10月の行事

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年間行事

10月になると朝夕は肌寒い日も増え、早いところでは紅葉も始まります。狂ったような暑さも過ぎ過ごしやすい気候に変わり、家族や友達同士で、いろんなところへ出かけする方も多いでしょう。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など、過ごし方も様々です。

今回は、10月のイベント・行事・記念日・風物詩を調べてみました。

 

10月のイベント・行事・記念日・風物詩

 赤い羽根共同募金

 昭和22年(1947年)に市民主体で「国民たすけあい運動」としてスタートし、翌年から寄付をすると赤い羽根を渡すようになり「赤い羽根募金」「赤い羽根共同募金」と呼ばれるようになりました。

その後、社会福祉法という法律をもとに、中央共同募金会が主催して現在も続いています。赤い羽根以外の色の募金もあるようです。昔はこの時期、胸に赤い羽根を刺していないとケチ臭い人間と見られてないか気になる時期もありました。又指すことでいろいろな場所で行っている募金を募っている列を堂々と通れる手形代わりに使ってました。

では、赤い羽根共同募金ってついて使い道や時期や期間、募金額の相場そして緑の羽根との違いは何なんでしょう。調べてみました。

私たちの生活の中で身近に参加できるボランティア活動の一つとして募金というものがあります。募金のひとつとして、毎年決まった時期になると駅や学校で呼びかけが始まる、「赤い羽根」や「緑の羽根」の募金があります。

赤い羽根共同募金

赤い羽根共同募金は、民間の運動として昭和22年(1947年)に市民が主体の取り組みとして「国民たすけあい運動」という名前でスタートしました。

翌年からは寄付をすると赤く染められた羽根を渡すようになり、「赤い羽根募金」または「赤い羽根共同募金」と呼ばれるようになりました。

赤い羽根を渡すようになったのは、赤い羽根がアメリカなどで「勇気」や「良い行い」の象徴とされていたことが由来といわれています。

当初は戦後復興の一環として、福祉施設を中心に資金支援する活動として行っていましたが、その後「社会福祉法(旧・社会福祉事業法)」という法律をもとに中央共同募金会が主催として現在も行われている募金活動です。 

募金の使い道

募金の約70%は、募金をした市区町村で使われ、残りの約30%は市区町村を超えた広域的な課題を解決するために、都道府県の範囲内で使われます。

使い道は、高齢者福祉施設への助成学童保育、地域防犯活動、障害者への活動支援など用途はさまざまですが総括すると地域福祉活動の為の募金です。また災害時には、義捐金募集やボランティア活動支援なども行われています。

自治体ごとにHPなどで使い道を公表していますので、確認してみるといいです。

時期と期間

赤い羽根共同募金運動は毎年10月1日~12月31日の間に行われます。思っていたより期間が長かったです。毎年12月には共同募金運動の一環として歳末たすけあい募金も行われています。

歳末たすけあい運動には地域歳末たすけあい運動とNHK歳末たすけあい運動があります。

募金額の相場

募金は善意で行われ、強制的に行われるものではありませんので、金額は定められてはいません。がやはり気になります。駅前や店頭などでの募金は、おつりを全部とか、お財布の小銭を全部という人もいれば、気持ちだから・・・と1円や5円を募金する人もいますし、紙幣を募金する人もいます。

学校や町内会などになると「100円以上」とか「一口100円」というように、ある程度決められていることがあります。これも、学校や町内会によってさまざまです。

例えば、一世帯1000円の地域もあれば、家族の人数×100円の地域などがあります。

町内会によっては、町内会費が2800円なので募金を200円にすることで、ぴったり3000円になり集金しやすくしている・・・ということもあるようです。

募金は、多数の人達の善意から成り立つものです。額など気にせずに参加することが大切だと思います。

緑の羽根募金

「緑の羽根募金」は国土緑化運動のシンボルとして戦後の荒廃した国土に緑を復活させる目的で昭和25年(1950年)に始まったものです。

森林設備等の推進、植林活動などを支援することを目的とした募金です。

平成7年(1995年)に緑の募金による森林設備等の推進に関する法律(緑の募金法)が定められ、名称も「緑の募金」と改められました。

国土緑化推進機構が主体として行っている募金で、毎年農林水産大臣の定める期間内に限って募金活動を行っています。

春と秋に募金期間があり、春の募金月間は2月~5月、秋の募金期間は9月~10月です。このうち、とくに緑の月間(4月15日~5月14日)を「全国一斉強調月間」として、イベントやキャンペーンなどを集中して行っているようです。羽根の色が違うだけではなかったのですね。

