人は食べた物で創られる 体の仕組み①脳

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体の仕組み

脳について

脳はからだの司令塔です。色んな方向から脳を調べてみました。

大人の脳は、だいたい体重の2%ほど、1.2kg〜1.6kgの重さがあるそうです。

脳の仕組み

脳のしくみと構造

脳は、人のからだ全体をコントロールしている、とても大切なところです。大きく分けて、以下の3つを調節する司令塔の役割をしています。

【大脳(だいのう)】ものを考えたり、決めたりする知的なはたらき

【小脳(しょうのう)】歩く・走るといった運動をコントロールするはたらき

【脳幹(のうかん)】呼吸など、生命をコントロールするはたらき

脳はとても多くの仕事をしているので、どの部分でどの働きをするかがきちんと分けられています。

脳の中で、一番大きい部分

知的な働きをする大脳

大脳は脳の80%を占めるいちばん大きい部分で、人体の司令塔のようなしごとをしています。大脳の中でも、どの部分がどのはたらきをするかが決まっておりそれぞれが大切な役割をしています。大脳の主なはたらきは次の3つです。

【運動や知覚の中枢】体の外で起こったことや、体の中で起こったことを感じ取ります。情報を分析して、体全体の動きに命令をあたえます。

【知的なはたらき】目や耳などから送られてきた情報を受け取って、考えたり決めたり覚えたりします。

【感情のコントロール】喜怒哀楽(きどあいらく)などの感情のはたらきもコントロールしています。

どうやってからだを動かす

大脳から脊髄(せきずい)へ命令を出し、そこから体中の筋肉をコントロールしています。

脳のしくみ

からだのバランス調整って生活するうえでも大切です。

運動をコントロールする小脳

小脳は運動をコントロールしています。皮膚や筋肉からの情報を受け取り、歩く・走る・立つ・座るなどの運動がスムーズに行われるように指令を出しています。

大脳から運動の命令が出されると、小脳は体中の筋肉に細かい指令を出して、それがきちんとできるようにコントロールします。また、からだのバランスも調整しています。

生命のコントロール

大切な脳幹についてくわしく調べてみました。

近くで見ると色々な形とそれぞれの機能がよく分かります。

生きるための大切な仕事をする脳幹(のうかん)

脳幹は、中脳(ちゅうのう)・橋(きょう)・延髄(えんずい)・間脳(かんのう)にわかれています。間脳はさらに視床(ししょう)・視床下部(ししょうかぶ)・脳下垂体(のうかすいたい)にわかれます。
脳幹は、生きるためのはたらきをコントロールしています。呼吸をしたり、心臓を動かしたり、食べたものを消化器官で消化させるなど、生きていくためにかかせないしごとをしています。【中脳(ちゅうのう)・橋(きょう)・延髄(えんずい)】呼吸をしたり心臓を動かしたり、平衡感覚(へいこうかんかく)を調節したりしています。【間脳(かんのう)〈視床(ししょう)・視床下部(ししょうかぶ)・脳下垂体(のうかすいたい)〉】食べ物や水をとりたくなるよう刺激(しげき)したり、体温を一定に保つはたらきをしています。ホルモンの調節もしています。

脳を守るもの

脳を拡大して見てみました。細かい!!いっぱいの細胞(さいぼう)がはたらいています。

脳をまもるグリア細胞(さいぼう)

大切な脳の神経伝達(しんけいでんたつ)を守るために、グリア細胞とよばれる細胞があります。グリアとは古代のギリシャ語で膠(にかわ)〈一部の接着剤(せっちゃくざい)の原料〉を意味します。

【グリア細胞の役割】・脳内で神経伝達にかかせない神経細胞〈ニューロン〉を支えて膠(こう)のように固定し接着している。・脳内の神経細胞に栄養と酸素を供給(きょうきゅう)している。・神経細胞をほかの神経細胞から守り、絶縁※(ぜつえん)する。・脳内に送られてくる情報の速度を調整する。・有害な細菌(さいきん)を破壊(はかい)して、死んだ細胞を処理する。以上のようなさまざまな役割がわかりはじめています。

