11月の行事

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年間行事

11月のイベント・行事・記念日・風物詩

北国では本格的に雪が降り初め、ほかの地域では紅葉が見ごろを迎え、そして散っていく11月。過ごしやすい秋から、寒さの厳しい冬へと季節が移り変わっていく時期でもあります。

そんな11月にはどんなイベントや行事があるのでしょうか。今回は、11月のイベント、行事、記念日、風物詩を調べてみました。

文化の日

1948年(昭和23年)に祝日法により「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として制定された国民の祝日です。全国の美術館や博物館が入場無料で利用できますので、この機会に足を運んでみるといいです。
11月3日は文化の日です。芸術の秋真っ只中、美術館や博物館では普段より催し物がめじろおしになる日ですが、文化の日とは元々の由来 また、文化の日に無料で楽しめるスポットを調べてみました。

文化の日の由来

文化の日は、1948年(昭和23年)に祝日法により「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として制定された国民の祝日です。

11月3日という日付は、日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視していることから「文化の日」と定められました。

それ以前もこの日は旧暦の9月22日にあたり明治天皇の誕生日であったため、1873年(明治6年)から1911年(明治44年)までは「天長節」(今で言う天皇誕生日)として、そして1927年(昭和2年)から1947年(昭和22年)までは「明治節」という名前で祭日となっていました。

しかし、敗戦後の昭和22年(1947年)、当時日本を占領していたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は、「明治節」を廃止しました。

日本弱体化を考えていたGHQは、天皇と国民の繋がりを少しでも排除しようとしたのでしょう。明治節が廃止された後、11月3日を「憲法記念日」にしようという動きがありました。

日本国憲法の前の大日本帝国憲法の公布日は2月11日です。2月11日は「建国記念の日」ですが、もともとは「紀元節」といって、日本の初代天皇とされる神武天皇の即位日です。

神武天皇の即位日という縁起の良い日を選んで大日本帝国憲法を公布したことに倣って(ならって)、日本国憲法の公布日を明治節である11月3日にして「憲法記念日」にしようとしましたが、GHQから強く反対されました。

GHQは、天皇と国民の繋がりを少なくさせたい、なくしたいと考えていたため、国にとって重要な憲法記念日と、明治天皇の誕生日を結びつけたくなかったのです。

そのかわり「憲法記念日じゃなければいい」ということで、昭和23年(1948年)に「文化の日」が祝日に加えられたそうです。

昭和21年(1946年)11月3日に日本国憲法が公布されたことも、祝日となった理由のひとつだそうです。

毎年文化の日には、皇居で文化の発展に功労があった人への文化勲章の授与式が行われたり、文化庁では毎年文化の日を中心にこの期間に芸術祭も行われています。

文化の日は入場無料

文化の日は、文化に親しむ日ということで全国各地の様々な美術館や博物館が入場無料で利用できます。普段は有料の施設を無料で楽しむことができるお得な日ですのでぜひ、この機会に利用してみたいです。

全国各地の美術館や博物館で無料公開が行われているようです。おでかけになる前にお近くの施設についても調べてみてはいかがでしょうか。

日常生活の中でも文化に触れる機会はありますが、美術館や博物館などには普段あまり目にする機会がないものも多く展示してあります。

今まで知らなかった分野に興味を持ついいきっかけになりそうですね。普段はなかなか利用しない施設も、これを機会に利用してみると新しい発見があるかもしれません。

立冬(りっとう)

暦の上で冬が始まる日です。季節の変わり目で昼夜の寒暖差が厳しいころでもありますので、体調管理をしっかりして冬に備えましょう。

11月の上旬、季節としてはまだまだ紅葉シーズン真っ只中で秋の印象が強い時期ですが、少しずつ冬の気配を感じ始める頃です。この時期にも季節の節目があります。「立冬」です。

四季の冬の節目の立冬ですが、立冬とはどういったものなのでしょうか。また、この時期に食べておきたい食べ物はあるのでしょうか。調べてみたいと思います。

立冬の時期

立冬とは、二十四節気の19番目の節目で太陽の黄経が225°の時を指します。

2019年は11月8日(金)が立冬となります。

立冬の「立」には季節の始まりの意味があり、文字通り冬の始まりの日です。

秋分と冬至の中間で、暦の上では立冬から立春の前日までの間が冬となります。

立冬の頃は季節の変わり目で、昼夜の寒暖差が大きくなる時期でもあり、一年の中で最も体調を崩しやすい時期とされています。

そのため、立冬は十分な休息と栄養を取り冬を乗り越える為の準備をする期間とも言われています。

立冬に食べる食べ物

よく冬至にはかぼちゃを食べるなど、季節の行事には行事食がつきものですが立冬には明確にこれと決まった食べ物の指定はありません。

一部地域では冬瓜(とうがん)を食べるところや、中国では立冬には餃子を食べる風習があるようです。冬瓜は冬の瓜と書きますが、夏が旬の野菜です。

名前の由来は諸説ありますが「まるごと保存すれば冬まで持つ」ことからその名前がついたとも言われています。昔は夏に収穫して冬までの保存食として重宝されていたようです。