 

その他の募金

赤い羽根や緑の羽根以外にも、○○の羽根募金というものが存在します。

青い羽根募金

 日本水難救済会が主催として行っている募金です。特に7月~8月の2ヶ月間は「青い羽根募金強調運動期間」として全国的に活動をしています。

おもに海難救助の際に使用するライフジャケットやロープなどの設備整備に使われます。

黄色い羽根募金

 石川県の腎友会が主催で行われている募金で、臓器移植に対する理解と関心を高め、臓器移植の推進を行うために用いることを目的とする募金です。 9月1日~11月30日を強化月間としています。

水色の羽根募金

漁船海難遺児育英会が主催で行われている募金で、漁業従事中などに海難事故などで死亡・行方不明になった方の遺児の学資、奨学金などの育英事業にあてられます。 

今まで使い道などをぼんやりとしか意識していませんでしたが、目的を知ることによって

募金への意識は変わってくるような気がします。ほんの少しの協力でもその小さな一歩によって、地域社会への貢献や森林保護への手助けになる事を意識しつつ募金にも協力的になりたいです。

鉄道の日

鉄道の日には、乗り放題パスや乗り放題切符などは販売され、全国各地で鉄道に関するイベントも行われます。乗り放題パス、乗り放題切符は利用区間や利用期間がありますので、ご購入の際にはきちんと確認して上手く活用しては如何でしょうか。

行楽シーズン到来、秋真っただ中の10月に「鉄道の日」という記念日があるのはご存知でしょうか? 長距離移動の手段や通勤や通学の足として我々の生活に欠くことのできない鉄道。その鉄道を記念するの日っていつなのでしょうか?限定のサービスや各地で行われているイベントにはどんなものがあるのか調べてみました。 

 

鉄道の日にち

鉄道の日は毎年10月14日です。2020年は10月14日(水)になります。

この記念日は、1872年10月14日(旧暦9月12日)に新橋駅(後の汐留貨物駅※現在は廃止)と横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)とを結んだ日本初の鉄道が開業したことと、1921年10月14日に鉄道開業50周年を記念して、東京駅丸の内北口に鉄道博物館(初代)が開館した事を記念して、翌年1922年から鉄道記念日として鉄道省(現在の国土交通省の前身)により制定されました。 1949年には日本国有鉄道の記念日となり、国鉄がJRグループになった後もJRグループの記念日として祝われていました。

その後、1994年に運輸省(現・国土交通省)が「鉄道記念日のままではJRグループ色が強い」という提案で「鉄道の日」に改称され、JRグループを始めとしたすべての鉄道事業者が祝う記念日となりました。

秋の乗り放題パス

1996年から2011年までの間に「JR全線乗り放題きっぷ」という乗車券が販売されていましたが、こちらをJR発足25周年記念として2012年からリニューアルされ現在は秋の乗り放題パス』という名前で特別企画乗車券として販売されています。 2019年の情報です。

2019年の発売期間と利用期間は以下のとおりです。

発売期間
2019年10月1日(火)~2019年10月25日(金)

利用期間
2019年10月12日(土)~2019年10月27日(日)のうち連続する3日間 

基本的な使用方法(乗れる電車・乗れる列車)は青春18きっぷと同様ですが、注意したいのは有効期間が利用開始日から連続した3日間となっている点です。また、1枚の「秋の乗り放題パス」を複数人で同時に使う事は出来ません。

価格は大人:7,850円、子供:3,920円でした。

JR西日本一日乗り放題きっぷ

2016年までJR西日本で販売されていた『鉄道の日記念JR西日本1日乗り放題きっぷ』(2017年は『JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ』)の2019の発売予定はないそうです。 毎年同じように発売さていないようなのでその都度問い合わせして下さい。

