六曜(ろくよう、りくよう)

スポンサー
信仰・縁起物
「結婚式は大安にしたい」とか「友引にお葬式は避けた方が良い」とか。普段の生活ではそれほど気にしていなくても、大事なことを決めるときは「大安」や「仏滅」を調べてみたり、誰かに言われたりしたことがあると思います。

よく耳にする「大安」と「仏滅」以外にも「先勝」「友引」「先負」「赤口」というのがあり、この六つをまとめて六曜といいます。

今回は六曜の由来や意味、それぞれの読み方について調べてみました。

六曜(ろくよう)の読み方と由来

大安・仏滅は読めても他の四つに関しては自信をもって読めなかったのでまずは、読み方から調べました。

●先勝(せんしょう・さきかち)
●友引(ともびき・ゆういん)
●先負(せんぷ・さきまけ)
●仏滅(ぶつめつ)
●大安(たいあん・だいあん)
●赤口(しゃっこう・しゃっく・せきぐち)と読みます。

そしてこの6つのことをまとめて六曜といいます。

1日ごとに順番で巡ってきて、その日の吉凶や運勢が定められています。正確なことはわかっていませんが、六曜は中国で生まれた思想で、日本には鎌倉時代(1185年~1333年)から室町時代(1336年~1573年ごろ)にかけて伝来したといわれています。

江戸時代(1603年~1868年)の末期ごろから、庶民の間でもその日の吉凶や運勢を知るために用いられるようになりました。

明治時代(1868年~1912年)には迷信であるとして政府が一切禁止になった歴史もあります。しかし、必要という要望もあったことから完全に廃止することはできず、現在に至りますが、六曜は根拠のない迷信であり、無用な混乱を避けるなどの理由から、公共機関が作成するカレンダーでは使用せず、掲載を取りやめるよう行政指導を行っている機関もあるそうです。

六曜のそれぞれの意味

先勝

「先んずれば即ち勝つ」という意味です。昔は「速喜」「即吉」と表記されていました。「急ぐことが吉」「早く行うことで幸運に結び付く」とされています。縁起の良し悪しでは、午前中が吉で、午後が凶となります。時間でいえば14時~18時は凶です。「勝」の文字が入っていることから「吉」のイメージが強く、大安、友引に続く吉日ととらえられています。吉である午前中から結婚式を行う人もたくさんいます。入籍日にするときは、午前中の早いうちに婚姻届を出しに行くといいかもしれません。

友引

「凶事に友を引く」という意味で、「故人と仲が良かった友を呼び寄せる」と言われています。友の死を連想させるため、通夜や告別式などの葬儀では良くないと避けられ、友引の日に休業とする斎場や火葬場もあるほどで「友を引く」「冥土(めいど・死後の世界、あの世)に友を引き連れていく」と考えられ、葬儀や仏事は避けた方が良いとされています。。かつては「友引」ではなく「共引」で、もともとは「引き分け」の意味として勝負事で使われていました。縁起の良し悪しについては、朝は吉、昼は凶、夕は大吉とされています。婚礼では「友を引く」=「幸福をお裾分けできる」というニュアンスでとらえられ、大安の次にめでたい日として入籍日にも好まれています。

しかしもともとは「勝負なき日と知るべし」といわれ、勝負事で何事も引き分けになる日といわれていました。友引は、大安に続いて吉日といわれています。

昼は凶ですが、午前中と夕方~夜は吉なので、昼を避ければ良いそうです。

友を引くと言うことで、めでたいことが続く、また友達を引き寄せるということで、結婚式には良い日ともされています。

先負

「先んずれば即ち負ける」=「何事も急ぐと負ける」、先勝の対になる日です。「早く行うと負ける」「急ぐのは良くない」と、万事に控え目で平静であるようにとされています。何事も急がず、慌てず、騒がず、控えめに過ごすことが吉とされている日です。

午前中は凶で、午後は吉と、縁起の良し悪しについても先勝と正反対です。「負」の文字が入っていることから、あまり「吉」のイメージは持たれていません。入籍日がこの日しか都合がつかないというときは、午後から行動すると良いでしょう。

仏滅

「仏も滅する大凶日」の意味があり、六曜の中では最も悪い日です。「祝事・法事など万事に凶」「すべてのことがうまくいかない大悪日」「この日に病めば長引く」とも言われています。「仏が滅ぶ」と言うとお釈迦さまの命日に何か関係がありそうですが、もともとは「物滅」であり「物を失う」「空しい」という意味で、実は仏教とは関係がありません。
縁起の良し悪しでは、1日中凶となるため、婚礼などのお祝いごとは避けられます。入籍日についても、適しているとは言えないでしょう。

仏滅は、六曜の中で最も凶の日です。何をしても悪い日で、特に婚礼などのお祝いごとは避ける習慣があります。

そんな悪い事ばかりのイメージの仏滅ですが、一説では仏滅=物滅として、それまでの物事が滅び、新しく始まるという解釈もあり、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日だと考えることもあるそうです。

大安

「大いに安し」の意味で、六曜の中で最も縁起がよい日です。もちろん、入籍日についても、文句なしにめでたい日です。
「あらゆることにおいて吉」「成功に結び付く日」とされ、結婚式や入籍、結納などお祝いごとのイベントは大安を選んで行われます。

また1日中吉で、旅行、建築、開店、引っ越しなど、すべてのことに吉となっています。新しいことを始めるにも良い日とされています。

赤口

「万事に用いない悪日」という意味があります。11時~13時のみ吉とされ、それ以外は凶です。「赤」という字が火や刃物を連想させることから、注意が必要な日とされています。

陰陽道に基づく凶日のことで太歳神の王都の東門の番神「赤口神」のもとに八鬼の鬼神がいて、人や生き物を悩ませる日があることに由来しています。「赤」は火や血を連想させ、災いや凶の意味合いを持ちます。「火の元や刃物に注意すべき日」と言われており、凶や死のイメージが付きまとうため、お祝いごとでは次で紹介する「仏滅」より避けられることが多いです。

この日は午の刻(午前11時ごろから午後1時頃まで)のみ吉で、それ以外は1日大凶となります。入籍しようとした日が赤口だった場合は、吉の時間帯である正午前後をねらって婚姻届を提出するのが良さそうですが、役所によってはお昼休憩で窓口が閉まっていることも。縁起を気にするのなら、改めて別の日に提出するのがいいかもしれません。

六曜にはそれぞれ意味が一説ではありますが理解出来ましたが、その由来は定かではなく、迷信と言われていることもわかりました。

「仏滅」という言葉から「仏様と関係があるのかな?」とも思いましたが、お寺とは一切関係がなく、お釈迦さまは占いを禁じていらっしゃるのだそうです。

結婚式で大安を選ぶ人が多いから「神社と関係が?」とも思いましたが、神社とは一切関係がないそうで、神事の日を選ぶのに六曜を用いることはないそうです。

迷信といわれればそれまでですし、確かなことはわかりませんが、江戸時代から現在まで続いている習慣のひとつと考えればいいのではないでしょうか。

コメント