季節の変わり目でもあり、風邪をひきやすい季節でもありますのでビタミンCが豊富な冬瓜はこの季節にぴったりな野菜かもしれません。ただ、注意したいのは夏野菜ですので体を冷やす効果もありますので適度に食べるようにしたいです。

中国で餃子を食べる理由としては、寒さのあまり耳が落ちるという説があり、形が似ている餃子を食べてお祈りをする習慣があったようです。

また「立冬補冬、補嘴空」(立冬には、栄養補給を)ということわざもあるようです。

この季節に取れた旬の食べ物を温かくして食べる事により、健康な体を保ち病気を防ごうという意味合いです。しょうが・とうがらし・かぶ・かぼちゃ・ねぎ・にんにく・牛肉・ごぼう・くるみなど体を温める効果がある食材が多くありますが、うまく取り入れつつバランスのいい食事を心がけたいです。

飲み物を温かいものに変えたり、冷たい生野菜のサラダも温野菜に変えたりするのも効果的です。

立冬は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、体を温める食材をうまく取り入れつつ冬に備えてしっかりと体の準備を、そしてまだまだ暖かい日もありますが、暦の上ではもう冬の始まりですので本格的に冬が到来する前に冬支度を始める目安としてみてもいいかもしれませんね。

七五三

子どもが三歳、五歳、七歳のときに、子どもの健康と成長を願うために神社へ参拝する行事です。11月15日にこだわらず、11月に入ると日本各地の神社で七五三のお参りをする家族連れを多く見かけます。

子供の成長を祝う行事として古くから執り行われている七五三。

子供が三歳、五歳、七歳になった年の11月15日にお祝いするのが慣例となっています。

しかし、七五三の意味や由来まで知っているという方は少ないかもしれません。

そこで今回は、七五三の意味や由来・起源から「なんで11月15日なの?」という素朴な疑問まで、七五三についての豆知識をご紹介いたします。

七五三とはどのようなお祝いなのか、改めて確認した上で我が子のお祝いをするとまた違った趣があると思いますので、ぜひご覧ください。

七五三の意味や由来

平安時代においては、3歳の男女がおこなう、それまで剃っていた髪を伸ばし始める「髪置きの儀(かみおきのぎ)」、そして5~7歳になると初めて袴を身につける「袴着の儀(はかまぎのぎ)」あるいは「着袴の儀(ちゃっこのぎ)」という儀式がありました。

また、鎌倉時代には、着物を着る際に紐ではなく帯を結ぶようになることをお祝いする「帯解の儀(おびときのぎ)」という儀式が執り行われていました。

江戸時代になると、髪置きの儀が男女における3歳のお祝いとなり、袴着の儀が男の子のみの風習として制定されました。

なお、帯解の儀は室町時代では男女ともに9歳で行われていましたが、江戸時代末期から男の子は5歳、女の子は7歳になるとおこなうように変わりました。

このような室町時代からおこなわれていた儀式が江戸時代になると、武家や裕福な商人たちの間でおこなわれるようになり、明治時代にはこれらの3つの儀式をまとめて「七五三」と呼ぶようになりました。

そして徐々に庶民の間にもこのようなお祝いごとが広まり、今の七五三を形作りました。

ちなみに、11月15日に七五三のお祝いをするようになったのは、徳川家光が自身の子供である、後の徳川綱吉の健康のお祈りをした日にちが関係しているようです。

お祈りをしてもらった綱吉はその後、元気に育ったことから、この日にちを七五三をお祝いする日として定められたという経緯があります。

七五三の意味~七五三の豆知識~

現代のように、医療が発達していなかった時代では幼い子の死亡率がとても高く、「7歳までは神の子」と言われていました。このことからも分かるように、当時は7歳まで元気に成長することが当たり前ではありませんでした。

言葉を理解し始める3歳頃から乳歯の生えかわりがある7歳頃までは、成長に伴って、特に病気になりやすい年齢であると考えられていたため、子供の健やかな成長をお祈りするための行事として七五三の儀式がおこなわれていたのです。

その名残りとして現代でも七五三の儀式があります。七五三は、子供が無事に育っていることへの感謝を伝え、また、これからの成長を願う意味があると言えるでしょう。

男女の違い ~七五三の豆知識~

七五三では男の子と女の子で、お祝いをする年齢が異なります。

3歳では男女ともにお祝いをおこないますが、5歳では男の子だけ、7歳では女の子だけがお祝いをおこなうと決められています。

この年齢は、平安時代において、男女ともに髪を伸ばし始める時期の髪置きの儀式、男の衣服である袴を着始める袴着の儀式に加え、女の子が初めて本格的な着物の帯を締め始める帯解の儀式が関係しています。

