肝臓の元気パワー ウコン茶

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お茶

秋ウコン、春ウコンに含まれるクルクミンには、肝臓からの胆汁の分泌を促進する作用があり、アルコール/アセトアルデヒドの分解を促進させるといわれています。 また、肝臓を保護するともいわれ、肝障害や肝硬変を抑制する働きもあるようです。

ウコンとは

ウコンはショウガ科

ウコンはショウガ科に属する多年生の植物です。
別名にはクルクマエ、クルクミン、ウコン根などがあります。
また、英語名にすると、調味料としても知られているターメリックになります。
ターメリックといえば、ピンとくる食べものがありませんか?
そう、ターメリックは料理のスパイスであり、カレーパウダーの主要成分でもあるのです。
しかし、ウコンが使われているのは料理だけではありません。
ウコンはじつに2000年以上に渡って、アジア料理だけではなく、布の染料、化粧品などに使用されてきたといわれています。
さらには、インドの宗教儀式にも使われているというのだから、ウコンの用途の広さには驚いてしまいます。

一方、ショウガはショウガ科ショウガ属の多年草で、こちらもウコンと同じように香辛料や生薬として用いられています。見た目は、ウコンも生姜も非常によく似ています。
ショウガは2~3世紀頃に、中国から日本へ伝わったとされています。
この頃は主に薬用植物として栽培されていましたが、江戸時代頃から食用として広く栽培されるようになります。ショウガ特有の辛味と香りは、日本料理だけではなく、世界各地の料理に香辛料として利用されています。
その活用方法は実にさまざまで、肉類や魚類の臭みを消す、紅ショウガや味噌や醤油に漬けたショウガなどの箸休め、薬味としてのおろしショウガ、さらにはお菓子などの加工食品などで、たくさんの量が消費されています。

ウコンの色

実はウコンは、カレー料理のスパイスとしてだけではなく、あのカレー特有の黄色い色付けにも用いられています。
では、私たちの食卓でよく見かける、ウコンを使ったものといえば何でしょう。
それは、漬物の「たくあん」です。ウコンの根茎に含まれているクルクミンという成分が、料理の時の染料として広く使われているのです。
こんな身近にウコンがあると知っている人は、案外少ないのではないでしょうか。
たくあんの他には、お正月のおせち料理に入っている「栗きんとん」の、あの黄色い「きんとん」の部分にも、使われています。
ウコンの染料を利用することで、自然に黄色く変色させるよりも、天候や環境に左右されることなく、いつでも同じ色に着色することができているのです。

春ウコンと秋ウコン

ウコンの根茎を利用するものとして、春ウコン、秋ウコン、という言葉を聞いたことはありませんか?では、春ウコンと秋ウコンにはどのような違いがあるのでしょうか。

【春ウコン】

正式な名称は「キョウオウ」といいます。
春ウコンと呼ばれる由来の一つに、4月から5月にピンク色の花を咲かせる、というのがあります。
味は強い苦みと辛さがあり、食用には不向きとされ、健康食品などに加工して利用されています。
また、春ウコンは「ワイルドターメリック」とも呼ばれています。
健康維持に役立つ、クルクミンが多く含まれています。

【秋ウコン】

一般的にウコンと呼ばれるものは、この秋ウコンを指します。
春ウコンと違い、秋ウコンは7月から8月に花を咲かせます。
この秋ウコンの英語名が「ターメリック」なのですが、調味料として粉末にされたものを、ターメリックと呼ぶことが多いようです。
クルクミンの含有量は、春ウコンよりもはるかに多くなっています。※2、4、5

ウコンに含まれるクルクミン

クルクミンはウコンの主成分であり、ポリフェノールに分類されます。
健康な身体をサポートする作用が期待され、今注目の機能性成分でもあります。
ただし、ワーファリン等の血液凝固抑制薬剤を服用している場合には、クルクミンによる必要以上に血が固まりにくくなる作用で薬の働きを強める可能性が考えられるため、飲み合わせには注意が必要です。
両方を併用する場合は、担当医に相談の上、副作用が起きないように、摂取量を検討されることをお勧めします。
また、何らかの理由により、鉄分の制限食を摂っている人は、ウコンの摂りすぎに注意する必要があるといわれています。
特に、アキウコンを使った健康食品などの中には、鉄分を多く含むものがあるため、注意が必要です。
少しでも気になることがあったら、まずは担当医に相談してみましょう。
では次に、クルクミンの機能性成分の力に迫ります。