鉄道の日のイベント

鉄道の日には全国各地で大小さまざまなイベントが行われていますが、その中の一部をご紹介したいと思います。

2019年の情報です 

「鉄道フェスティバル」 (東京都:日比谷公園)2019年10月12日(土)・13日(日) 10:00~17:00 
YOKOHAMAトレインフェスティバル2019 (東京都:横浜新都市プラザ・ポルタ商店街特設会場)2019年10月5日(土)・6日(日)

第1会場が横浜新都市プラザ(5日9:45~17:00、6日10:00~17:00)
第2会場がポルタ商店街特設会場(各日9:30~16:00) 

岡山電気軌道・JR西日本「2019 鉄道の日フェア」 (岡山県:岡山電気軌道 東山車庫,岡山駅前広場ほか)2019年10月14日(月・祝) 10時~16時 岡山電気軌道 東山車庫会場は15時まで 

富山ライトレール「鉄道の日記念!運転体験会&車両基地見学会」 (富山県:富山ライトレール本社)2019年10月12日(土)  午前の部 10:00~11:30 午後の部 13:30~15:00
 
中部運輸局「第26回鉄道の日記念イベント」 (愛知県:金山総合駅連絡通路橋イベント広場など)2019年10月12日(土)・13日(日)金山第一会場 12日(土)10:15~16:00 13日(日)10:00~15:00金山第二会場 12日(土)10:15~16:00 13日(日)10:00~15:00金山第三会場 12日(土)10:00~16:00 13日(日)10:00~15:00 一部イベントは20日(日)まで開催
JR東海 大垣車両区の一般公開 (岐阜県:大垣車両区)2019年10月14日(日) 9:30~14:30 京都市交通局 第22回 地下鉄醍醐車庫見学会 (京都府:京都市営地下鉄東西線醍醐車庫)2019年10月13日(日)9:30~15:00 事前申込が必要。応募者多数の場合は抽選。 

ご紹介したイベントはほんの一部ですが、お近くの地域でも様々なイベントが行われているかと思います。お得な乗車券も販売予定ですので、いろいろなイベントに足を運んでみるはいかかでしょうか。

 

スポーツの日

昭和39年(1964年)10月10日、日本で初めてとなる五輪大会「東京オリンピック」の開会式が行われました。

これを記念して昭和41年(1966年)から国民の祝日に関する法律に基づき10月10日が体育の日に制定されました。その由来から「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨として制定された祝日です。平成12年(2000年)から体育の日は10月の第2月曜日に変更されました。

令和2年(2020年)から「スポーツの日」と名前を改め、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるため、スポーツの日は2020年に限り7月24日(金)に移動しています。

スポーツの秋、過ごしやすい気候もあいまって普段より運動への意識が高まる季節です。「スポーツの日」は日本の祝日の一つですが、どういった理由でこの祝日は生まれたのでしょうか。 また2020年のスポーツの日はいつになるのかや、各地で行われるこの日ならではのイベントなども調べてみました。 

スポーツの日の意味と由来

令和2年(2020年)から「スポーツの日」という名前になりましたが、それ以前は「体育の日」でした。 

1964年10月10日、日本で始めてとなる五輪大会「東京オリンピック」の開会式が行われました。これを記念して昭和41年(1966年)から国民の祝日に関する法律に基づき10月10日が「体育の日」に制定されました。

「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨として制定された祝日です。 東京オリンピックは夏季オリンピックですがなぜ10月10日という少し遅めの日付が開会式になったのでしょうか。実はこれには理由があり、10月10日という日は東京地方では秋雨前線が去った後の「晴れの特異日」だと言われていたからだそうです。

晴れの特異日とは、その前後の日と比べて偶然とは思えないほどの確率で特定の気象状態(晴れ)が現れる日のことです。つまり高確率で晴天に恵まれるであろうという日だったのです。

