傷ませない・腐らせたくない! 野菜を長持ちさせ食品ロスへ

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こんな経験ありませんか?

気付いたら冷蔵庫の中で野菜が変に柔らかくなっていた、傷んでいた、腐ってた…

なんて経験をした方はたくさんいるはずですよね。

毎日取り入れたい野菜は、少しでも長持ちさせて最後まで使い切りたいのが人情だと思います。

今回は野菜が長持ちするアイデアを紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。

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冷蔵庫でも野菜が傷む理由は?

野菜が傷む理由には、野菜に付着している微生物の増殖、老化ホルモンとも呼ばれるエチレンの生成などがあります。

微生物が増殖してしまうことで腐敗が進むことや、エチレンにより野菜が成熟されてしまうことで野菜が傷んでしまうのです。

また野菜の鮮度が落ちる要因として、乾燥してしまうこともあげられます。

意外と冷蔵庫内って乾燥しているんですよ。

野菜を長持ちさせて最後までおいしく使い切るには、これらの影響を少なくすることがポイントです。

野菜が長持ちさせるポイント

野菜を冷蔵庫で保存する際のポイントと、冷凍保存の方法についても紹介します。

冷蔵が必要な野菜は購入後すぐに冷蔵庫(野菜室)へ

野菜を劣化させてしまう微生物は、温度が低い場所では増殖がゆっくりになります。

買ってきて室温に置いたままにしておくと、微生物が増えやすい環境に放置してしまうことになるんです。

冷蔵が必要な野菜やカットされた野菜は、購入後なるべく早く冷蔵庫(野菜室)に入れて保存するのがポイント。

乾燥させないようにする

冷蔵庫内は乾燥しやすいこともあり、野菜の新鮮さが失われてしまう一因があるんです。

冷蔵庫内で乾燥しないよう対策することで、新鮮さを保てます。

たとえばネットに入ったオクラや、大根まるごと1本などの包装されていない野菜は、ポリ袋に入れたりラップで包んだり、新聞紙やキッチンペーパーで包んだりしてから冷蔵庫に入れるのがポイント。

また水分の多い白菜、きゃべつなどは、芯の部分に濡らしたキッチンペーパーをあて、ラップで包むことで乾燥を防げます。

このように、野菜によって保存方法を工夫して、乾燥させないよう対策して野菜を少しでも長持ちさせることに役立ちます。

鮮度保持袋を使う

「鮮度保持袋」といわれる野菜の保存用袋を使うことで、エチレンによる野菜の老化を防ぐのに役立ちます。

製品により仕組みはさまざまですが、袋がエチレンを吸着分解するほか、野菜が適度な湿度になるよう工夫されているものもあるようです。

使い方は簡単で、買ってきた野菜を鮮度保持袋に移し替えるだけなんです。

これだけで保存期間を延ばすことができるなんて嬉しいですね。

「鮮度保持袋」はスーパーや100円ショップなどで比較的安価に手に入りますので、ぜひ手に試してみて下さい。

冷蔵庫に入れない方が良い野菜は常温で


冷蔵庫に入れない方がいい代表的野菜、フルーツは以下のとおりです。

  • トマト
  • きゅうり
  • なす
  • さやいんげん
  • さつまいも
  • ショウガ
  • バナナ
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • パイナップル

これらは、冷蔵庫に入れると、味や食感が落ちてしまったり、傷みやすくなったりすることがあります。

そのため、常温で保存するのがおすすめです。

また、冷蔵庫に入れても問題ない野菜でも、冷蔵庫に入れると栄養価が下がってしまうものもあります。

例えば、ほうれん草やブロッコリーは、冷蔵庫に入れるとビタミンCが減少してしまうため、常温で保存するのがおすすめです。

野菜の保存方法は、野菜の種類によって異なります。

そのため、野菜の保存方法について、詳しく知りたい場合は、インターネットや料理本などで調べてみてはいかがでしょうか。

意外と勘違いしてることに気づくかもしれませんよ。

冷凍出来る野菜は新鮮なうちに冷凍する

意外と多くの野菜は冷凍保存ができ、冷蔵保存に比べると長持ちします。

保存期間は1~2か月程度が目安です。

野菜をまとめ買いしたり、たくさん貰ったりした場合は、新鮮なうちに冷凍しておくと便利ですよ。

冷凍できる野菜として白菜やきゃべつ、小松菜、にんじん、きのこなどは生のまま冷凍できます。

切ってから冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば、使いたいときに使いたいだけ取り出せて便利なだけでなく、そのまま使えるので調理時間の短縮にもつながります。

ただし、残念な事に保存期間が長くなるのですが冷凍するとシャキシャキ感がなくなってしまいます。

冷凍した野菜はスープや煮びたし、煮物などの料理に使うなどにしてはいかがでしょうか。

最後に

野菜は工夫次第では何もしないより長持ちしてくれます。

手間は掛かりますが、野菜を長持ちさせる事は食品ロス対策としても役立ちます。

もう気づいたら傷んでいた!なんてことが減らせるよう、できそうな工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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