クルクミンはポリフェノール

ポリフェノールとは

近年、ビタミンやミネラルなど、身体の生理機能を高める機能性成分が注目を集めています。機能性成分とは、生命維持には絶対必要ではないけれど、健康の維持や元気な身体を作り出すためには大事な栄養成分のことです。
この機能性成分には第6の栄養素ともいわれる食物繊維、ポリフェノール、乳酸菌、キトサン、コンドロイチンなど、数多くの種類があります。
最近よく耳にするフィトケミカル(ファイトケミカル)も機能性成分であり、少し難しい言葉では「非栄養素系食品因子」と呼ぶこともあります。

では、ポリフェノールという言葉を耳にしたことがありませんか?
ポリフェノールは、このフィトケミカルの代表的な成分です。
私たちの体は日々、食事に含まれる栄養素から、エネルギーを作り出しています。
また、呼吸することで酸素を体内に取り入れて、取り入れた酸素は何兆個もの細胞に届けられています。
この酸素を得ることで、私たちは当たり前のように、生命を維持しているのです。
しかし、酸素を取り入れて利用するということは、体の中にサビを作ってしまうことでもあるのです。
切ったリンゴをお皿の上に放置しておくと、リンゴの色は茶色っぽく変わっていきますよね。この現象は、リンゴの切り口が酸素に触れることで、「酸化」という反応を起こしているためです。その結果生み出されてしまうのが、「サビ」なのです。
実は体内でも、同じようなことが起こっています。これを防いでくれる成分が、ポリフェノールです。
このポリフェノールにはたくさんの種類があり、その働きは種類によって変わります。
では、次にポリフェノールにはどのような種類がるのか見ていきましょう。※8、9

ポリフェノールの種類

ポリフェノールは、ほとんどすべての植物に存在しています。
そのため、種類もそれだけたくさんあります。
大きく2種類に部類すると、淡黄色や無色の色素であるフラボノイド系のものと、カテキンやアントシアニンなどのノンフラボノイド系のものです。
では、ポリフェノールの種類と多く含まれる食品を合わせてご紹介します。※1

  • クルクミン:ウコン、マスタードなど
  • アントシアニン:ブルーベリー、赤ワインなど
  • ナスニン:ナス
  • テアフラビン:紅茶
  • カカオマスポリフェノール:ココアなど
  • ルチン:そばや柑橘類など
  • ケルセチン:タマネギ、ホウレン草、ブロッコリーなど
  • ゲニステイン、ダイゼイン:大豆や大豆製品


クルクミンは黄色い色素成分で、ナスニンはアントシアニン系の紫色の色素成分、テアフラビンは紅茶の発酵過程で作られる橙赤色の色素成分です。
野菜や果物は緑や赤、黄色に紫などといった色鮮やかなものが多いです。
毎日キレイな色の野菜をたくさん食べていれば、自然とたくさんの種類のポリフェノールを、摂取できることになります。
色のポリフェノールに加えて、じつは味のポリフェノールもあります。
お茶やコーヒーなどの、あの特有な苦みや渋みの元は、ポリフェノールなのです。
では、つづいて味のポリフェノールのご紹介です。

  • ヘスペリジン、ナリンゲニン:グレープフルーツなどの柑橘類の皮
  • カカオマスポリフェノール:チョコレート、ココアなど
  • カテキン:緑茶に最も多く、その他は番茶、紅茶など
  • 大豆サポニン:大豆、大豆製品
  • ショウガオール:ショウガ
  • クロロゲン酸、カフェ酸:コーヒー


ショウガにはジンゲロールと呼ばれる辛み成分があります。
この辛み成分は、加熱するとショウガオールと呼ばれる成分へと変化します。
また、コーヒーを焙煎することによって、クロロゲン酸はカフェ酸に分解されます。