しかし、実際の気象データなどの統計結果によると10月10日と前後の9日と11日の晴れの確率はさほど変わらず10月10日は厳密には晴れの特異日ではないそうです。 

その後、国民の余暇を増やす事を趣旨として一部の祝日を月曜日へ移動させるというハッピーマンデー制度の導入により、2000年から体育の日は10月の第2月曜日に変更されました。しかし、歴史的な出来事によって制定された祝日が全く縁(ゆかり)のない日付に移動するため、この制度に対しては批判も多いです。 

平成29年(2017年)ごろから、スポーツ議員連盟が「体育の日からスポーツの日に名称を変更しよう」と活動を始めました。

「体育」とは体を成長、発達させるための教育であり、そのための技術や知識を習得させる強化という教育的な意味合いが強かったため、純粋に運動を楽しむことを表現するために世界的に使われている「スポーツ」という言葉に変更することが目的です。

平成30年(2018年)6月の衆議院本会議で、令和2年(2020年)から「体育の日」を「スポーツの日」という名称を変更するという改正法案が可決されました。 

 

スポーツの日

2020年のスポーツの日は7月24日(金)です。 

本来なら10月の第2月曜日が「スポーツの日」ですが、2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されるため、この年に限り、スポーツの日は7月24日に移動しています。移動する目的は、開会式や閉会式には、世界各国の要人が参加するため、警護が厳重になるので、警護をスムーズに行うために、開会式や閉会式前後に祝日を移動させ、通勤通学を無くして交通機関の混雑を緩和させるためといわれています。

英語でのスポーツの日

スポーツの日は英語で、「Health-Sports Day」または「National Sports Day」と言います。 

スポーツの日のイベント

スポーツの日に行われるイベントを一部ご紹介します。 

2019年の情報です

新宿スポレク 2019(東京都)

こどもから大人まで気軽に参加出来るスポーツ・レクリエーションの祭典です。

新宿コズミックセンター、新宿スポーツセンター、都立戸山公園などで開催されます。

辰巳スポーツフェスティバル(東京都)

国際大会等も開催されるスイマーの聖地が無料で利用できますます。

当日は、様々なイベント盛りだくさん。

オリンピアンによるレッスン、楽しいウォーターアトラクション、水泳の他にも体操教室等、すべて無料で参加できます。

第31回 出雲全日本大学選抜駅伝(島根県)

1989年から始まった大会で、毎年体育の日に行われています。

出雲大社から始まり大学駅伝シーズンの幕開けを飾る大学三大駅伝のひとつです。

サイクル耐久レースin岡山国際サーキット2019(岡山県)

家族から本格派まで楽しめる自転車耐久レースです。2時間、3時間、5時間の耐久レース。ファミリーやママチャリコンビ、キッズレースなども開催されます。 

この他にも全国各地で様々なイベントが開催されています。

地域によってはスポーツセンターの利用料金が半額になったり無料になったりといったサービスもあるようなので、お近くの情報を調べてみると面白いかもしれません。

せっかくのスポーツの日ですので、普段運動にあまり関心がない方も運動をする習慣を作るいいきっかけになるといいです。

神嘗祭(かんなめさい)

五穀豊穣の感謝祭で、その年の最初に収穫した稲穂「初穂」を伊勢神宮にお祀りされている天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお供えし、感謝する日です。

伊勢神宮では毎年10月17日に神嘗祭が執り行われ、伊勢市内では神嘗奉祝祭が行われ、全国各地のお祭りや伝統芸能が奉納され、収穫の喜びと五穀豊穣の感謝をわかちあいます。秋に行われる宮中祭祀(きゅうちゅうさいし 神事の中心である天皇陛下が国家と国民の安寧と繁栄を祈って、神や祖先を祭ること)の中に、神嘗祭と新嘗祭というものがあります。 神嘗祭の読み方は「かんなめさい」で、「かんなめのまつり」「かんにえのまつり」とも読みます。

神嘗祭

神嘗祭とは五穀豊穣の感謝祭にあたり、その年の最初に収穫した稲穂「初穂」を伊勢神宮にお祀りされている天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお供えし、感謝するお祭りです。日本神話で天照大御神が天上の高天原(たかまがはら たかまのはら)で初穂を食されたことに由来し、伊勢神宮では毎年10月17日に神嘗祭が執り行われ、その年の初穂を天照大御神にお供えします。 

