肌の健康に必要な栄養素はビタミンCだけじゃなかった

雑学

寒くなってくると肌のカサつきやかゆみが気にることありませんか?

冬は外気の水分量がもっとも少なくなる乾燥の季節。

また、暖房によって室内も乾燥します。

乾いた空気は肌の水分を蒸発させ、潤いを奪い、乾燥肌を作る原因の大きな一つです。

そんな時期、食事と生活に気をつけてカサカサ肌にならないように対策してみませんか。

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冬の乾燥肌対策におすすめの栄養

潤いのある肌をキープするには、肌を内側からケアしてくれる栄養素の摂取は必須条件です。

では、どのような栄養素を摂るとよいか、5つ紹介します。

冬の乾燥肌対策におすすめの栄養1・ビタミンA

ビタミンAは皮膚や粘膜を保護する働きがある脂溶性ビタミンです。

肌を乾燥から防ぎ、潤いキープに役立ってくれます。

〈ビタミンAを含む食品〉

  • にんじん
  • かぼちゃ
  • 小松菜
  • うなぎ
  • まぐろ(赤身)
  • ほうれん草など

冬の乾燥肌対策におすすめの栄養2・ビタミンE

ビタミンEは、血行をよくすることで、肌の新陳代謝を促進してくれると考えられています。

さらに、ビタミンEには抗酸化作用があり、肌のしわやたるみなどの老化の原因となる活性酸素を抑制する働きもあると言われています。

〈ビタミンEを含む食品〉

  • あん肝
  • いくら
  • うなぎ
  • かぼちゃ
  • ナッツ類
  • アボカドなど

冬の乾燥肌対策におすすめの栄養3・ビタミンB2

ビタミンB2は皮膚や爪などの細胞の再生を助けたり、粘膜を保護したりする働きがあり、肌の健康を保ちます。

〈ビタミンB2を含む食品〉

  • レバー
  • うなぎ
  • さば
  • 納豆
  • 海苔など

冬の乾燥肌対策におすすめの栄養4・ビタミンB6

ビタミンB6はたんぱく質の代謝に関わる栄養素で、皮膚や粘膜を正常に保つために欠かせないため「肌のビタミン」とも呼ばれています。

不足すると、肌荒れなどのトラブルを招く恐れがあります。

〈多く含む食品〉

  • 鶏肉
  • マグロ
  • カツオ
  • さんま
  • さば
  • にんにく
  • ゴマなど

冬の乾燥肌対策におすすめの栄養5・ビタミンC

ビタミンCは、潤いある肌の土台となるコラーゲンの生成に必要です。また抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐのにも欠かせません。

〈多く含む食品〉

  • 白菜
  • ブロッコリー
  • カリフラワー
  • いちご
  • みかんなど

食事以外でカサカサ肌を防ぐには

肌の調子をキープするには、食事以外にも生活の工夫も大切です。

ポイントを3つ紹介します。

食事以外でカサカサ肌を防ぐ1.加湿を心がける

空気の乾燥や暖房器具の使用により、肌も乾燥しやすいため、部屋の加湿が大切です。

加湿器をつける、洗濯物を干しておくなどして、出来れば部屋の湿度を50~60%に保ちましょう。

食事以外でカサカサ肌を防ぐ2.お風呂はぬるめで

皮膚のバリア機能を保つためにも、お風呂やシャワーの湯温は38~40度ほどのぬるめがよいとされています。

湯温が高すぎると、肌の保湿成分が流れ出やすくなり、乾燥などのトラブルを招く原因となります。

最近では、冬場でもシャワーのみと言う方も多いと聞きますが乾燥肌が気になる方は是非、湯船につかることをお勧めします。

食事以外でカサカサ肌を防ぐ3.肌の保湿を行う

乾燥肌を予防するには、肌の保湿をしっかりして皮膚の水分を保つことが大切です。

意外と思われれるかも知れませんが、特にお風呂上がりは乾燥しやすいため、すぐに保湿をするようにしましょう。

余裕があれば、朝にも保湿を行うようにすると、さらに乾燥を防げます。

最後に

肌の乾燥を予防するには、食事によって内側からケアすることと外側から保湿することの両方が大切でなんです。

そして充分な睡眠も。

出来る事から始めてみませんか。

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