3歳では同じお祝いですが、5歳と7歳の時にはそれぞれ男の子と女の子の伝統的な儀式がおこなわれていたため、現代でもその儀式に沿った年齢によって、それぞれお祝いがおこなわれているのです。

七五三は何をする ~七五三の豆知識~

3歳の時には男女ともに、5歳では男の子のみ、また、7歳では女の子のみが11月に神社にお参りに行きます。お参りに行く神社は自宅近くの神社でも、自宅から離れたところにある大きな神社に足を運んでも構いません。

また、日にちも11月15日だけでなく、祝日や日曜日など、10月末~11月中の都合の良い日にお参りに行っても問題ありません。

子供は着物を着てお参りし、場合によっては御祈祷をしてもらう方もいます。

また、お参りが終わったら親戚や近所の方に挨拶回りをしたり、食事会を開くことも多いようです。

七五三の意味

七五三のお祝いには、室町時代から受け継がれている儀式が関係していることや、11月15日が七五三のお祝いとして決められている理由など、さまざまな意味が含まれているんです。

男女においてもお祝いする年齢が異なるので注意が必要です。七五三の由来やお祝いする意味、どのようなことをするのかを理解して、素敵な七五三をお迎えください。

勤労感謝の日

「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として、昭和23年(1948年)に祝日として制定されました。

戦前は「新嘗祭」という祭日でしたが、戦後「勤労感謝の日」に変更されました。

一般的には勤労感謝の日として祝日を楽しみますが、同じ日に宮中では新嘗祭が行われているのです。

ある日の、母親と娘の会話です。娘「お母さん、11月23日は『勤労感謝の日』で祝日だけど、『勤労』ってどんな意味?」

母「『勤労』は、『働いてお金を貰う』って意味じゃない?」

娘「じゃあ、『勤労感謝の日』に感謝されるのはお父さんだけで、おじいちゃんもおばあちゃんも、お兄ちゃんもそしてお母さんも感謝されないの?そんな少ない人に感謝する日っておかしくない?」

母「そう言われればそうねぇ~。どんな日なのかねぇ~」

さぁて、あなたならこの疑問に、どう答えますか?

今回は「勤労感謝の日」を調べてみました。

 「勤労感謝の日」の時期

「勤労感謝の日」は毎年11月23日です。

「勤労感謝の日」の意味や由来

現在「勤労感謝の日」と言われている11月23日は、戦前には「新嘗祭(にいなめさい)」という、その年の収穫物に対して感謝をし、翌年も豊作であることを神様に願う皇室の行事のための「祭日」でした。

第二次大戦後のGHQによって、天皇と国民の行事の切り離しが行われ、「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として、1948年に制定された祝日法によって「勤労感謝の日」として「国民の祝日」に変更されました。

「勤労」を辞書で調べますと以下の意味が出てきます。

①心身を働かせて仕事に励むこと。
②報酬を得て,定められた仕事をすること。

ですから、「勤労感謝の日」とは、報酬を獲得する労働だけでなく、金銭を伴わない精神的なサービスなども含めたすべての労働について感謝する日ということになります。

もともと「新嘗祭」として行われていた時は、旧暦の11月の2回目の「卯(う)の日」に行われていました。

「卯の日」というのは、毎年の十二支と同じように、日にちにも十二支が割り当てられており、その「卯」に当たる日のことです。いろいろな行事が書き込んであるようなカレンダーには、「大安」などの記述と共に書き込んであります。

明治時代になり太陽暦が導入され、そのまま旧暦の日付を使うと、「新嘗祭」は翌年1月になってしまい、「今年の収穫に感謝する日」の意義にそぐわなくなってしまうので、新暦の11月の2回目の「卯の日」に行うこととし、これがたまたま11月23日に当たったので、それ以降この日で行われるようになりました。

戦後に「勤労感謝の日」と変更された時も、そのまま11月23日の日付は継承され現在に至ります。

「勤労感謝の日」のイベント

「勤労感謝の日」は祝日でお休みですし、季節的にも紅葉シーズン前後などで、お出掛けにはいちばん適した季節でしょう。この時期、日本全国各地でいろいろなイベントが開催されています。

「勤労感謝の日」の祝日にどこかイベントへお出掛けして、心身ともにリフレッシュするのもいいですし、逆にゆっくり自宅で過ごして日ごろの疲れを癒すのも大切なことです。

いずれにしても、この祝日の意味を考えながら、また明日からの仕事に取り掛かる意欲を得られると良いと思います。

11月3日と、11月23日、11月には二日間の祝日があります。紅葉が美しく、気候も穏やかな時期の祝日は、みなさんもいろんなところへお出かけすることもあるとおもいます。

「休みだ」と喜ぶだけではなく、その祝日にどういう意味があるのかを知ると、過ごし方や気持ちが少しだけ変わるかもしれませんよ。

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