これに合わせて伊勢市内で神嘗奉祝祭が行われ、全国各地のお祭りや伝統芸能が奉納されされ、収穫の喜びと五穀豊穣の感謝を分かち合います。日本各地の有名なお祭りを一度に見ることができます。 

西暦721年に始まった行事とされ、もともとは旧暦の9月17日に行われていましたが明治5年(1872年)に新暦の9月17日に実施されるようになりました。しかし、9月17日では稲穂の成長が不十分の時期ということもあり、明治12年(1879年)に10月17日に変更されました。

新嘗祭

新嘗祭とは五穀豊穣の収穫祭にあたり、新嘗の「新」は新穀(初穂)を、「嘗」はご馳走を意味し、天照大御神はじめ天神地祇(てんじんちぎ すべての神々)に初穂をお供えして、天皇陛下自らも初穂を召し上がり、神様の恵みによって初穂を得たことを感謝するお祭りです。 

起源がいつなのか特定されていませんが、日本書紀によると「飛鳥時代の皇極天皇の時代(西暦642-645)に始まった」と伝えられており、万葉集には新嘗祭にまつわる和歌も存在します。新嘗際は毎年11月23日に行われる宮中祭祀で、宮中恒例祭典の中でも最も重要なものとされています。

宮中恒例祭典とは元日に行われる四方拝(しほうはい)をはじめ、春分の日、秋分の日に行われる春季・秋季皇霊祭(こうれいさい)、6月30日と12月31日に行われる大祓(おおはらい)など20件ほどあり、毎年執り行われる宮中祭祀のことをいいます。

明治時代になり太陽暦が導入され、そのまま旧暦の日付を使うと、「新嘗祭」は翌年1月になってしまい、「今年の収穫に感謝する日」の意義にそぐわなくなっ てしまうので、新暦の11月の2回目の「卯の日」に行うこととし、これがたまたま11月23日に当たったので、それ以降この日に行われるようになりました。

天皇陛下が天照大御神はじめ天神地祇に初穂をお供えになり、感謝の祈りをされたあとに、初穂をお召し上がりになります。

日本神話では、天皇は天照大御神の子孫ですので天皇自らが食すことで新たな力を得、翌年の豊穣を約束するものとされてきたといいます。

第二次世界大戦後、GHQによって国家神道の色が強い「新嘗祭」という祭日を排除し、別の名前の祝日にするよう提案があり、天皇の国事行為という要素を取り除き改めて祝日にしたのが「勤労感謝の日」です。

神嘗祭と新嘗祭の違い

どちらも五穀豊穣を感謝するお祭りで、内容が同じように見えますが違いもあります。神嘗祭、新嘗祭を要約すると以下のようになります。 

神嘗祭

毎年10月17日に執り行われ、伊勢神宮においてその年に収穫した新穀を奉納する儀式であり収穫された初穂を天照大御神にお供えし、五穀豊穣を感謝します。

新嘗祭

毎年11月23日に宮中三殿の神嘉殿(しんかでん)で執り行われます。新嘗祭では収穫された初穂を天照大御神はじめ天神地祇にお供えし、五穀豊穣を感謝したあと天皇陛下も初穂を召し上がります。

宮中三殿とは、皇居内にある神道の神を祀る、賢所(かしこどころ)、皇霊殿(こうれいでん)、神殿(しんでん)の総称です。宮中三殿に付属して構内に神嘉殿があります。

「勤労感謝の日」には「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」という意味があります。

新嘗祭から勤労感謝の日へと変更されましたが、呼び名は変わっても「収穫を祝い感謝する」という本来の意味は変わらないのではないでしょうか。

神嘗祭も新嘗祭も、宮中行事、神事であることから、われわれ一般人にはあまり馴染みのない行事のように思ってしまいますが、古来より日本では稲作が生活の基本になっていましたので、日本各地で初穂の収穫を祝い感謝する「収穫祭」や神社では「秋季大祭」が行われています。収穫を祝い感謝する気持ちは日本人の心の中に根付いているものなのでしょう。