ポリフェノールは掃除屋

ポリフェノールの化学構造上の大きな特徴は水酸基(OH基)を持っていることです。
ポリフェノールは、私たちの身体の元気を支えるスカベンジャー(掃除屋)とも呼ばれています。この力は、植物が紫外線の害から自身を守るために、アクや色素などの成分を作り出しているものだと考えられています。
植物が自分を守るために作り出した成分なのですから、人間にもよい作用があるのは納得ですね。※8

ウコンの効果的な摂り方

ウコンの元気パワー

ウコンの元気パワーであるポリフェノールは、とても吸収されやすいものとなっています。このポリフェノールパワーは、摂取してから約30分後には発揮され始めます。
これは、ポリフェノールが水に溶けやすい形で含まれているためです。
しかし残念なことに、ポリフェノールは長時間その力を発揮することはできません。
水に溶けやすいということは、外に排出されやすいということにもなるのです。
つまり、ウコンは一度だけ摂取すれば良いのではなく、定期的に摂取することで常に力を発揮してくれる、ということになります。

食べるもので私たちの体はできている

私たちの体は、食べたものでできています。
人間の体は60兆個もの細胞が寄り集まっており、その細胞の活動は、毎日の食事から摂りこむ栄養素で成り立っているのです。
昨今の私たちを取り巻く環境は、電磁波や紫外線、農薬、さまざまな病原菌やウイルス、また食品添加物などといった、体に不調を招くもので溢れかえっています。
では、この環境でも元気に過ごせる体と、元気をなくしてしまう体との違いは、どこにあるのでしょうか。

もともと、それぞれの人が持つ体質や、遺伝などの要因も、ある程度は関連しています。しかし一番の違いは、日々の食生活や、生活習慣の違いにあります。

「食べる」ことは大切なことですが、自分の好きなもの、食べたいものだけを食べる食生活では、実際に摂りこむ栄養素の面で、大きな違いが出てきてしまいます。
人が元気な体を維持していくためには、45~50種類の栄養素をバランスよく摂取することが、健康への近道であるといわれています。

また、日ごろから十分な睡眠をとり、体の中にエネルギーを充填し、元気な体を支えていく生活習慣が、私たちの元気の元になります。

元気な毎日のために栄養バランスと向き合おう

わたしたち日本国民は、健康に対しての関心を年々深めているといわれています。
それは、食品の多様性からみても、明らかなのではないでしょうか。
またその名称も、健康食品やサプリメントをはじめ、健康補助食品、機能性食品、保健機能食品、特定保健用食品、栄養機能食品、特別用途食品など、実に多くの名称があり、細かく分類されています。これらは国が制度を作り、機能等の表示を許可しているものと、それ以外のものに分類することができます。
保健効果や健康効果が期待できる製品には、特別用途食品、保健機能食品(特定保健用食品・栄養機能食品)があり、健康食品には機能性食品、栄養補助食品、健康補助食品、栄養強化食品、サプリメント、栄養調整食品などがあります。
これらの製品の成分や機能、用量などを十分に理解せず、「コレが有れば大丈夫!」などと過大評価をして手あたり次第に摂取することは、逆によくない結果を生んでしまう可能性があります。
例えば、「天然」や「自然」という言葉は、安全というイメージを抱きませんか?
天然食品、自然食品といわれるものでも、アレルギー反応を起こすことは十分に考えられます。ウコンでいえば、クルクミンに対しては問題が無くても、それ以外の成分に対し、過剰に反応してしまうことがあります。
また、「食品」として普段の食事から摂る分には問題が無くても、品質のレベルや摂取量によっては、栄養バランスが崩れてしまい、思いがけない反応をすることもあります。

元気で健康な毎日のためには、まず現状の食生活やライフスタイルをしっかりと見直しましょう。いろいろな栄養素がバランスよく組み合わさってこそ、私たちの体は元気で健康な体へと変化していくのです。日々、私たちの身体の細胞は生まれ変わります。
いつからでも、自分の体のリセットを始めることは、可能なのです。

さいごに

ウコンの元気成分「クルクミン」は私たちの元気な毎日をサポートしてくれます。
カレーにはもちろん、パンケーキの生地に混ぜ込んだりしても、美味しく、見た目にも美しく、元気を得ることができます。
時には美味しく、時には手軽にウコンを摂取していきましょう。
栄養の宝庫「ウコン」をしっかり摂取して、今日の元気、そして明日の元気へとつなげていきましょう。

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