※絶縁:電流などが伝わるのを断ちきること。

【疾患(しっかん)との関わり】グリア細胞には、けがや脳卒中(のうそっちゅう)などで損傷(そんしょう)した神経細胞の回復を調整する役割があることがわかりはじめています。アルツハイマー病とグリア細胞の機能喪失(そうしつ)との関係解明の研究もすすめられています。

【主なグリア細胞】・アストロサイトニューロンとは相互(そうご)に情報伝達を行っており、脳内の神経伝達物質の活性化にも関わっていることがわかってきています。また、ニューロンへの栄養補給や修復作業などにも貢献(こうけん)しています。・オリゴデンドロサイトニューロンの神経軸索(じくさく)に絶縁テープのように巻き付き、エネルギー効率を上げることで、情報伝達のスピードアップに貢献しています。・ミクログリアミクログリアは脳内の傷んだ細胞を食べて処理することで、脳内の環境整備に貢献しています。

【神経細胞】 ・ニューロン〈神経細胞(しんけいさぼう)〉からだのなかの情報を他の細胞に伝える役割をしています。ニューロンはたくさんのグリア細胞の協力を得ることで、効率良く情報伝達することができます。

脳は左右で働きが異なる

右脳は創造的な思考、左脳は論理的な思考と、役割がそれぞれ異なっています。

右脳は創造的な思考左脳は論理的

右脳と左脳

正しくは右半球(うはんきゅう) 左半球(さはんきゅう)といいます。
右脳は左半身とつながり、左脳は右半身とつながっています。

右脳と左脳はそれぞれ違う役割の分担をしています。

【右脳】想像力や感覚的な能力、図形や音楽の認識、全体を見極める能力など、創造的な思考を担当しています。

【左脳】計算や言語、時間の観念など、論理的な思考をつかさどる部門を担当しています。

右脳と左脳は真ん中を通る脳梁(のうりょう)でつながり、情報の交換をして共同で作業をしています。最近の研究では、左右の脳の役割を簡単にいい切ることはできないということが分ってきました。【右脳】うつ〈気がふさぐこと〉の感情を生む【左脳】幸福感をもたらすともいわれています。

脳が病気になると

頭痛がおきる理由

頭痛は神経と深い関わりがあります。頭が痛いと集中力も落ちるし大変です。

「頭痛」

【原因】主な原因としては、血管が急激に広がること、首や肩の筋肉のこわばり、目・鼻・歯などの痛みによる影響(えいきょう)、頭部の神経に何らかの刺激(しげき)が加わることなどがあります。原因がはっきりしない場合も多くあります。【治療(ちりょう)】痛みが軽い場合は鎮痛剤(ちんつうざい)で治まる場合もあります。ほかには、症状(しょうじょう)や原因に合わせて血管を収縮させる薬、筋肉や心の緊張(きんちょう)を和らげる薬、酸素の吸入などさまざまな治療法があります。また、予防するために薬を使うこともあります。

【注意】脳腫瘍(のうしゅよう)、脳卒中(のうそっちゅう)など、生命に関わる病気が原因の場合もあります。痛みが激しい場合には、早めに医師に相談しましょう。

脳卒中(のうそっちゅう)

血管が詰(つ)まって、正常に血液が流れなくなってしまう症状。

脳卒中

血管がやぶれるとてもこわい病気なんです。

脳卒中とは、正式には「脳血管障害」といいます。脳の血管の障害による病気で、血管が詰(つ)まったり破れたりすることによって起こります。
血管が詰(つ)まる病気・・・脳梗塞(のうこうそく)
血管が破れる病気・・・脳出血、クモ膜下(まくか)出血など

【主な症状(しょうじょう)】手足が動かしにくい(片側のことが多い)、頭痛、めまい、吐き気(はきけ)、視野が狭(せま)くなる、言葉がうまく出ない、意識がなくなるなど

【注意】脳卒中は脳がダメージを受ける病気です。命に関わることもあるので、症状(しょうじょう)が見られたらすぐに病院で治療(ちりょう)を受ける必要があります。 一刻も早い適切な処置を行うことで麻痺(まひ)や言語障害などの後遺症(こういしょう)が残りにくくなります。

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