初穂(新米)をいただくときは、古来より続く伝統ある行事に思い出してみてはいかがでしょう。

十三夜(じゅうさんや)

9月に十五夜があります。

その約一か月後に訪れるのが十三夜で、あまりすっきりしない天気が多い十五夜に比べて、十三夜は晴れることが多いといわれています。

十五夜のお月見はしたけれど、十三夜はお月見をしなかったというのは「片月見」といって縁起が悪いそうなので、2か月続けてお月見を楽しんでみてはいかがでしょう。

日本には昔から十五夜の日にお月見をする風習がありますが、十五夜以外にもお月見を楽しむ日があるのをご存知でしょうか? それは「十三夜」と呼ばれています。あまり聞き慣れない言葉ですが、十三夜とはどういった日なのでしょうか。また、その意味や楽しみ方についても調べてみました。 

日本には昔から十五夜の日にお月見をする風習がありますが、十五夜以外にもお月見を楽しむ日があるのをご存知でしょうか?それは「十三夜」と呼ばれています。あまり聞き慣れない言葉ですが、十三夜とはどういった日なのでしょうか。また、その意味や楽しみ方についても調べてみたいと思います。

十三夜

十三夜の読み方は「じゅうさんや」です。十三夜とは十五夜の約一ヶ月後に巡ってくる月の事を言います。旧暦の9月13日頃の月の事を言い、新暦では10月の中旬から下旬ごろに巡ってきます。今年2020年の十三夜は10月29日(木)です。 

十五夜の事を「中秋の名月」と呼ぶのに対して十三夜は「後の名月(のちのめいげつ)」と呼ばれます。また、十三夜は十五夜の後に巡ってくるので「後の月(のちのつき)」と呼ばれたり、栗や大豆(枝豆)をお供えする事から「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。 

十五夜はあまりすっきりしない夜空が多いのに対して、十三夜は晴れる事が多いようで『十三夜に曇りなし』という言葉もあります。 

十三夜の始まり

十五夜のお月見の風習は中国から伝わってきて、平安時代の頃に広く伝わった風習ですが、この十三夜は日本固有の風習です。 

延喜19年(919年)に宇多天皇が十五夜の宴に加えて、9月13日にも観月の宴を行ったのが十三夜の月見の始まりと言われています。また、秋の収穫祭の一つだったのではないかとも言われています。 

十五夜の次いで美しい月と言われ、一般的に十五夜にお月見をしたら十三夜にも必ずお月見をするものとされていました。これは十五夜だけを鑑賞することを『片月見』と呼び、縁起がよくないと言われていたからです。

十五夜や十三夜は二回来る

旧暦の太陰太陽暦は、3年に1度季節の調節の為に「閏月(うるうづき)」というものが発生します。旧暦は、月の満ち欠けを基準としてしているので、一か月は新月から次の新月までの平均して29.5日間で、一年間が354日になります。

太陽の動きを基準とする1年より11日短く、3年で約一か月のズレが生じることになります。そうすると、実際の季節とだんだんズレてしまうことになります。そのズレを解消するために月と月の間に挿入されるのが閏月なのです。

例えば、四月の後に挿入された場合は「閏四月」などと前月の名前の前に閏とつけて挿入されています。この閏月が8月や9月の後に挿入された年には、旧暦で8月15日、そして9月15日が2度巡ってくる事になり、十五夜や十三夜を2度行う年が発生していました。

こういった場合、二度目についてはそれぞれ『後の十五夜』『後の十三夜』と呼ばれていました。

この珍しい閏月による「後の十三夜」ですが、近年では2014年11月5日に約171年ぶりにが発生しました。 

十三夜のお供え物

十三夜もお月見のお供え物は十五夜と同じく、すすきや月見団子をお供えします。

それ以外にも、大豆や栗など秋の農作物を中心にお供え物を揃えます。ススキ以外に秋の七草を供えられる事もあるそうです。今までお月見と言えば十五夜のイメージでしたが、十五夜だけでは片月見という状態だったのですね。せっかくですので今年のお月見は「中秋の名月」も「後の月」もどちらも楽しんで縁起を担ぎたいものです。

