺(ちょう)
挺(ちょう)
重箱組(くみ) 重ね(かさね)
数珠(じゅず)連(れん)
将棋(しょうぎ)局(きょく) 番(ばん)
証文(しょうもん)札(さつ) 通(つう)
神社座(ざ) 社(しゃ)
新聞部(ぶ) 面(めん)
将棋盤面(めん)
小説編(へん)
吸い物椀(わん)
硯(すずり)面(めん)
すだれ張(ちょう)
俵(ひょう) 本(ほん)
挺(ちょう)
相撲(すもう)番(ばん)
石油缶(かん)
川柳(せんりゅう)句(く)
倉庫棟(むね)
訴訟件(けん)
そろばん挺(ちょう)

た行

物               数え方                       
面(めん) 枚(まい)
太鼓(たいこ)張(はり)
大砲門(もん)
タオル本(ほん) 枚(まい)
本(ほん)
蛸(たこ)杯(はい)
たきぎ本(ほん) 束(たば)  把(わ)
枚(まい) 畳(じょう)
足袋(たび)足(そく)
たらこ腹(はら)
荷(か)  駄(だ)
短歌首(しゅ)
弾丸発(はつ)
だんご本(ほん) 串(くし)
箪笥(たんす)棹(さお)
服(ふく)
茶器組(くみ) 席(せき)
頭(とう)
提灯(ちょうちん)張(はり)
脚(きゃく)
点(てん)  口(く/こう)
手形通(つう)  枚(まい)
手紙通(つう)
鉄砲挺(ちょう)
手袋双(そう) 足(そく) 組(くみ)
堂(どう) 寺(じ)  宇(う)
電車両(りょう)
テント張(はり)
枚(まい)
投票票(ひょう)
豆腐丁(ちょう)
灯籠(とうろう)基(き)
トランプ組(くみ)
羽(わ) 翼(よく)
鳥居基(き)

な行

物               数え方                       
株(かぶ) 束(たば)
長持棹(さお)
長屋棟(むね)
荷物梱(こり)
番(ばん)
海苔(のり)枚(まい) 帖(じょう)
暖簾(のれん)枚(まい)

は行

物               数え方                       
バイオリン挺(ちょう)
俳句句(く)
羽織領(りょう) 枚(まい)
基(き)
葉書葉(よう) 通(つう)
袴(はかま)具(ぐ)
白菜株(かぶ)
ハサミ挺(ちょう)
箸(はし)膳(ぜん)  具(ぐ)
棹(さお)   旒(りゅう)
輪(りん)  本(ほん)
花びら片(ひら)
花輪基(き)
番組本(ほん)
半紙折(おり)  枚(まい)
飛行機機(き)
火鉢個(こ)  対(つい)
屏風(びょうぶ)帖(じょう) 双(そう)
琵琶(びわ)面(めん)  揃(そろい)
本(ほん) 管(かん)
襖(ふすま)枚(まい)
仏像軀(く)    体(たい)
ぶどう房(ふさ)
布団重ね(かさね) 組(くみ)
艘(そう) 杯(はい) 隻(せき)
プール面(めん)
ベッド床(しょう) 台(だい)
宝石石(せき)  顆(か)
包丁丁(ちょう)
ボート隻(せき)
保険口(くち)
干物枚(まい)
枚(まい)
盆栽(ぼんさい)鉢(はち)

ま行

物               数え方                       
巻物軸(じく) 巻(かん)
帖(じょう) 張(はり) 枚(まい)
基(き)
マグロ尾(び)み
松飾り門(かど) 揃(そろい)
マネキン体(たい)
神輿(みこし)挺(ちょう) 基(き)
味噌汁椀(わん)
名刺枚(まい) 葉(よう)
綿花梱(こり)

や行

物               数え方                       
本(ほん) 筋(すじ) 条(じょう)
座(ざ)
張(はり)
ようかん本(ほん) 棹(さお)
洋服着(ちゃく)
鎧(よろい)領(りょう)
鎧兜(よろいかぶと)具(ぐ)

ら行

物                 数え方                     
論文本(ほん) 編(へん)
料理種類・・・品(しな、ひん)
皿盛り・・・皿(さら)
一人分・・・人前(にんまえ)

わ行

物               数え方                       
和歌首(しゅ)
わきざし腰(こし)
椀(わん)口(く)  客(きゃく)

以上 ものの数え方を調べてみました。

数え方を統一したほうが便利で悩まなくてすみますが、数え方は、日本の大切な伝統のひとつですので大切にしていきたいです。

これから、使われなくなり消えていく言葉・助数詞が出てくるかもしれませんが古くから伝わる日本語の文化は文化として残していきたいですね。

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