今回のブログでは、花粉症の人が取るべき食品を6選んで、紹介していきたいと思います。
日本人の4人に1人が持っているのが花粉症ですが、前回までのブログでは基本となる3つの治療方法について解説をしてきました。
今回からの2回のブログでは、花粉症に対する薬以外の対策方法として食べ物に注目をして、説明をしていきたいと思います。
花粉症に薬以外で対応するには
花粉症に関する食事について、積極的に食べるべき食品を今回のブログで、そして避けた方が良い食品を次回のブログで説明をしていきたいと思います。
食事の見直しでの対応には即効性はない
初めに食生活の見直しは大事ですが薬と違って即効性はないので、日頃より意識して続けていくということがまず第1に大切なこととなります。
その上で花粉症はアレルギー反応の一種ですので、体の免疫力を高める食事というのが大事になるんです。
今回のブログでは、花粉症の人が積極的に食べるべき食品を選んでご紹介していきたいと思います。
即効性はないが花粉症にお勧めする食品とは?
花粉症の人が積極的に摂るべき食品 1・発酵食品
花粉症の人が積極的に摂るべき食品その1は、発酵食品です。
ヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品から乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を多く摂取することができます。
腸の中には、免疫の働きを担う細胞や病原体の戦う抗体などが多く存在していますので、腸内環境を整えることで免疫力アップが期待できるんです。
また乳酸菌には、免疫の過剰反応を抑える働きがあるので、花粉症による症状が緩和される可能性があるんです。
花粉症の人が積極的に摂るべき食品 2・はちみつ
花粉症の人が積極的に摂るべき食品その2は、はちみつです。
ハチミツには善玉菌のエサとなるオリゴ糖が豊富に含まれており、蜂蜜を取ることで善玉菌の働きを活発にして腸内環境が良くなることが期待できるんです。
またハチミツには、数十種類のポリフェノールが含まれているので、アレルギー反応を抑えてくれる働きも期待できるんです。
ただし1歳未満の乳児には、ボツリヌス菌のリスクになりますので食べさせないように注意をして下さい。
花粉症の人が積極的に摂るべき食品 3・根菜類
花粉症の人が積極的に摂るべき食品その3は、根菜類や海藻類です。
腸内環境を整えるためには、食物繊維を積極的に摂ることが大事ですので、レンコンなどの根菜類や海藻類を積極的に摂ると良いと思います。
ここで補足ですが食物繊維は、確かに積極的に摂ったほうがいいのですが一部の野菜や果物については、口腔アレルギー症候群という別のアレルギーを引き起こす可能性がありますので、注意が必要となります。
次回のブログで詳しく説明をしますが、スギ花粉症ならトマト、イネ科の花粉症ならメロンやスイカといった食べ物は、口腔アレルギー症候群を引き起こす可能性がありますので注意が必要なんです。
花粉症の人が積極的に摂るべき食品 4・青魚
花粉症の人が積極的に摂るべき食品その4は、青魚です。
青魚に多く含まれているEPAやDHAという成分は、ヒスタミン同様にアレルギーを引き起こすロイコトリエンが過剰産生されるのを抑える作用がありますので、お魚を取ることで免疫の働きが整えられアレルギーを抑える効果が期待できるんです。
花粉症の人が積極的に摂るべき食品 5・緑茶
花粉症の人が積極的に摂るべき食品その5は、緑茶です。
緑茶に多く含まれているカテキンは、ポリフェノールの1種で抗酸化作用があることが有名ですが、アレルギー情報の伝達物質が作られるのを抑える作用も報告されているんです。
よって緑茶はカテキンの作用により、アレルギーを抑える効果が期待できるんです。
尚紅茶についても同様にカテキンが豊富に含まれていますので、同様の効果が期待できるので同じくおすすめの飲み物となります。
花粉症の人が積極的に摂るべき食品 6・ハーブティー
花粉症の人が積極的に摂るべき食品その6は、ハーブティーです。
花粉症のアレルギーにはヒスタミンが多く関与していますが、ハーブにはヒスタミンの放出を抑える作用があると言われているんです。
花粉症の人に特におすすめのハーブティーは、レモンバームとカモミールになります。
最後に
今回は、花粉症の人が積極的に摂るべき食品について説明をしました。
薬と違って即効性があるわけではないですが、食生活を見直すことで少しずつアレルギー体質が良くなることもありますので、今回紹介した食品について意識して摂取してみるようにしてみてはいかかでしょうか。
次回のブログでは、今回と逆で花粉症の人が控えるべき食品について紹介していきたいと思います。
コメント