ハロウィン

10月といえば、ここ数年でとても盛り上がっているハロウィンがあります。こんな行事は子供の頃は言葉すら知りませんでした。

もともとは宗教的な行事だったのですが、アメリカや日本では宗教的な意味合いはなく、季節のイベントとして多くの人が楽しんでいます。仮装をして、普段とは違う雰囲気でパーティやパレードを楽しんではいかかでしょう。

ハロウィンは日本にいつから定着したのか起源と歴史。海外との違いはあるのでしょうか。

 

暑さが和らぎ、秋の気配を感じる頃、街はハロウィンの装飾で賑やかになっていきます。ハロウィンは、各地でイベントが開催され、すっかり定着しているようにも見えますが、これほど盛り上がるようになったのは、ここ数年のことのように感じます。

今回は、ハロウィンがいつから定着したのか、海外と日本の違いについても調べてみました。 

ハロウィンの起源と歴史

ハロウィンの起源は、古代ケルト人が行っていた秋の収穫祭や悪魔祓いの儀式で、アイルランドやスコットランドから始まったといわれています。

古代ケルト人たちは、11月1日を新年としていました。そして、大晦日にあたる10月31日には、死者の魂が家族に会いに来ると考えられており、この時、悪霊も一緒に来ると信じられていました。

悪霊は、子どもをさらったり家畜や農作物に悪さをするということで、悪霊を驚かせ、追い払うために、仮面をかぶったり、魔除けのたき火をしたそうです。

その後、ケルト人はキリスト教のカトリック系民族に侵略されてしまいますが、ケルト人のこの風習は排除されることなく、キリスト教に取り入れられました。

キリスト教では、11月1日を諸聖者の日(All Hallow’s Day)といい、全ての聖人と殉教者を記念する祝日となっています。

そして、その前夜の10月31日は「All Hallow’s Even(諸聖者の日の前夜)」と呼ばれ、それが「Halloween」または「Hallowe’en」と略されたのがハロウィンの語源となっています。ハロウィンが大々的に行われているのは主に英語圏ですが、特に、ハロウィンの始まりの地であるアイルランドでは、10月最後の月曜日が祝日となっており、ハロウィンを祝う習慣が最も純粋な形で残っています。

また、同じ英語圏であっても、もともとはケルト人の宗教的なお祭りであるということ、キリスト教の影響があるということから、信仰している宗教によってはハロウィンを行わない人がいますし、ハロウィンを行うことを控えるよう注意されることもあるそうです。また、現在アメリカなどでは宗教的な意味合いはほとんどなくなり、民間行事のひとつとなっているようです。 

ハロウィンといえば、かぼちゃを思い出す方も多いと思うのですが、このかぼちゃは「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれ、中をくりぬいてろうそくを灯し、ランプのように使います。元々、ケルト人はかぼちゃではなくカブを使って魔除けにしていたそうです。

しかしアメリカに伝わった時、アメリカでカブはあまり馴染みがなく、代わりにたくさん収穫されるかぼちゃを使ったため、それが定着したのだそうです。

ハロウィンの始まりの地であるアイルランドやスコットランドでは、現在でもカブを使っているそうです。「ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-Lantern)」は日本語に訳すと「吊り下げ式のランプを持っている男」です。

これはアイルランドに住んでいた乱暴者で酒好きの「ジャック」という男の物語が由来になっています。ジャックは、ハロウィンに悪魔に魂を奪われそうになった時、悪魔を巧みに騙して魂を取らないよう約束させます。

