チョコレートの原料カカオって実は凄いんですよ | 人は食べた物で創られる

チョコレートの原料カカオって実は凄いんですよ

健康維持

皆さんはチョコレートと聞くとどういうイメージをお持ちでしょうか?

そうチョコレートといえば、甘くて美味しいお菓子そういうイメージをお持ちの方が多いと思います。

大人から子供まで愛されるチョコレート。でも本来チョコレートに使われている原料カカオは甘くないんです。

なのにお店で売れているチョコレートはとても甘いですよね。

これって何ででしょう。それはカカオよりも砂糖を多く使っているからです。

実はカカオには素晴らしい栄養素がたくさん含まれています。

なので、できればカカオが多く含まれているチョコレート選んで食べるのが本来健康にいい食べ方だと思われます。

本来素晴らしい栄養素をもつかについて調べてみました。

カカオの栄養素

チョコレートの原料カカオの栄養素にはいくつかの豊富な栄養素が含まれています。

私たちの健康面やアンチエイジングに良い効果をもたらすと言われています。

カカオ自体の味は苦くて単体ではとても食べられたものではなのですがチョコレートに加工されると、おいしいだけじゃなくて健康にも良い健康食品になるんです。

カカオには聞き慣れない栄養素、カカオポリフェノール、カカオプロテイン、テオブロミン、リグニンというものが含まれています。その栄養素を調べてみました。

カカオポリフェノール

まずカカオポリフェノールについてですがこれは、チョコレートの原料であるカカオ豆に多く含まれている成分で、カカオポリフェノールは活性酸素を抑える抗酸化物質なんですよ。

抗酸化物質って美容と健康の強い味方です。ちなみに活性酸素は、一概に悪いイメージがあるんですが、体に悪い影響を及ぼす細菌やウイルスから私達の身も守ってくれる働きもしているんですよ。

なんか意外でしょ。

しかしこの活性酸素、増えすぎると健康だった臓器や皮膚骨といった部分にサビを出し始めます。

活性酸素は増えすぎると肌のシワや疲れやすさ毛量の減退などを引き起こす原因と言われています。

増えすぎた活性酸素は美容と健康の大敵です、ですから普段から意識的にこの活性酸素を増やさないような生活を心がけることが大切です。

この活性酸素を増やさない方法として抗酸化物質が含まれているものを食べることそして運動です。

しかし抗酸化物質を食べて取り入れる場合残念なことに持続性がありません。

ですから抗酸化物質は毎日少量ずつ摂取する必要があります。一度に大量に食べたからいいというものではないんですね。

カカオプロテイン

次にカカオプロテイン。意外かもしれませんけれどもカカオにもプロテインが含まれているんです。

これはタンパク質のことで炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素の一つです。

このタンパク質には、筋肉や肌を作り出すものとして体に欠かせない栄養素で、さらに身体を整えるホルモンの生成、生活する上でのエネルギーを作り出す役割を担っています。

テオブロミン

この栄養素ってあまり聞きなれない栄養素だと思いますがカフェインと同じでキサンチン誘導体の一種なんです。

これは集中力を高めたり気持ちを落ち着かれたりする効果を持っていますで、チョコを食べたあと目が覚めた感じになるのはその働きからです。

そしてコーヒーとの相性も抜群なんでよ。また気管支拡張作用や利尿、興奮作用もあります。

これは意外な効果ですね。

リグニン

リグニンは、植物由来の成分で不溶性食物繊維のひとつです。

この不溶性食物繊維は人の消化酵素では消化ができない物質です。

水に溶けない成分ですから体に通りながら腸の働きをサポートしてくれる働きをしてくれ、さらには腸内細菌を増やす効果を持っています。

ですから腸内環境を整えてくれるんですね。

腸内環境を整えることは、健康維持に必要不可欠なことですから有難いですね。

三種類の脂肪酸

この他にもカカオにはステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸という3種類の脂肪酸が含まれています。

なんか脂肪と聞くと太りやすそうに感じますが意外にもカカオの脂肪は違うんです。

特にこの中で一番多く含まれているステアリン酸は、体内に吸収されにくいという性質を持っているので体脂肪として蓄えられにくいんです。

この三つの脂肪酸は、パルミチン酸とステアリン酸が飽和脂肪酸でオレイン酸が不飽和脂肪酸という種類に分けられます。

飽和脂肪酸は構造が安定していますが不飽和脂肪酸は不安定な構造している関係で酸化しやすい性質を持っています。

これは天ぷらなどで油を使った後空気のさらしたままにしておくと変色してしまう現象と同じです 。

ですがカカオ豆に最も多く含まれているのはステアリン酸で飽和脂肪酸ですから酸化しにくい性質、ですからこれがチョコレートを長期保存できる理由になるんですね 。

アルコールと相性がいい

実は、チョコレートはアルコールとの相性がいいんです。

ご存知かもしれませんがひと頃チョコレートにお酒が入ったものが売られていました。

最近見かけなくなりましたが。チョコレートのカカオポリフェノールには、アルコールが胃に与える影響を低減する作用が期待できます。

お酒を飲みながらチョコレートをつまんで何んていうのは、理にかなっていたんですね。

その他の期待できる効果 

コレステロール値の改善、血圧低下、血管内皮機能の改善、心疾患リスクの低減、インスリン抵抗性の改善、善玉コレステロール値の上昇などにわたる効果も期待できます。

これら効果については日本のお菓子メーカーと大学によって実験が行われ臨床結果が証明されています。 

最後に

チョコレートに含まれるカカオには多くの効果が期待できます。

しかし通常お店で売られているチョコレートの中には、その栄養豊富なカカオよりも砂糖が多く含まれているものも数多く販売されています。

もしチョコレートを健康的に食べたいのであればぜひカカオ分の多いものを選んで食べてはいかがでしょうか。

おすすめはカカオが70%の前後のものが一番食べやすく栄養効果が得られると思いますよ 。

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