その後、ジャックは年老いて死んでしまい天国へ行こうとしますが、生前悪いことばかりをしていたため天国へ行けませんでした。

仕方なく地獄へ向かうと、地獄の入り口には昔、騙した悪魔が立っており「お前の魂は取らないと約束した」と、ジャックを地獄へ入れてくれません。

天国にも地獄へも行けないジャックが困っていると、悪魔は「元いた場所へ戻ればいい」と言い、ジャックはトボトボと歩き始めます。 

しかし、その道はとても暗く歩きづらいので、ジャックは悪魔に「私に灯りをください。」とお願いをしました。

すると悪魔が地獄の火種を分けてくれたので、近くにあったカブをくりぬいてランタンを作り、永遠にこの世とあの世をさまよい歩くようになったといわれています。 

この時ジャックが持っていたランタンが、いつしか魔除けのために飾られるようになったのだそうです。

いつから日本にハロウィンが定着

日本では、1970年代にキデイランド原宿店がハロウィン関連商品の販売を始めました。そして、初めてのハロウィンイベントもキデイランドが販売促進の一環として1983年に原宿表参道で行った「ハローハロウィーンパンプキンパレード」だといわれており、原宿表参道を約100人の参加者が仮装してパレードを行いました。

第一回はまだハロウィンの認知度が低く、参加者は外国の方が多かったそうですが、徐々に参加者も増え、現在もこのイベントは続いています。  

日本で広く知られるようになったのは、1997年に東京ディズニーランドが、2002年にはユニバーサルスタジオジャパンが、ハロウィンイベントを開催したからだといわれています。日本の二大テーマパークが開催したことで、それまで「ハロウィン」というものを知らなかった人たちが、興味を持つようになったんです。現在もこの二つのテーマパークでは盛大にハロウィンイベントが開催されています。 

他にも、子ども英語教室でハロウィンパーティをしたことが広まった、SNSの普及によりイベントに参加する人が増えた、お菓子メーカーなどが商戦のために様々な商品を作りだした・・・など、ハロウィンが広まったきっかけは様々あるようです。 

また、ハロウィンといえば渋谷のスクランブル交差点を思い出す方も多いかもしれません。2000年ごろから渋谷のスクランブル交差点には、仮装した人たちが集まっていたそうです。2010年ごろにスマホやSNSの普及によってさらに多くの人が集まるようになり、現在では警察や機動隊が出動したり、渋谷の一部を歩行者天国にしたりするようになりました。

このように「日本ではこの年から定着した」と、明確なものはありません。

「なんとなく、このころから広まっていった」「いつの間にか定着していた」と考えた方が良いかもしれません。

海外との違い

日本のハロウィンは大人が盛り上がる季節のイベントというイメージが強いですが、先述したとおり、アメリカなどでは本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなり、子供が楽しむ地域のイベントになっているようです。

子供たちは、仮装をして「Trick or Treat(トリックオアトリート)」と言いながら各家を訪れ、お菓子をもらいます。「Trick or Treat」とは「お菓子をくれなきゃいたずらするよ」という意味があります。

この日のために大人たちはお菓子を大量に買い込み、子供たちの訪問を待つのだそうです。 また、日本のハロウィンは「仮装大会・コスプレ大会」と海外の人からは思われているようです。元々なぜ仮装をするのか?というと「悪霊を怖がらせ追い払うため」または「悪霊に仲間だと思わせいたずらをさせないため」なので、海外では魔女や悪魔、魔物の仮装がほとんどです。

しかし日本では、仮装をするものに決まりはなく、アニメや映画、ゲームのキャラクターなどに仮装し、イベントに参加している人たちは本来の意味を知らないことが多いようです。 

日本のハロウィンは、本来のハロウィンとはほとんど関係がないことがわかりました。クリスマスもそうなのですが、日本人は、海外から伝わってきた文化を、日本で独自に進化させて楽しんでしまいます。しかし、ハロウィンイベントでは、大量のゴミが放置されたり、マナーやルールが浸透していないことが問題となっています。

せっかくの楽しいイベントですから、ひとりひとりがマナーを守って参加したいです。 最後に10月は実りの季節でもあります。日本人の食生活に欠かせないお米をはじめ、いろいろな作物が収穫できることに感謝し、いろいろなお料理に挑戦してみては如何でしょう。

運動会のお弁当、ハロウィンのかぼちゃ料理、鉄道の日にはお弁当を持ってちょっと遠くまで行くっていうのは、どうでしょう。

 

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